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茅野市雨漏り補修工事|雨漏り危険箇所トップクラス屋根の天窓からの雨漏り
更新日:2023年2月6日
茅野市で行ったスレート屋根に金属屋根をかぶせるカバー工法の工事を行いました。
カバー工法は既存の屋根材の上に新しい屋根材を重ね葺きするので、廃材が少なく工事費用を抑えることができます。アスベストが完全に使用禁止になった2012年以前のスレート屋根にはアスベストが入っている可能性があり、今メンテナンスが必要な時期に入っているスレート屋根が該当します。2021年の4月にアスベストの規制が強化され、アスベスト含有のスレートの塗装が難しくなりました。アスベストは飛散しなければ人体に影響はないといわれているので、スレートの上に新しい屋根材をかぶせて隠してしまうカーバ工法は有効な工事方法です。
スレート屋根のカバー工法は屋根材はそのままですが、屋根の傾斜がぶつかってできる棟にある棟板金とその下地のヌキは撤去します。写真は今回の工事で撤去した棟板金です。棟板金は文字通り金属なので多少サビがある程度でしたが、下地となるヌキが木材です。長年少しづつ入った雨によって木材のヌキは腐食でボロボロでした。棟板金を撤去すると多かれ少なかれ下地のヌキは腐食していることが多いです。棟板金はヌキを下地に釘止めします。ヌキが腐食してしまうと釘が効かなくなり強風などで棟板金が飛散する可能性があります。
もちろんヌキは新しいものに交換します。弊社では新しく交換するヌキは木材ではなく樹脂製のものを使用します。多少雨が入っても抜きの腐食は心配ありません。
羽根型の雪止めも切り離し屋根面を平らにした状態で、ルーフィング(防水シート)を取り付けます。右の写真の白いシートがルーフィングです。今回は粘着層があるルーフィングを古い屋根材に貼り付けるようにして取り付けました。これでスレートが割れることもありません。その上に新しい金属製の屋根材をかぶせていきます。
このあとに樹脂製のヌキを取り付けて棟板金を止めます。カバー工法の工事の標準的な流れはこのような工程です
今回の工事の重要な点のお話です。
屋根に天窓(トップライト)がありました。採光やお部屋の換気には有効な天窓ですが、天窓がある屋根ではここがトップクラスで雨漏り危険箇所です。天窓があるのとないとでは雨漏りの可能性が天地ほど違います。天窓を付ける場合は雨が入らないような施工をする必要があります。
このお家も例外なく天窓周りに雨漏りがありました。簡単に言うと施工不十分での雨漏りです。ただ屋根に穴をあけて天窓の枠を付けて窓にした、そんな施工でした。
このまま屋根のカバー工法を続けるわけにはいかないので、天窓の雨漏りを解決します。
窓の枠を外してルーフィングを立上がりまでしっかり入れて、窓枠と屋根材の隙間から水が入らないようにします。枠を戻してできた隙間をコーキングを打ってふさぎます。これで雨が入ることはまずありませんし、万が一入ってもルーフィングがあるので室内に雨が漏ることはありません。
さらに天窓上部にも工夫をしました。特別な施工ではなく弊社では当たり前の施工なのですが・・・
今までの天窓は窓枠が雪止めの役割をしてしまって、雪が積もると溜まってしまう作りでした。天窓の上部で雪がたまってしまうとそこで解けていつまでも水が流れている状態になります。屋根にとってあまりいい状態ではありません。それを回避するために天窓上部にジャンプ台を作ります。敢えて雪を落とすつくりにします。こうすることで天窓の上に雪がたまることはありません。
雨漏りの心配のない屋根に生まれ変わりました。
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