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泉南市の黒い釉薬瓦の降り棟が台風で崩れ修復と補強をしました!
泉南市 台風 台風
【工事のきっかけ】
泉南市の台風被害に遭った瓦屋根の修理の施工事例です。
台風直後、瓦が落下していることに気づいたので業者に応急処置を依頼し修理のお見積書をいただいたそうですが、見積内容が不明瞭だったため、心配になって街の屋根やさん岸和田店にご相談をいただきました。
O様邸は木造・2階建ての住宅で屋根は土葺きの釉薬瓦です。台風の被害に遭ったのは降り棟で、瓦が数枚落下している状態でした。また、数カ所で屋根面の瓦がズレたり割れています。
棟をすべて解体するとなると費用がかさんでしまいますので、崩れた部分のみを修復し、銅線とシーリングでしっかりと固定させていただきました。また、割れた瓦は差し替え、ズレの修正も行っています。
工事後「丁寧に下見していただき、説明もしていただいたので安心しました」と、嬉しいお言葉をいただきました。
基本情報
- 施工内容:台風 台風
- 施工期間:3日間
- 築年数:約25年
- 施工費用:足場費用・・約17.2万円 屋根修理費用・・約31万円 波板張替え・・8.5万円(すべて税込み)
- 使用材料:釉薬瓦・葺き土・銅線・漆喰・シーリング他
泉南市の台風被害に遭った瓦屋根の修理を行いました。
「台風で瓦が落下したので業者に依頼して応急処置をしてもらい、その後、
修理の見積もりをいただいたのですが、内容が曖昧だったので心配になって相談しました」
とのご相談をいただいたことがきっかけです。
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「初めて工事を依頼するのでどうしたらいいか分からないし、いい業者か悪い業者かも判断がつかなくて不安・・」
こういったお声をよくお聞きします。
お客様に少しでも安心していただくために、街の屋根やさん岸和田店のことをご紹介しています!
↓↓↓↓
◇◆ O様邸は木造・2階建ての住宅です ◇◆
◆ 屋根は土葺きで黒い釉薬瓦を葺いています
◇◆ ご相談内容 ◇◆
台風で瓦が落下し、業者に応急処置を依頼して修理の見積もりをいただいた、とのことですが、内容が曖昧だったので、信頼できそうな会社を探しておられました。
◇◆ O様邸の屋根修理内容 ◇◆
◆ 仮設足場の設置
◆ 崩れた降り棟の修復
◆ 瓦のズレ修正
◆ 割れた瓦の差し替え
◆ ベランダの風除壁の波板張替え
● O様邸は土葺きで黒い釉薬瓦を葺いています ●
釉薬瓦とは・・粘土を瓦の形に形成し、釉薬というウワグスリをかけて焼成した瓦のことです。
釉薬により、青や赤、緑、黒などの様々な色に着色することができます。また、表面がガラス質の膜で覆われることから、無釉薬瓦よりも耐水性・耐久性が高いと言われています。
調査のご依頼をいただき、屋根に上がって確認すると降り棟部分にシートをかけて応急処置されていました。
被害箇所を触って確認すると、瓦が飛散し棟が崩れている状態でした。
棟とは・・屋根の頂点の水平部分のことで、軒先方向に向かって下りる棟を「降り棟」と言います。
被害に遭ったのは降り棟だけでなく、写真のように瓦がズレている箇所がありました。
屋根面に葺ている瓦がズレたり落下して隙間があくとそこから雨水が浸入して雨漏りすることがあります。
特に屋根面は雨水が高い位置からどんどん流れてきますので、隙間が生じると雨水が入り込み、雨漏りのリスクが高くなってしまいます。
屋根面では瓦が割れている箇所もありました。
防水テープを貼って応急処置されていますが、あくまでも一時的に保護するための処置ですので必ず修理しないといけません。
屋根の他に、ベランダの風除壁として張っていた波板が、台風強風で割れて飛ばされていました。
O様は火災保険にご加入されていたので、屋根修理と波板の張替のご提案をさせていただき、適応されました。
●●●● 火災保険について ●●●●
台風被害で、多くの住宅へ現地調査にお伺いしましたが「火災保険には加入されていますか?」とお聞きすると、
「入っているかどうかわからない・・」「入っているけど、火事だけじゃないんですか?」
と、いう方がおられます。
火災保険はあらゆる自然災害に対応していますので、適応されるかどうか、まずは保険会社へ連絡して確認しましょう。
火災保険の適応、申請について詳しくご紹介しています!!
