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神戸市長田区での屋根貼り替え工事で使用した「防災瓦」のメリット
神戸市長田区 屋根材(瓦)
【工事のきっかけ】
「過去に下屋根は貼り替えているのですが、大屋根は補修しかしておらず劣化が気になります。今のタイミングくらいしかまとまった工事は出来ないと考えておりますので、まずは屋根貼り替えのお見積もりをしていただきたいと思っております」
この様なお問合せを神戸市長田区のお客様より頂きました。
現地調査を行い、大屋根に使用されてある「和瓦」の状態を確認したところ「漆喰の劣化・瓦のズレ」などが確認できました。
屋根を貼り替える時期と判断し、下屋根に使用されている「防災瓦」への貼り替え工事をご提案しご成約となりますm(__)m
基本情報
- 施工内容:屋根材(瓦)
- 施工期間:8日間
- 築年数:33年
- 施工費用:1,300,000円(屋根) 150,000円(足場)
街の屋根やさん神戸西店の上橋です。
本日、ご紹介する施工事例は神戸市長田区で行った「屋根貼り替え工事」になります(^^)/
これまで、屋根葺き替え工事の施工事例は複数ご紹介してきましたが、新設屋根材として「防災瓦」を使用しましたので改めてご紹介していきたいと思います。
既存の瓦屋根は「和瓦」で釘などで固定されておらず、台風や地震などの影響を受けやすい瓦屋根となっておりました。
そして、そのような屋根材を貼り替える際に金属屋根やスレート屋根などを良く使用していましたが「どうしても瓦がいい」というお客様の声もありました。
そのようなお客様に最善な屋根材が、台風や地震にも強い「防災瓦」となります。
この防災瓦がどのような構造になっているのか、屋根貼り替え工事の手順と同時にご紹介していきます(*^^*)
コチラが、神戸市長田区で屋根貼り替え工事を行った既存の瓦屋根になります。
既存の瓦屋根は「和瓦」で表面は「釉薬」を塗って仕上げられている、一般的な瓦屋根ですね(^^)/
この瓦屋根は昔から馴染み深い瓦屋根となっておりますが、「土葺き工法」という工法で施工されていることが多く瓦屋根は釘などで固定されていません。
その結果、台風や地震の影響でこのように瓦屋根が浮いたりズレたりすることがあります。
<関連記事>
・「神戸市西区で台風で飛ばされた瓦屋根の、棟瓦を積み替えました」
このような瓦屋根の浮きは「瓦屋根の飛散」や「雨漏り」に発展することが多く、放置しておくのは危険ですよ(>_<)
とはいえ、屋根の上は中々確認できる場所でもありませんので、このような瓦屋根にお住いの皆さんは2年に1度くらい「屋根点検」をご依頼ください。
基本的に屋根点検は無料ですし、普段見えない場所の劣化具合を把握することができますのでお勧めですよ!!
<関連記事>
・「神戸市垂水区で瓦のズレが気になるお客様へ、屋根リフォームのお見積もり」
瓦屋根の中を確認するために1枚撤去してみました(^^)/
釘などで固定されていないので簡単に取ることができますよ。
瓦屋根を撤去すると「葺き土」が出てきましたね!
この葺き土は粘土質で瓦屋根と密着しやすい土となっておりますが、年数が経過するにつれ粘着性はなくなり「瓦のズレ」などが発生していきます。
<関連記事>
・「神戸市垂水区で瓦屋根のズレを検証!瓦屋根のズレの原因は強風?」
まずは既存の瓦屋根を撤去していきます(^^)/
土と瓦を合わせると相当な量がありますよ、、、
2トンダンプ3台分は廃材が出ました。
瓦屋根の撤去処分費用などは別ブログでご紹介しておりますのでリンクを貼り付けておきますね!!
<関連記事>
・「明石市での屋根貼り替え工事費用をご紹介します」
瓦屋根を撤去するとこんな感じです(^^)/
コチラが、瓦屋根を支えていた屋根下地となりますが「小幅板」と呼ばれる幅の狭い板を敷き詰めているだけの屋根下地ですね。
年数が経過しているせいか頼りなく見えますが、まだキレイなほうです。
それでは屋根貼り替え工事で、屋根下地を補強していきましょう(^^)/
まずは「桟木」を屋根に対し縦方向に取り付けていきます。
屋根下地の骨組みを強化するためと、空気層を設け断熱効果を高める意味がありますが、これもすでにご紹介済みですのでリンクを貼り付けておきますね!!
<関連記事>
・「明石市での屋根下地補強工事では通気断熱工法を実施」
コチラは、下地用合板になります(^^)/
厚み12ミリの板を桟木の上から貼っていくことによりしっかりとした屋根下地になりますよ。
固定方法はいつも通りビスを使用して固定しております!!
