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熊本市東区|過去のブルーシート応急処置の劣化が心配でお問合せ
更新日:2022年10月11日
熊本市東区で屋根のブルーシートが破れているので張り直してほしいとご依頼があり現地へ急ぎました。
建物詳細 | 木造2階建て住宅 |
屋根材 | 瓦 |
相談内容 | 過去の台風で隅棟の瓦が割れてしまい、応急処置でシートが掛かったままの所が強風で飛んでしまいそうなので、飛ばされないように取り急ぎ応急処置してほしい。 |
天気が荒れる予報を見て、応急処置のままにしていた屋根がご心配でお問合せ下さったようです。
早速屋根の状態を見てみましょう。
過去の台風で隅棟の瓦が崩壊する被害を受け、当時ブルーシートで応急処置を行われたそうです。
しかし、1年以上経った現在、ブルーシートはこのような状態になっています。
ブルーシートが経年劣化で破れてボロボロの状態になっています。
災害時は非常に重宝されるブルーシートですが、長期的に使用するものではありません!
紫外線や雨風に毎日さらされ続けていたら、画像のように劣化してしまいます。
この状態では、前回の台風で被害を受けた隅棟の瓦が、強風や地震で落下してしまってもおかしくありません。
また、被害箇所に雨も当たりますので、割れた箇所から雨水が浸入して雨漏りになる可能性もあります。
ブルーシートの重しに使用していた土嚢袋も、劣化で破れ中の土が流出していました。
土嚢袋に使われているポリエチレンは紫外線や風雨によって劣化してしまいます。
これでは置いている意味がないどころか、土が屋根を汚してしまったり、強風時には近隣の敷地内や雨樋などに土が舞ってご迷惑をかけてしまう事もあります。
更に、土嚢袋の土は雨水と一緒に雨樋まで流れていっていました。
雨樋に土が溜まっていると、雨水がスムーズに流れず溢れ出し、その結果二次被害として雨樋が破損してしまう恐れがあります。
応急処置をそのままにしておくと、このように本来なら起きなかったはずの事態も招く事になります。
隅棟の修理だけで済む所が、雨樋の交換も必要となってしまうと、高額な工事費用が必要になってしまいますよね。
割れている平瓦もありました。
特に応急処置をした形跡がない為、恐らく過去の台風ではなく、最近できた割れだと考えられます。
下地が見えている状態で、雨が降ると内部に雨水が浸入し、次第に室内の雨漏りにも繋がります。
また、割れた瓦が強風で飛散する可能性もありますので、早急に修理した方がいいでしょう。
悪天候の心配をされたお客様の強いご希望もあり、最後にシート養生の張り直しを行いました。
お客様には
隅棟の取り直し工事
割れた平瓦の差替え
雨樋の清掃
をご提案、御見積書を提出させていただきました。
ブルーシートの応急処置は環境にもよりますが、どれだけ長く持っても半年が限界でしょう
それ以上経つと破れや剥がれが起こり、二次被害を招く事もあります。
人間も大きな怪我をしたら、病院に行く前に止血やアイシングなどの応急処置をその場で行いますよね。
でも、その後必ず病院で検査や手当を行わないと、大きな怪我や後遺症に悩む可能性もあります。
住宅工事も一緒で、被害直後は間に合わせの為に応急処置を行いますが、その後きちんと工事しておかないと、後から大きな被害に繋がる事もあります。
工事を先延ばしにすれば被害が進行→大規模な工事が必要になり、その分工事費用もかかってしまいます。
台風など災害後は工事業者も混み合う為、すぐに工事できなかったという方も多いと思いますが、できる限り早く優良な工事業者に依頼する事をおすすめします。
街の屋根やさん熊本店では、住宅工事全般を承っております。
『うちもまだブルーシートがかかったままなんです』『今の屋根の状態を知りたい』
などお困りごとや気になる点があれば、お気軽にお電話くださいね。
この記事を書いた加盟店
電話 0120-989-742
E-Mail yane-kumamoto@dune.ocn.ne.jp
くまさんホーム株式会社
〒861-2234
熊本県上益城郡益城町古閑88−8
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