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三重県名張市 雨漏りする平屋、瓦屋根の点検にお伺いしました
更新日:2021年6月14日
三重県名張市 築70年の日本家屋にお住いのお客様よりお問い合わせをいただき、早速夕方にお伺いしてきました。
現在は通路になっていますが、以前はお風呂や台所などの水回りだったとのことです。
写真は北側の屋根の部分で、瓦が劣化しあちこち割れています。
日本瓦の屋根の寿命は約40~50年といわれます。
雨の影響により瓦の内部に雨水が浸透し、凍害(浸透した雨水が凍って爆ぜること)で割れたり劣化し寿命が短くなることもあります。
お客様のお宅ではこの屋根の下で毎日ペットのヤギさんがご飯を食べているとのことです。雨が降る日はあちこちで雨漏りがして、ヤギさんのご飯がベチャベチャになり水たまりができているそうです。ヤギさんのためにも早速屋根に上り細部まで点検をさせていただきました。
南側の屋根は温水ソーラーの下の部分が特に劣化が激しく・・・
拡大すると、写真のように完全に割れてしまっています。
こちらの屋根は元々古瓦を使用していたことと、長年雨風にさらされてきたことによる経年劣化が原因と考えられます。
また、今は使用されていないソーラーが乗っていましたので棟瓦の負担も大きいです。
よくよく細部まで確認すると、雨風にさらされていない軒下の部分も割れています。
日本瓦は日本の風土に適した大変寿命の長い瓦ですが、漆喰の塗り替えや棟側の積み直しを定期的に行うことが長持ちさせるために必要です。
点検結果の写真をお客様に見ていただくと・・・
お客様「めちゃくちゃやないかいっ
」
とのことで、このままでは屋根材の腐敗も懸念されるため工事の手配をさせていただくことになりました。
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