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富山市にて!地震被害により、和瓦の棟が崩れているので見に来てもらいたいとのお問い合わせをいただきました【現場調査】
更新日:2024年9月10日
こんにちは!街の屋根やさん富山店です。
富山市のお客様より、
地震の被害により、和瓦の棟が崩れているので見に来てもらいたい
とのお問い合わせをいただきましたので、現場調査にお伺いしました。
黄色で囲んである部分の瓦屋根の三角△のてっぺん「棟」に設置されている「棟瓦」が崩れています。
お客様によると、1月の能登半島地震の影響で棟瓦が崩れたそうです。
富山市のお客様に許可をいただき、現状を確認するために屋根の上に登らせていただきました。
こちらの屋根の高く積み上げられた棟瓦が歪んでいます。崩れている箇所には雨漏りしないよう、ブルーシートで養生し、応急処置が施されていました。
富山市のお客様によると、黄色で囲んである棟瓦が崩れていた部分の瓦屋根以外の、1階屋根部分などは20年ほど前に葺き替え工事を行ったそうです。
お客様のご要望に沿って、黄色で囲んである棟瓦が崩れていた部分の瓦屋根のみ、
「瓦屋根の葺き替え工事」をご提案させていただきました。
葺き替え工事を行う際、棟瓦は高く積み上げず、ハイロールを使用する乾式工法で行います。
葺き替え(ふきかえ)工事とは?
屋根全面を新しくリフォームする工事になります!
現在の屋根材を撤去し、新しい屋根材に交換していきます。
葺き替えする箇所の瓦を全て取り外し、下地の補修を行います。
瓦用の防水シートをはっていきます。
防水シートは、タッカーと呼ばれるホッチキスのようなもので止めて固定します。
瓦桟(かわらざん)、または桟木(さんぎ)と呼ばれている木材を並べて設置します。
防水シートに縦の線と点々があるのがわかるかと思いますが、防水シートの上に瓦桟を設置しても、防水シートと瓦桟の間にすき間が出来るようになります。
横一列に設置させた瓦桟に流れてきた雨水が溜まり、瓦桟や防水シートを腐食することがあります。それを防ぐために、防水シートと瓦桟の間にすき間を作ることで、雨水を流してくれます。
新しい瓦を瓦桟にステンレス製の釘で固定し、(写真でみると左側)
隣の瓦と重なっているところも釘で固定します。
このようにしっかり固定していくことで、瓦がズレたりするのを防ぎます。
強化棟と呼ばれる金具を屋根の下地にビスで固定し、強化棟の上に芯木と呼ばれる角材を固定します。
芯木の上にハイロールと呼ばれるシートをかぶせます。ハイロールの裏面には粘着剤がついています。
ホッチキスのような「タッカー」と呼ばれる工具で固定します。
乾式工法と呼ばれるハイロールとは?
通常の棟瓦は葺き土・シルガード(漆喰南蛮)・漆喰などを使用する湿式工法と呼ばれる工法で施工されているのですが、乾式工法は葺き土・シルガード(漆喰南蛮)・漆喰などを使用しない、新しい施工方になります。
角材の上からハイロールを張り、瓦の凹凸面にもしっかり密着させます。
ハイロールは耐久性・防水性にも優れており、葺き土・シルガード(漆喰南蛮)・漆喰などを使用しないことで棟瓦を軽量化することができます!
芯木と瓦の凹凸にしっかり密着させてハイロールをはりました。
これで棟から屋根の内部に雨が侵入するのを防ぎます。
新しい冠瓦を被せてゴムパッキン付のステンレス製ビスで芯木に固定させて、葺き替え工事・棟瓦の設置が完了です。
屋根の工事・雨どいの工事は街の屋根やさんにお任せください!
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