ホーム > 熊取町の一戸建てで破風板が剥がれ落ちた破風板張り替えの施工事…
熊取町の一戸建てで破風板が剥がれ落ちた破風板張り替えの施工事例
熊取町 破風板・軒天補修
【工事のきっかけ】
強風の影響で破風板(はふいた)の一部が剥がれ落ち、保険を使っての修理をご希望でした。
今回、保険が降りる事になり、保険を使って破風板の修理をされることになりました。
基本情報
- 使用材料:下地木材・釘・金物・接着剤・破風板・養生テープ・シーリング材・塗料
熊取町のT様邸の破風板が剥がれ落ちた現場の表側の様子
熊取町の一戸建てにお住いのT様邸より、「強風の影響で破風板が剥がれ落ちて、地面に破片が落ちている」とのご相談をいただき、現場調査にお伺いしました🚙
破風板とは?
破風板とは、屋根の三角の部分に山形に取り付けられる板で、風や雨の吹き込みを防止する役割をする板のこと。
熊取町のT様邸の破風板は、ケイカル板が使用されていました。
ケイカル板は「ケイ酸カルシウム板」と言います。
ケイカル板とは?
ケイカル板とは、石灰とケイ石を主原料とする不燃材料で作られたものを板状にしたもので、耐火性や耐水性、断熱性に優れている材料のこと。
表側を家の外から見たところ破風板に異常は見られませんでした。
次に裏側の様子を見る事にしました。
熊取町のT様邸の破風板が剥がれ落ちた現場の裏側の様子
熊取町のT様邸のお家の裏側に周り破風板を見てみると向かって右側の下の破風板が剥がれ落ちていました。
破風板が剥がれ落ち、下地の木材が見えている状態でした。
破風板は、雨や風を防ぐ役割があり、破風板が剥がれている部分があると、雨が降った時に雨水が浸入して屋根材に雨水が染み込み雨漏りを起こす可能性があります。
また、屋根材に雨水が染み込むことにより、下地の木が腐食してしまい、湿気がこもり、害虫などが繁殖してしまう場合もあります。
現場調査後、お客様より「保険を申請して破風板の修理をしたい」との事で、お見積書を作製しました。
後日、お客様にお見積書を提出させていただき、保険の申請を行う事になりました。
後日お客様よりご連絡をいただき、「保険が降りるので破風板の修理をしたい」との事でした。
それでは、熊取町のT様邸の破風板の修理の様子をご紹介します。
<関連記事>
★その台風による屋根への被災、予防できたかもしれません
★早めに台風対策!被害を抑える屋根とお住まいのチェックポイント
熊取町のT様邸で破風板の張替えをすることになりました。
破風板張り替えは、高い場所での作業になるため、足場を立てる必要があります。
予め足場職人が現場の調査を行い、足場が敷地内に立てられるのか、足場をどのようにたてるのかを調査しています。
着工日にT様邸に足場が搬入されました。
足場職人が足場を搬入しT様邸に足場をくみ立てていきます。
足場を立てる事により、職人が高所で作業するため、職人の安全の確保と、足場があることで職人がスムーズに移動できること、道具や工具を足場に一時的におけること、また一度に複数の職人が移動できることによりスムーズに作業を行うことができます。
足場を立てることにより、施主様には足場代をご負担いただくことになりますが、足場は作業をスムーズに行い工期通りに工事を進めるためには必要になります。
足場を立て終わったら、次に足場にメッシュシートを張ります。
メッシュシートとは?
メッシュシートとは、足場で作業をしている時に、材料や工具などの落下を防止するための網目状のシートのことで、シートを張っていることで、近所へのゴミの飛散防止にもなる。
熊取町のT様邸の屋根の様子になります。
T様邸の屋根は金属屋根でした。
金属屋根とは?
金属屋根とは、金属で葺いた屋根のこと。
一般住宅の屋根には、鋼板やアルミが多く使用されています。
金属屋根は、雨が降ると、屋根に当たり雨音がします。
金属屋根は、軽量で耐震性がある他、耐水性が高く、燃えにくくて、加工がしやすく比較的安価になります。
T様邸の屋根を見てみると、金属屋根が錆びているところがあり、金属屋根を固定しているビスが浮いていたり、ビスが緩んでいるところや、ビスの頭が潰れてしまっているところや、ワッシャーとビスが変形している所があり、屋根がしっかりと固定されていない部分がありました。
ワッシャーとは?
