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千葉市花見川区天戸町の工場にてスレート葺き替え工事を行い雨漏りを改善
千葉市花見川区 工場・倉庫などの外装リフォーム 工場・倉庫などの外装リフォーム 工場・倉庫などの外装リフォーム
【工事のきっかけ】
千葉市花見川区天戸町にある工場で、屋根が破損したことにより雨漏りを起こしていると補修のご相談をいただきました。長く伸びた木々が原因であると考えられるため、補修後の注意点も含めメンテナンスのご提案をさせていただきました。
基本情報
- 施工内容:工場・倉庫などの外装リフォーム 工場・倉庫などの外装リフォーム 工場・倉庫などの外装リフォーム
- 施工期間:1日
今回調査にお伺いしたのは千葉市花見川区天戸町にあるオフィス家具等を販売・レンタルを業務に行っている工場です。屋根がひび割れてしまっていることで
雨漏りが起きてしまい業務に支障が出てしまっているとのことでした。屋内から天井を見たところ日差しが入り込んでいる場所が確認できましたので、今度は直接屋根材の状態を確認しました。屋根材はスレート波板です。一般住宅のスレートと同じく主成分はセメントですが、1枚が大きいため工場や倉庫に多く使用されています。小波と大波の2種類がありますが踏み抜き等の事故を防ぐ為、小波よりも強度の高い大波の方が推奨されているようです。
今回破損してしまった原因として一つは経年劣化、もう一つは木々が屋根にのしかかっていることが考えられます。見ると分かりますが屋根の端に木々が覆いかぶさり、枝も屋根の方へ成長し続けていました。枝木は非常に重く頑丈ですので規模によっては屋根自体を破損させることがあります。葉や枝が屋根の上に落ちて堆積されれば重量が掛かりますので、知らぬ間に負担をかけている恐れもあります。敷地内の木々であればそれはご自身で定期的に処分していく必要があります。しかし問題は隣の敷地から伸びた木々です。
住宅街でも起こるトラブルですのでぜひ頭に入れておきたいことですが、隣家から「木の枝」が伸びてきた場合は勝手に切っていいのか?答えはNOです。民法233条に定められているのですがご自身で勝手に切る事は許されていませんが、伸びた枝木を切除させることはできますので、一度状況を説明し話をしていく必要があります。ちなみに枝が伸び育っていた柿等がご自身の敷地に落ちた場合、勝手に食べていいのか?こちらも答えはNOです。あくまでその柿の木の所有者が柿の所有者になりますので、勝手に取ってはいけないのです。仮に隣家の方に伝えた上で頂いた場合は、柿の所有者はお客様になる為食べることが出来ます。ここまでの説明は枝が伸びていた場合ですが、「木の根」が敷地内に侵入した場合はどうすればいいのか?こちらは許可なしに切り取っても良いとされています。つまり地面と空中では適用される法律が異なる為扱いも変わりますので、どのような状態なのかを確認してから適切に対処していきましょう。
もし借りている土地等の場合は一度土地の所有者に確認して判断を仰ぎましょう。枝木は屋根だけでなく破風板や雨樋等を破損させる原因にもなりますので、なるべく建物自体に接触しないよう必要に応じた剪定を行っていく必要があります。以前にも一度補修は行ったようですが、今回は棟ではなくケラバと呼ばれる端のスレートが破損したことにより雨漏りを起こしてしまっていましたので、まとめて補修を行っていきます。
工場等はコスト削減を図るため、雨水の浸入を防ぐ防水紙が必要ない
スレート波板や折板屋根を使用する建物が多いです。その為、既存屋根材が割れたりすれば雨漏りに直結することも大きな特徴です。既存屋根材を剥がすとそのまま母屋(棟木と水平に取り付けられている木材)が見られますので、新規屋根材を葺き直していきます。ここで一つご注意頂きたいのは、長く葺き替えを行っていない屋根材にはアスベスト(石綿)が含まれている可能性があります。屋根材としてある内は全く問題ありませんが、解体時に割れたりすることで非常に細かなアスベストが飛散してしまい、吸い込むことで肺がんや中皮腫にかかるリスクが高くなってしまいます。しかも健康被害に気づくのは数十年経過した後ですので現在は使用が禁止されている素材です。アスベストは特別管理産業廃棄物でノンアスベスト屋根材よりも撤去・処分費がかかりますので大規模な屋根工事を行う際には予め確認をしておきましょう。
新たに使用するスレートは全てノンアスベスト屋根材ですので安心して使用することが出来ます。スレート波板用のボルトを使用して垂木に向かってしっかり固定していきます。錆びにくいステンレス製ですので経年劣化による腐食が起きにくく、長期間に渡って強固に固定が出来ます。
棟までしっかり覆って
屋根葺き替え工事は完了です。工場等の大規模な屋根は工事をするとなると費用が高額になると思われがちですが、今回の様に部分的な補修を繰り返して使用することが非常に多いです。スレート波板は耐久性に優れた屋根材ですので、破損しない限りは長期的に使用することが出来ますので、不具合に気付いた時に補修を行っていくようにしましょう。屋根の補修やお見積り依頼、屋根材に関するご質問等がございましたらお気軽に街の屋根やさんへご相談ください。無料点検を行った上で適切なメンテナンスをご提案させていただきます。
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