今回の屋根貼り替え工事で使用した防水シートは「改質アスファルトルーフィング」になります(^^)/
街の屋根やさん神戸西店では良く使用する防水シートで、破れにくく釘穴などから漏水しないというメリットがあります。
屋根貼り替え工事中に雨漏りを心配される方もおられますが、防水シートを貼ってしまえば雨漏りすることはありませんのでご安心ください。
コチラは、屋根貼り替えで新しく使用する「防災瓦」を引っ掛けるための「瓦桟」です(^^)/
材質は木材ですが色が緑っぽく見えるのは「防腐剤の色」になりますよ!
木材は年数が経過するとどうしても腐食してきますので、腐食しないようにあらかじめ防腐材を注入された木材となります!
屋根貼り替えで実際に使用する瓦屋根を、瓦桟に引っ掛けるとこんな感じです(^^)/
既存の瓦屋根には瓦桟が使用されておらず瓦のズレが発生していましたが、屋根貼り替え工事で瓦桟を取り付けたので新しい瓦屋根がズレることはありません!!
コチラが、神戸市長田区での屋根貼り替え工事で使用する「防災瓦」になります(^^)/
今回使用した防災瓦は「スーパートライ」と呼ばれる平板型の防災瓦ですね。
材質は既存の瓦屋根と同じく「陶器瓦」になっておりますので、硬いものが当たると割れてしまいますが、塗装などのメンテナンスは必要ありませんので長期間使用していただくことができます。
それでは、この瓦屋根がなぜ「防災瓦」と呼ばれているのかを詳しくご紹介していきましょう(^^)/
まずは1枚の瓦屋根に対して3か所も釘固定する場所があるのをご覧ください!
既存の瓦屋根は瓦屋根上部に2つの釘穴がありました(釘固定はされていませんでした)
しかし、この防災瓦には側面にも釘固定する場所があります。
この側面に釘固定することにより、瓦屋根の浮きを防ぐことができます。
台風などの強風で屋根材がめくれあがってしまうのは、このように側面の釘固定がされていないからなんですよ!!
これが防災瓦の特徴と言える部分ですね(^^)/
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更に、防災瓦は1段目・2段目・3段目と瓦屋根同士が引っかかる仕組みになっております(^^)/
これも防災瓦の大きな特徴と言えるでしょうね!!
釘でも押さえ、瓦屋根同士でも押さえることによって防災瓦を葺いてしまえば、風で飛ぶことはまずありません。
屋根の形状は現場によって様々です。
この様に寄棟形状になっている場合は、防災瓦を斜めに切断して貼っていきます(^^)/
切断時は粉が舞いやすいので掃除機付きの電動丸ノコで切断していきますよ!
屋根貼り替え工事で防災瓦を貼り終えると、各所収めていきます。
まずは「棟瓦」を取り付けるために、下地となる棟木の取り付けとなります(^^)/
45ミリ角の木材を専用の固定金具にビス止めし、真っすぐラインが出るように取り付けていきます!!
その後、「乾式自在面戸」と呼ばれる防水テープを貼っていき雨が入らないようにしていきます。
これは、既存の瓦屋根で言うところの「漆喰」の役割をはたし、漆喰と違い打ち替えなどのメンテナンスが必要ないので最近の瓦工事では良く使用されている面戸材です(^^)/
防災瓦と同質の棟瓦を取り付けていきます(^^)/
既存の棟瓦は銅線のみで固定されており強風で飛散しかけていましたが、新しい棟瓦はビス固定しておりますので強風で飛ぶリスクは低くなりますよ!!
防災瓦の側面には「袖瓦」とよばれるものを取り付けていきます(^^)/
「ケラバ」という呼び名もあり、屋根の側面をかくす仕上げ材ですね。
棟瓦と同じくビスで固定していきます!!
これで、神戸市長田区での屋根貼り替え工事は完了です!!
工事保証は15年で2年に1回の無料点検を行っていきますので、アフターフォローもばっちりですよ(*^^*)
屋根貼り替えは街の屋根やさん神戸西店にお任せください!!
既存の瓦屋根を防災瓦に貼り替えることにより、台風や地震に強い瓦屋根になりました(^^)/
今回使用した瓦屋根は色あせすることがない為、将来的な塗装などのメンテナンスも必要ありません。
更に、漆喰も使用せず防水テープを使用して施工しましたので漆喰のメンテナンスも必要なくなりました!!
金属屋根やスレート屋根への貼り替え工事よりは費用は高くなりますが、生涯の屋根メンテナンス費用を考えると意外に安いかもしれませんよ。
今お住いのお家やお勤め先の工場や事務所をこの先どうしていきたいかが重要で、それに見合ったご提案をすることが街の屋根やさん神戸西店の仕事だと思っております(*^^*)
まずは、お電話やメールにてお気軽にご相談ください!!
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