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貝塚市で行ったクラック補修で作業工程や費用などをご紹介します!
【工事のきっかけ】
貝塚市にお住いのM様より「ベランダの下に大きなひび割れがあってモルタルが落ちてこないか心配なんです」というご相談をいただき、クラック(ひび割れ
)補修工事を行いました。
クラックがあった箇所は外壁よりも突き出たベランダの下端(裏面
)
と立ち上がり部分です。ベランダの下端に発生したクラックは幅が広く奥行きも深かったので、落下しないように強度のあるエポキシ樹脂モルタルでしっかりと補修しています。また、ベランダの立ち上がり部分のクラックは雨水の浸入を防ぐ処置として防水効果があるコーキングを充填しました。
基本情報
- 施工内容:防水工事
- 施工期間:3日間
- 築年数:約30年
- 施工費用:足場費用・・約9.6万円 クラック補修費用・・約8.7万円(それぞれ税込み)
- 使用材料:プライマー、エポキシ樹脂モルタル、コーキング
ベランダの下の壁に大きなひび割れがあり、外壁が落ちそうだと心配されていたので早急に現地調査にお伺いしました。
確認すると、お家の裏側に設置されているベランダの下端にクラックがあり、その大きさから緊急性のあるクラックだということが分かりました。クラックの幅が広く、モルタルが浮いてきている可能性があったので、落下しないように処置しないといけません。
外壁のクラックを放置すると、以下のことが起こる可能性があります。
①クラックから雨水が浸入して雨漏りする
②木部に雨水が廻って腐食し、
耐久性を低下させる
③
モルタルの下地の金属網が錆びついてモルタルが剥がれる
④断熱材に雨水が廻るとカビが発生し、木部が腐食すると白蟻の被害を招く可能性がある
☆クラックには大きさがあり、幅が0.3mm以上のものは雨水が入りやすいのできちんとした処置が必要になります。
ベランダの下端にクラックが発生してモルタルが落下する危険性がありました!
ベランダの下端に発生したクラックは幅が広く、ベランダの下端の端から端まで割れている状態です。
クラックから雨水が浸入すると、モルタル
内部の金属網の下地が錆びついてモルタルが剥がれて落下する
原因になってしまいます。
この部分はベランダの下端なので雨水は入りにくいのですが、ベランダから雨水が入ると劣化が進んでしまいます。
ベランダの下端を確認すると、外壁側にも小さな
クラックが発生していました。
この状況から、黄色い点線部分の幅でモルタルが落ちる危険性があることが分かりました。
モルタルが落下する前にきちんとした処置が必要です!
続いて、ベランダの状況を確認させていただきました。
ベランダの立ち上がり部分にクラックが発生していました!
ベランダ立ち上がり部分を確認すると、大きなクラックが発生していました!
立ち上がり部分も防水されていますが、このように割れてしまうと雨水が入ってしまいます・・・!
おそらく
ここから雨水が浸入し、内部の下地を傷めて下端の
モルタルにクラックが発生したのでしょう。
下端のクラックを補修しても、雨水が入った原因を改善しないとまた同じような状態に陥ってしまうので、立ち上がり部分のクラックもきちんと補修するご提案をさせていただきました。
M様邸のクラック補修工事では足場が必要になります。
お隣の住宅が接近しているので梯子を安全に立てることが難しく、また、作業範囲が広いので足場を設置することになりました。
屋根工事や雨樋工事、高所での作業は足場が必要になることがあります。
それでは貝塚市M様邸で行ったクラック補修工事の様子を順番にご紹介させていただきます。
外壁に発生したクラックや、同じような事例でお困りの方は参考にしてくださいね(*^-^*)
ベランダの下端に発生したクラックはエポキシ樹脂モルタルという強度のある補修材で補修します。
モルタルが落下するのを防ぐための工事なので、重量のことも踏まえて
軽量な補修材を使用します。
グラインダーという電動工具を使用して、クラックをカットしていきます。
写真を見ていただくとクラックの幅が広がっていることが分かると思いますが、このようにクラックに添ってカットする作業となります。
クラックの幅を広げることで補修材を奥まで充填(じゅうてん)することができますし、補修材に厚みを持たせることができるからです。
グラインダーの刃をクラックに添って入れ、カットして幅を広げました。
モルタルの密着性が著しく低下していると、カットしている最中に落下する可能性がありましたが、無事作業が完了しています。
逆にモルタルが剥離してきている状態の場合、モルタルを落として復旧しないといけません。
アイカ工業の断面修復材用防錆プライマーを塗布します!
