千葉市緑区|棟側F型瓦のズレ現場調査に伺いました
更新日:2016年02月13日
本日は千葉市緑区のお客様の屋根補修工事の現場調査にお伺いいたしました。屋根工事といってもなにやら瓦がずれてしまっているとのお悩みをお持ちとの事です。お伺いしてみると屋根は地上からは全く見えませんでした。どうしてずれているのがわかったかと言えばご近所さんからのご指摘だそうです。そう考えるとご近所付き合いは大切ですね。知らずに放っておいたら落下してしまったかもしれません。お客様と事前のお電話では洋瓦との事でしたが、実際に見てみますと粘土瓦のF型と言われる瓦でした。F型のFとは察しの通りフラットのFです。一般的にみられる粘土瓦のS型やJ型に対しては平らな為、見た目もスッキリとしていて洋風なイメージです。F型瓦では有名なものとしてセラフラットシリーズがありますが、お客様のご使用のF型瓦の名称は正式にはわかりませんでした。瓦の種類はそれこそ多種にわたります。でも構造的にはほぼ変わらないと思われます。
F型瓦は形状も特徴的ですが防災機能である独特の脱落やズレの防止機能が付いていてJ型瓦の様に簡単には外れたりはしない様になっています。その為雪止め金具の設置にはあと付の場合、専用の雪止め金具が必要となります、お客様の屋根にもF型瓦専用の雪止め金具が設置されておりました。お客様のおっしゃっていた瓦のずれた部分というのは棟から一段目にあたる部分だそうです。平場は瓦で葺いてあるのに棟、隅棟はおそらくガルバリウム鋼板製の棟板金と差し棟キャップで施工されておりました。
瓦面に土の跡があります。この辺りがずれて落ちかかっていたとの事です。よく見てみると親棟に沿った瓦がほぼずれてしまってきている状態でした。屋根は瓦でもガルバリウム鋼板製の金属屋根材でも軒先から葺きあげてきます。上手く割り振れればいいのでしょうがなかなかそうもいかないことも多いかと思われます。そうなると最後は棟の部分で調整を行う必要が出てきます。F型瓦は特殊な構造で上下左右の瓦とかみ合っていますが調整によって一部を切断されていてしっかりと棟の部分で固定が出来ていなかったのかもしれません。この場合の工事としては棟を収めている棟板金を一度取り外して、棟ぎわの瓦をしっかりと棟の貫板に固定をしてあげる必要があります。瓦は非常に耐久性の高い屋根材です。しっかりとしたメンテナンスを定期的に行って大事な家屋を長く大切にしていただければと思っています。
記事内に記載されている金額は2016年02月13日時点での費用となります。
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