↓↓↓↓
◆ それではO様邸の屋根修理の様子をご紹介します
まずは屋根工事で使用する仮設足場を設置しました。
足場は工事内容や修理範囲、建物の形状によって設置する範囲が異なります。
建物の全周に足場を設置しなくても修理が可能なら、
一部分だけ設置した方が足場の費用が抑えられます。
◆ 応急処置で使用していた土のうやブルーシートを撤去すると被害箇所が露になりました。
降り棟の瓦が崩れて飛散しています。
降り棟を解体して積み直すことも可能でしたが、費用がかさんでしまいますし、飛散していない部分の棟はしっかりとしていたので、今回は修復でのご提案とさせていただきました。
◆ 屋根工事は屋根の職人が行います ◆
まずは、崩れた降り棟の動いている瓦を仮撤去しました。
その後、霧吹きで水をかけて既存の乾燥した土を湿らせます。事前に既存の葺き土を湿らすことで、新しくのせた土の水分が奪われるのを防ぐことができます。
◆ 続いて、飛散した瓦の復旧を行います。
新しい葺き土を棟にのせて、瓦を葺いていきます。
土葺きの屋根は、写真のように粘り気のある土を下に敷いて瓦を密着させて固定しています。
先に既存の乾燥した土を湿らせたのは、新しい土の水分が乾燥した土に奪われるのを防ぐための作業です。また、湿らすことで新しい土と馴染みやすくなります。
◆ 新しい葺き土をのせて、屋根面両側にのし瓦を葺きます。
のし瓦とは四角くて平らなおせんべいのような瓦です。
のし瓦は棟に落ちてきた雨水が屋根面の方に流れるように少し勾配を付けて葺きます。
葺き土が乾燥したり、棟の中に雨水が廻るとのし瓦の勾配が変わって、棟の内側に傾くと、雨水が内部に入り込むようになり、雨漏りしてしまいます。
◆ 既存と同じようにのし瓦を2段積み上げた後、鬼瓦を固定するための長いビスを埋め込みました。
鬼瓦とは・・棟の先端に施工する装飾瓦のことです
鬼瓦は重量があるため、ズレやすく、万が一落下すると危険なので銅線を通して固定されています。
◆ 棟の中に埋め込んだ長いビスに長い銅線をくくり付けて、銅線の端を鬼瓦に繋いで引っ張って固定します。
ビスは棟の中に埋め込められている為、棟の重量で鬼瓦を固定することができます。
◆ 既存と同じようにのし瓦を復旧し、一番上に紐丸瓦を葺きます。
紐丸瓦とは・・棟の頂部に葺く半丸状の瓦のことです。瓦の重なり代が紐のように丸くなっているのが特徴です。
棟の頂部に紐丸瓦などを葺くことで、葺き土が瓦で隠されて雨仕舞のいい屋根になります。
雨仕舞とは・・雨水が内部に浸入しないようにすること
◆ 崩れた降り棟を修復しました
瓦を葺くときに葺き土を多めに載せている為、余分な土を取り除いてきれいに掃除しました。
釉薬瓦を葺いた当初は写真のようにツヤツヤとしています。
経年で、どうしても新旧の差が出てしまいますが、同じ色の瓦を使用しています。
◆ 崩れた棟を修復した後、銅線とシーリングを用いて補強しました。
棟は屋根面よりも突き出ている形状で、風や揺れの影響を受けやすいので銅線で固定されていることがほとんどです。
O様邸は棟の銅線が切れて瓦がバラバラに飛散してしまったので、既存よりも太い銅線を使用し、紐丸瓦に対して二股にかけてきちんと固定しています。
また、瓦の継ぎ目にシーリングを充填して瓦同士を繋いで補強させていただきました。
◆ 今後の自然災害に備えて被害に遭っていない棟の瓦もシーリングで補強しました。
このように、シーリングで瓦同士を繋ぐと、強風や地震の揺れを受けた時に瓦がバラバラに飛散するリスクを少なくすることができます。
瓦をシーリングで繋いで固定する作業のことを
「ラバーロック工法」と言い、古くなった屋根の補強の際に有効とされています。
◆ 割れた瓦を差し替えました ◆
O様邸は台風で屋根面の瓦が割れてしまったので、新しい瓦に差し替えました。
屋根面の瓦が割れて隙間があくと、雨漏りの原因になってしまいますので、できるだけ早めに修理しましょう。
◆ ベランダの風除壁の波板が強風で割れて飛散してしまったので、張り替えてほしいとのご希望です。
既存の波板は塩ビ製で、経年で割れやすくなっていました。
◆ 既存の波板も古くなってきていたのですべて張替えました。
新しく使用したのは塩ビ製よりも長持ちするポリカ波板です。
見た目もきれいになり、以前よりも割れにくく長持ちするので安心です。
「工事完了報告書に写真とか細かい説明があり良かったです。見積もりもきっちりと書かれており、どんぶり勘定的な内容ではなかったので安心して発注できました」
O様に信頼していただき工事をお任せくださり嬉しく思っています。
これからも信頼を裏切らないようスタッフ一丸となってがんばってまいります!
また、何か気になることがありましたらいつでもお気軽にお声かけくださいね。
ありがとうございました。
工事の終わりには屋根面はもちろん、雨樋の中もきれいに掃除させていただいております。
【工事完了後】
工事の終わりには屋根面はもちろん、雨樋の中もきれいに掃除させていただいております。
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