クラックをカットした後、アイカ工業の断面修復材
用防錆プライマーを塗布しました。
文字で表すと難しいですが、簡単にお伝えすると「錆びを抑える効果がある
接着剤のような塗料」のことです。この後に充填する補修材をしっかりと密着させるための工程となります。
プライマーを塗りムラなく
塗布した後、エポキシ樹脂モルタルを充填していきます。
エポキシ樹脂モルタルは樹脂系の補修材で、強度があり軽量です。乾燥時間も早いので、天井や垂直面の補修に対応できます。また、水を使用しないので、乾燥しても収縮することがありません。
エポキシ樹脂モルタルは主剤と硬化剤に分かれていて、両方を混ぜ合わせることで化学反応を起こして硬化します。
主剤と硬化剤を規定量混ぜ合わせてつくったエポキシ樹脂モルタルをクラックの溝の奥まで充填しました。
中に空洞ができると強度や防水性を確保できないので、押さえバッカーという道具でしっかりと押さえて詰めました。
補修箇所が盛り上がったりへこんだ状態だと目立ってしまうので、周りの外壁と同じ高さになるように調整して仕上げました。
エポキシ樹脂モルタルを詰めてクラック補修完了です!
外壁側に生じていたクラックもきちんと補修したのでモルタルが落下する心配がなくなりました。
エポキシ樹脂モルタルはモルタルの色なので、補修箇所がとても目立ちます。そのため、外壁を塗装する時に同時に補修する事例が多いのですが、補修箇所のみを塗装することもできます。M様邸は、人目につかない箇所の補修でしたので塗装はせずこれで完了となりました。
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ベランダの下端の
コーナー部分
にも大きなクラックが発生して周りのクラックと繋がっている状態でした。
モルタルがまとめて落下しないようにコーナー部分のクラックもきちんと補修しています。
強度のあるエポキシ樹脂モルタルを充填したので、同じ箇所からから割れてくることはありません。
ベランダの立ち上がり部分のクラックも補修しました!
ベランダの立ち上がり部分に発生したクラックはコーキングを使用して補修します。
コーキングとは防水工事や水回り、屋根修理などで使用される充填材です。
立ち上がり部分は雨水の浸入を防ぐための補修なので、防水効果を得られるコーキングを充填します。
ベランダの下端の補修と同様に、グラインダーでクラックをカットしました!
クラックの断面にプライマーを塗布した後、コーキングを充填しました!
コーキングは時間と共に硬化して弾力のあるゴム状になります。
クラックの奥まで行く届くように多めに充填することがポイントです(*^-^*)
コーキングとコーキングガンがあればご自身で簡易補修できますが、コーキングには種類がたくさんありますので、用途によって適切なコー
キングを選定
しないといけません。
コーキングを充填した後、押さえバッカーで押さえて奥まで充填しました!
エポキシ樹脂モルタルやコーキング補修は、クラックの奥まで充填することが必須なので、多めに充填し、押さえる段階で余分なコーキングを取り除くときれいに仕上がります。
クラックを押さえて充填し、クラック補修完了です!
ベランダの立ち上がり部分は天を向いているので雨水をまともに受けてしまいます。
コーキングとクラックの取り合いから雨水が入ると意味がないので、クラックの幅よりも広く充填してしっかりと密着させました。
コーキングの上から塗装すると塗膜で保護されて長持ちするのですが、今回は塗装が含まれていないため、紫外線に強いコーキングを使用しています。
ベランダの誘発目地(ゆうはつめじ)も補修しました!
クラック補修工事で防水の職人が現場に入って作業したので、このタイミングでできる処置を行いました。
ベランダの誘発目地もコーキングで補修しています。
コンクリートやモルタルは乾燥する際にひび割れる
ことが多いので、目地を設けてひび割れを集中させるように設計されています。
その目地のことを「誘発目地」と言います。
誘発目地は一定間隔で設けられていて、ひび割れを集めるためのものですが、割れたまま放置すると雨水が染み込んでしまうのでコーキングを充填してきちんと防水させていただきました。
M様邸は今回の工事で足場を部分的に設置しました。
その足場を利用して、外壁のクラックも補修しています。
外壁のクラックも大きさによっては雨漏りの原因になるので、補修した方が建物の寿命を延ばすことができます。
お家の外壁に気になるクラックがありましたら街の屋根やさん岸和田店にご相談くださいね(^-^)/
外壁などに気になるクラックが発生していませんか?
クラックを放置し続けると雨漏りしたり、目に見えない構造部分や下地などを傷める原因になってしまいます。大切なお住いの寿命を延ばすために、定期的な点検・必要なメンテナンスをしませんか?
ご相談お待ちしております。
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