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堺市南区にて幕板を撤去・鼻隠しと軒樋の改修工事|仮設足場を設置した場合の施工費用と工事の工程をご紹介
堺市南区 破風板・軒天補修
【工事のきっかけ】
堺市中区のリピーターY様より「幕板(まくいた)が剥がれ落ちそうなので点検して欲しい」とご連絡をいただきました。
Y様宅では3年前にも住宅の裏側の剥がれかけた幕板の補修を行っています。
今回は、3年前に修理を行わなかった反対側の幕板が剥がれかけているとのことでした。
幕板とは屋根や壁の接合部を隠すために取り付けられる部材で、一般的にツートンカラーの外壁の境目に取り付けられていることが多い部材です。
Y様宅では軒樋を隠すために取り付けられているようでした。
前回同様、幕板を撤去して鼻隠しと軒樋を改修するご提案をし、工事を行いました。
今回の工事では軒樋を隠すための幕板の取り付けは行わず、鼻隠しと軒樋のカラーを統一させることで景観を損なわないデザインに仕上げ、お客様にもとてもお喜びいただけました。
基本情報
- 施工内容:破風板・軒天補修
- 施工期間:7日
- 築年数:43年
- 使用材料:ガルバリウム鋼板、合板、透湿防水シート、ビス、角型軒樋、吊り金具、ドレン、エルボ
幕板とは屋根や壁の接合部を隠すために取り付けられる部材で、一般的にはツートンカラーの外壁の境目に取り付けられていることが多いです。
今回の住宅では軒樋を隠すために取り付けられているようでした。
幕板の点検を行うと、幕板と軒樋の間に隙間ができて剥がれかけていました。
前回同様、経年劣化や風雨の影響によって幕板を固定する釘の固定力が低下し、抜けていることが原因です。
この状態では幕板が破断、落下する可能性が大きいためとても危険です。
お客様もこのままでは幕板が落下して近所迷惑にならないかと、ご心配されていました。
幕板は板金で巻いてカバーされている状態ですが、板金が歪んで凸凹している箇所がありました。
釘の固定力が低下して緩んでいるところに、風雨の影響や幕板・雨樋の重さなどによって歪みが生じたのだと考えられます。
板金に色褪せが生じています。
常に紫外線や風雨に晒されている板金は塗膜が劣化し、徐々に色褪せていきます。
塗膜の劣化が進むと防水性が低下し、板金が錆びたり腐食する場合があります。
また、住宅正面に位置しているため景観的にも気になりますね。
現地調査が完了し、軒樋や幕板を全て撤去して鼻隠し・軒樋を新設する工事のご提案を行い、工事のご依頼をいただきました。
仮設足場の設置を行います。
足場を立てるためにカーポートの波板を一時的に仮撤去しました。
波板は工事完了後、元通りに復旧させるため波板は傷つけないように慎重に1枚ずつ取り外して保管しておきます。
既存の幕板と軒樋を解体し、撤去します。
幕板と軒樋は長さがあるため、周囲の外壁や屋根材を傷つけないように慎重に作業を進めました。
軒から飛び出ている木材は垂木(たるき)で、既存の幕板を固定していたものです。
飛び出ている垂木を切断します。
この後垂木に取り付ける合板をしっかりと密着させるため、丁寧に面を合わせます。
面を合わせた垂木に合板を取り付けます。
歪みや隙間が生じると、後の鼻隠しの仕上がりに影響します。
隙間のできないように丁寧に合わせ、ビスで固定しました。
合板の上に、透湿防水シートを張ります。
透湿防水シートとは、外部からの水分を抑える防水性と、内部からの湿気を通す透湿性を持っています。
合板の上に張ることで雨水の浸入を防ぎ、木材の腐食を防止します。
隙間のできないように、特にジョイント部には丁寧に重ね張りを行い、防水性能を確保しました。
鼻隠しのサイズと形状に折り曲げ加工したガルバリウム鋼板を取り付けます。
ガルバリウム鋼板は耐久性に優れており、錆びにくいため長期的な機能保持が期待できます。
軒樋を新設します。
雨水がスムーズに排水されるように水勾配を考慮し、吊り金具を鼻隠しにビスで固定しました。
そこへ角型の軒樋を取り付けます。
角型の軒樋は半円状の軒樋よりも排水量が多く、デザイン的にもスマートに見えるという特徴を持っています。
吊り金具も軒樋を取り付けてしまえばほぼ見えなくなるため、スッキリとした外観になります。
▶雨樋の種類と素材を解説!
軒樋の設置が完了しました!
新設した軒樋にドレン(排水口)を取り付け、既存の竪樋(たてどい)と接続します。
スムーズに排水されることを確認して、軒樋の新設が完了です。
波板を復旧させる前に、カーポートのフレームに溜まったゴミを清掃しておきました。
波板が取り付けられている状態では清掃は行えないため、このタイミングで綺麗にして排水機能を向上させておきます。
波板を元の状態に戻して完了です。
剥がれかけた幕板を撤去し、鼻隠しと軒樋の改修工事が完了しました!
今回、住宅正面の軒樋を隠すための幕板の取り付けは行わず、鼻隠しと軒樋のカラーを統一させることで景観を損なわないデザインに仕上げました。
軒樋には角型を使用したことでスッキリとした見た目になりました。
お客様にも「幕板が落下する心配がなくなって安心できます!」とお喜びいただけました。
▶屋根のプロが教える!破風板・鼻隠し・ケラバの役割と修理・補修方法
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