ワッシャーとは、ねじやボルトを締め付ける時に、部材とねじの間に挟む金属板や部品のこと。
屋根がしっかりと固定されていないと強い風が吹いた時に屋根が”バタバタ”と音をたてたり、風で屋根が飛ばされてしまう場合もあり危険です。
金属屋根は、定期的な塗装や点検などのメンテナンスが必要ですね(^-^)
熊取町のT様邸の破風板の張替え工事をする前に、2階のベランダの天井の波板をめくっておきます
波板に破風板の破片や、工具などが当たってしまうと屋根がわれてしまうからです。
そのため、工事の前に波板をめくっておきます。
めくった波板は一旦、水で洗って乾かしておきます。
工事が終ったら波板を元の状態に戻しますのでご安心下さいね(^-^)
熊取町のT様邸の強風の影響により破風板の一部が剥がれ落ちた箇所の様子になります。
破風板の一部が剥がれ落ち、下地の木が見えていますね。
モルタルも浮いていた剥がれかけているのがわかりますね。
モルタルとは?
モルタルとは、セメントと砂と水を混ぜ合わせたもの。
熊取町のT様邸の破風板の長さや高さを職人がスケールを使って計測しています。
これは後程、破風板の張替えや、ケイカル板を加工するために必要になります。
ケイカル板を必要な長さに加工を行います。
ケイカル板を加工する時は、集塵機(しゅうじんき)を使用します。
集塵機とは?
集塵機とは、板を加工した時に出る木くずやゴミを吸引する道具のことで掃除機を同じ役割をするもの。
集塵機を使用してケイカル板を加工した時にでる木くずを吸引します。
破風板を張替えるため、破風板が剥がれ落ちた周囲の傷んでいる箇所の破風板を剥がします。
破風板を剥がすと、破風板の塊が幾つかありました。
職人が破風板の剥がした所の下地の板の様子を確認します。
下地の板が傷んでいたり、損傷している場合は補修を行います。
T様邸の下地の木も一部補修を行いました。
確認したら、下地にケイカル板が密着するよう下地の板の表面を綺麗に滑らかな状態にしておきます。
表面が滑らかな状態の方がこの後、ケイカル板を張る時に密着性が良くなります。
先程、加工したケイカル板の裏面にボンドを塗ります。
ボンドは、厚みが均一になるようヘラで伸ばします。
ボンドに厚みがありすぎても下地との密着度が悪くなってしまうため、職人が適度な厚さになるようにボンドの量を調節します。
ボンドを塗ったら、破風板の下地の板にくっつけます。
その時にケイカル板を圧着し、密着性を良くしておきます。
ボンドで張り付けたケイカル板をビスで固定するため、ビスをうつための穴を開けます。
ビス穴を開けるには、インパクトドライバーと言う専用の電動工具を使用します。
インパクトドライバーってどんな工具?
インパクトドライバーとは、ネジやボルトの締め付けや穴あけ作業に使う電動工具のこと。
ビスは、スリムコースライトビスLV-35を使用します。
スリムコースライトビスLV-35と言うビスは、ビス自体が細い設計になっていて、薄い材料や狭い隙間での施工に適しているビスで、軽量で、比較的薄い素材同士を締結するのに向いているビスになりmす。
ビスの長さが約35mmあるので、しっかりと固定することができます。
ビスを打ってケイカル板を固定した様子になります。
ビスがしっかりと打てている様子がわかりますね!(^^)!
打ち終わったビスのビス穴にパテ材を詰めます。
パテ材とは?
パテ材とは、下地のくぼみや割れ、穴などの欠陥を埋めること。
何でビス穴にパテ材を詰めるのでしょうか?
