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東筑摩郡山形村屋根塗装:不要だった太陽熱温水器撤去:雨漏り跡があった棟板金交換
【工事のきっかけ】
築40年で過去に一度塗装をしたそうですが、それから20年以上経っていることと、太陽熱温水器が壊れて動かないので撤去したいということでお問い合わせいただきました。
点検で屋根に上がると棟板金が外れかかっていました。小屋裏を見せていただくと雨漏り跡が見られました。棟板金の交換が必要でした。
基本情報
- 施工内容:屋根塗装
- 施工期間:10日間
- 築年数:40年
- 使用材料:屋根塗料:関西ペイント
アレスダイアミックルーフ
東筑摩郡山形村で行った屋根塗装の様子をご紹介します。ガルバリウム鋼板の金属屋根で、築40年で過去に一度塗り替えをしたことがあるそうです。今は壊れて動いていない太陽熱温水器があり、そこからのさびが屋根面に移っていました。また、下見で屋根に上った際、棟(むね)板金が浮いているのが見つかり、屋根裏をのぞいてみると雨漏り跡がありました。室内まで漏れてはいなかったようなので気が付かなかったようです。棟板金が浮いていた部分から雨が入ったものと思われます。
工事はまず不要になった太陽熱温水器を撤去、棟板金を下地から交換し、その後塗装を行っています。
街の屋根やさん松本諏訪平店では経験豊富な有資格スタッフが屋根の症状に応じた適切なご提案をしています。屋根にお困りごと、お悩みごとがある方一度街の屋根やさん松本諏訪平店までご相談ください。お問い合わせは下の画像をクリック!フォームからメールでお気軽にどうぞ。
〇この現場の山形村ってこんな街
長野県のほぼ中央部、松本市の南西に位置する人口8500人ほどの里山です。村の西部は集落と山地、東部には広大な農地が広がります。村の特産品の長芋やそば、ネギ、リンゴ、ブルーベリーなどは広く知られています。
下見の段階の写真です。屋根面は多少サビが見られる程度でしたが、棟板金が浮いていました。下地木材の腐食でビスが効かなくなり板金が浮いてしまったと思われます。手で簡単にめくれるような状態です。
雨漏りの可能性があったので、念のため小屋裏を見させていただきました。
棟板金の中にあたる棟木(むなぎ)や垂木(たるき)、母屋(もや)、梁(はり)に雨染みがあり、雨漏りがあったと考えられます。腐食までは進んでおらず、棟からの雨漏りを直せば大丈夫そうです。
ひどい雨漏りでなくてよかったです。
工事に入りました。
まずは不要になった太陽熱温水器を撤去します。この手の温水器の撤去はたまにあるので簡単に撤去することはできます。ただ重量があるので下ろすのに一苦労、足場を組んで人数を5~6人集めて撤去します。撤去した温水器は処理業者に持ち込んで処理します。お客様の手を煩わせることはありませんのでご安心ください。過去に一度塗装歴があったそうですが、温水器の下は塗装できないので元の色がそのまま残っていました。
次に雨漏りの原因とみられる棟の処理です。板金を外すと下地木材のヌキが出てきます。棟工事をしたことがない限り、ほとんどの場合棟下地のヌキは木材です。おおむね20年以上たった屋根のヌキは多かれ少なかれ雨が入って劣化しています。棟板金はヌキに釘もしくはビス止めされているので、ヌキが劣化すると釘やビスが効かなくなって板金が外れてしまいます。台風などの強風で飛んでしまったケースもたまに見ます。夏を過ぎたころの台風シーズン前に点検しておきたいところです。
棟板金、ヌキを撤去します。
新しいヌキと棟板金を取り付けます。今回ヌキは木材ではなくじゅししえのヌキを使用します。サイド木材を使うと将来的に同じことになってしまいます。樹脂製のヌキを使えば腐食することなく今後交換する必要はありません。棟板金は樹脂製のヌキにビス止めするので簡単に抜けることもありません。塗り替えのメンテナンスだけで済みます。
いよいよ塗装工事です。
まずは屋根面を洗浄します。高圧洗浄機を使用しますが、家電量販店やホームセンターなどで市販されている電動の高圧洗浄機ではなく、私たちプロはガソリンエンジン式の強力な水圧が出る洗浄機を使います。電動の洗浄機はほしい水圧を出すにはホースを細く絞らなければなりません。白い紙をボールペンで塗りつぶすイメージです。塗り残しが出てしまうと思います。その点ガソリンエンジン式の洗浄機はほしい水圧がホースを絞らなくても出せます。筆で紙を塗りつぶすイメージです。きれいに塗りつぶすことができると思います。
屋根材はガルバリウム鋼板、金属板に亜鉛とアルミニウム、シリコンをメッキ加工した鋼板です。今の金属屋根の主流の材料です。メッキ加工された金属板に表面を塗装して屋根材となります。サビにくいという性質がありますが、サビないというわけではなく、メンテナンスを怠るとサビが出てしまいます。
屋根塗装は通常下塗り、中塗り、上塗りの3回塗りで仕上げます
左の写真は刷毛で細かいところを塗ったところです。ダメ込みといいます。ダメ・・塗り残し、塗りムラ、透けなど仕事のやり残し「ダメ」を出さないように塗りこむという意味で「ダメ込み」というようです。この屋根の場合はローラーでは届かない屋根材の重なりの部分を刷毛でダメ込みしました。先に細かいところをダメ込みするのがコツです。そのあと平らで大きな面をローラーで塗ります。
使用した塗料は関西ペイントのザウルスEXⅡです。サビ止め効果と塗装面と塗料の密着を高める接着剤の役割がある下塗り用の塗料です。
中塗り、上塗りは同じトップの塗料を使います。使用した塗料は同じく関西ペイントのアレスダイナミックルーフです。主剤と硬化剤を混ぜて使う2液タイプの塗料です。塗膜表面が固くなるので積もった雪が凍って滑り落ちる長野県のような寒冷地に最適な塗料です。
下塗りと同じように刷毛でダメ込みを行って、平滑面はローラーをかけます。
最後に上塗りです。同じようにダメ込みを刷毛で、平滑面をローラーで仕上げます。中塗りは防汚性や遮熱性などの塗料の機能を塗り、上塗りは塗料の機能とともに、色、ツヤを出す塗装です。となりの壁や空が映り込むほどツヤが出ているのがお分かりかと思います。
街の屋根やさんでは有資格の経験豊富なスタッフが対応させていただきます。屋根にお困りごと、お悩みごと、不安、不満がある方、一度街の屋根やさん松本諏訪平店までご相談ください。点検、調査、お見積もりは無料です。無料点検のご案内は下の左の画像をクリック!お問い合わせは下の右の画像をクリック!フォームからメールでお気軽にどうぞ。
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