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八千代市八千代台北で雨漏りしていた横葺き金属屋根を葺き替えて立平葺きへ
【工事のきっかけ】
「雨漏りしているので、見てもらいたい」とご相談をいただいたのが工事のきっかけでした。八千代市八千代台北にお住まいのお客様の屋根は横葺きの金属屋根で、かなり前から雨漏りされているそうです。点検の結果、雨漏りを止めようと補修した部分が却ってそれを酷くしている状態です。現在、最も雨漏りしにくいと言われる金属の篏合式屋根に葺き替えます。
基本情報
雨漏りしているということで、室内を拝見させていただきました。いずれのお部屋も目透かし天井に雨漏りの跡ができています。片方の雨漏りは電化製品のエアコンの真上、もう片方の雨漏りは照明器具の配線の中心なのがとても嫌な感じです。悪化すると雨漏りによる漏電にも繋がります。漏電は電化製品が壊れたりするだけでなく、最悪の場合は火災も発生します。感電死する可能性もあるので、とても危険なものです。
室内の次は外を拝見いたします。お施主様のお家はモルタル外壁でその一部にポイントとしてタイルを張り付けてあり、お洒落です。屋根は横葺きの金属屋根です。この範囲を見た限りでは大きな問題を抱えているようには見えません。多少の色褪せや汚れはあるものの、これが雨漏りに繋がるとは考えにくいらです。
青しい部分を発見しました、棟板金の奥にシーリング材が見えます。これは、以前に棟板金内部への止水を考えて処置されたのでしょう。屋根表面からの大きな浮きも気になります。下屋の棟板金と外壁の様子です。こちらもシーリング処理された跡が残っていました。
棟板金が大きく浮き上がっている部分があります。その大棟(屋根の一番高い)と隅棟(屋根の端にある棟・隅棟)の接合する部分のシーリングがさけ、つなぎ目が見えてしまっています。これでは雨水が浸入してきても、おかしくはありません。築年数も20年以上とのことで、そろそろ防水紙も寿命でしょう。屋根葺き替えで屋根を刷新致しましす。
今回の雨漏りは屋根の勾配が影響していることも考えられるので、屋根材の葺く方向を変更します。現在は横葺きですが、これからは縦葺きです。縦葺きは基本的に棟から軒先まで1枚の板金ですが、横葺きは軒先までに複数の継ぎ目が存在します。全く方向が変えた場合、屋根がどう見えるかを先取り体験です。思いの外、立平葺きはお客様にも好調でした。
屋根葺き替えを行うので、不要となる屋根材やいらない部分は解体し、撤去していきます。まずき棟板金を取り外し、その後、貫板も取り外し、屋根を解体していきます。すると、屋根の上に白い部分が現れました。
白い部分は断熱材のようですね。いつ建てられたのかは定かではないのですが、昔のトタン(金属屋根)屋根は雨が降るとうるさい、夏は暑い、冬は寒いという特徴がありました。そのデメリットを解消するために取り付けられたもののようです。こちらも不要となるので撤去していきます。
防水紙が出できました。こちらの防水は撤去せずにそのまま残し、この上に新しい防水紙を被せます。古くなっているとは言え、それなりに止水性もあるからです。これまでの防水紙の上に防水紙を敷設していきます。防水紙はタディスセルフを使用しました。
工事では防水紙の上から釘やタッカーを打つことも多いのですが、その開けられた穴に対し、追従して埋めるような性質を持った防水紙でないと雨漏りの危険性が高まります。タディスセルフはその粘着性で釘やビスなどに纏わりつき、高い止水性を発揮します。防水紙で屋根を全面的に覆いましたら、軒やケラバ(屋根の端の周縁部分)に水切り金具を取り付けていきます。
立平葺きのスタンビー455を葺いていきます。スタンビー455はその名称の一部の通り、働き幅455mmの屋根材で篏合式屋根材です。篏合式というのはスナップボタンのようなもので、嵌め合わせて葺いていきます。屋根材の端がそれぞれ凸と凹になっており、それを組み合わせて屋根を形成していきます。もちろん、屋根の端は釘で固定しています。
スタンビー455の取り付けが終わりましたので、棟の部分の工事をします。棟には雨水が浸入してこないように防水スポンジとほ脇に取り付け、貫板を取り付けるための金具を取り付けます。その後、金具に貫板を取り付けていきます。
その貫板に棟板金を取り付けていきます。もちろん、ビスを打つ位置は棟板金の側面です。お施主様の屋根は方形と呼ばれるピラミッド形ですので、その頂点の部分は各方向から寄せられてくる棟板金をしっかりと接合いたします。これで屋根葺き替えは終了です。
竣工、横葺き金属屋根から立平スタンビー455への屋根葺き替え
横葺き金属屋根から立平葺きスタンビー455への屋根葺き替えが竣工しました。雨水が染みないから雨漏りに強いと言われる金属屋根の中でも棟から軒まで1枚板で継ぎ目もなく、接合部も篏合式なので雨水が入り込みにくい形状をしている立平葺きは最強と呼ばれています。これでこれまでのように雨漏りに悩まされることはなくなりました。しかも長寿命のガルバリウム鋼板なので、長く安心してお過ごしできると思います。
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