ビス穴にパテ材を詰めるのは、雨が降った時にビス穴から雨水が入ってしまって屋根材に雨水が染み込み雨漏りする原因になってしまうので、ビス穴にパテ材を詰めて、雨水が入らないようにしておきます。
パテを詰める事により外から見た時に見た目が綺麗に見えます(^O^)/
また、ビス穴にパテ材を詰める事により、耐久性がUPします。
破風板の接合部分に隙間ができていました。
接合部分に隙間があると、強い風が吹いた時に破風板が風で飛ばされて剥がれ落ちてしまったり、雨が降ると破風板の接合部分から雨水が浸入し雨漏りの原因になってしまいます。
その為、破風板の接合部にシーリング材を充填しておきます。
シーリング材とは?
シーリング材とは、気密性・防水性を持たせるために充填する白いペースト状の充填材のこと。
破風板の接合部分にシーリング材を充填しておくことで、雨水の浸入を防げるので安心ですね(^-^)
破風板の接合部にシーリング材を充填します。
他の場所にシーリング材がつなかいように周囲に養生テープを貼って養生しておきます。
養生テープとは?
養生テープとは、周囲を保護するためのテープのこと。
養生が済んだら、破風板の接合部分にシーリング材を充填します。
シーリング材が乾いたら、養生テープを外します。
これで、破風板接合部のシーリング材の充填が完了になります(^O^)/
目地部分にも隙間がありました。
目地とは?
目地とは、部材同士の接合部分にできるる隙間のこと。
目地の隙間からの雨水の浸入を防ぐためシーリング材を充填します。
先程の破風板の接合部と同じように、目地の周囲にシーリング材がつかないように養生テープで養生しておきます。
その後、目地にシーリング材を充填します。
シーリング材が乾いたら、養生テープを外して、目地のシーリングは完成です!(^^)!
これで、強風で剥がれ落ちた破風板の張替えが完了しました!
外から見える部分なので、綺麗になって良かったですね!(^^)!
後は足場を解体して熊取町のT様邸の工事は完了になります。
お客様より「破風板が剥がれていて下の木が見えて見た目も悪かったが、張り替えてもらって綺麗になり雨漏りの心配も無くなって良かったです!」との嬉しいお言葉をいただきました。
皆様のお家でも、軒天上の剥がれや、破風板の剥がれでお悩みのお客様は、街の屋根やさん岸和田店にご相談下さいね。
この記事を書いた加盟店
電話 0120-989-742
E-Mail machiyane@39yamanaka.com
株式会社やまなか工務店
〒596-0822
大阪府岸和田市額原町1096
大阪府の加盟店一覧
電話 0120-989-742
E-Mail info@maxreform.jp
〒564-0063
大阪府吹田市江坂町1-23-19 米澤ビル第5江坂4F
電話 0120-989-742
E-Mail info@maxreform.jp
株式会社マックスリフォーム
〒564-0053
大阪府吹田市江の木町5-24 フェスタ江坂401
電話 0120-989-742
E-Mail roofkadoma@kawaramasa.co.jp
株式会社 瓦柾
〒572-0077
大阪府寝屋川市点野5丁目1-2
電話 0120-989-742
E-Mail yane-sakai@osaka.zaq.jp
くまさんホーム株式会社
〒599-8237
大阪府堺市中区深井水池町3260-3
電話 0120-989-742
E-Mail info@jacof.co.jp
株式会社マックスリフォーム
〒564-0053
大阪府吹田市江の木町5-24 フェスタ江坂401
電話 0120-989-742
E-Mail machiyane@h-o-k-s.com
東大阪瓦産業株式会社
〒578-0982
大阪府東大阪市吉田本町2丁目2−43
共通の施工事例はこちら
記事がありません
表示する記事はありませんでした。
各種屋根工事メニュー
私たち『街の屋根やさん』は神奈川県を含む関東全域を施工エリアとする、お住まいの屋根の専門店です!
街の屋根やさんでは下記の工事を取り扱っております。工事内容の詳細は各工事ページでご確認下さい。
街の屋根やさんが施工している様々な屋根工事と屋根リフォームの一覧をご紹介します。
お客様の不安を解消できるように、お問い合わせから工事の完成までの流れをご紹介しています。
街の屋根やさんが施工している様々な屋根工事と屋根リフォームの一覧をご紹介します。
お客様から寄せられた屋根に関する疑問を、当店スタッフが親身に回答しています。
弊社で行った施工事例をご紹介しています。詳細な説明と写真でわかりやすくお伝えします。
弊社の会社概要になります。街の屋根やさんとはこんな会社です。