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千葉市稲毛区宮野木町にて強風被害、剥がれた棟板金の交換を機に屋根塗装
千葉市稲毛区 足場 足場 足場
【工事のきっかけ】
「強風で剥がれたらしい屋根の板金が庭に落ちていた、色からすると我が家のものの可能性が高いので点検してほしい」と千葉市稲毛区宮野木町のお客様からご相談がありました。庭に見慣れぬものが落ちていても、それが建物の一部だったものなのか、ましてや自分の家のものなのか、さらに屋根の一部なのか、建築や建設関連のお仕事でもしていない限り、一般の方々がそれが何なのかを見分けることは難しいと思います。そういった時はご遠慮なく街の屋根やさんにご相談ください。
基本情報
- 施工内容:足場 足場 足場
- 施工期間:6日間
- 築年数:15 年
このところ、悪天候が続いており、本日も空は曇天模様です。天気予報では夕方から雨となっていましたので、それが正確ならば数時間程度の猶予があるのですが、今にも振り出しそうです。どうにか点検を終えるまで持ってくれることを祈りつつ、屋根の調査を始めます。強風で剥がれてしまったのは隅棟(下り棟)の板金でした。文字通り、屋根の四隅にある棟で、これら部分は特に風の影響を受けやすいと言われています。
棟板金が剥がされてしまったのは固定されていた貫板に問題があったからだと思われます。縦に割れて、その一部も棟板金とともに飛散してしまったようです。変色していることから見ると、雨水を大分吸収したことが伺えます。貫板が劣化したり、腐食したりしますと釘の固定力が落ちますので、棟板金の飛散に繋がります。
化粧スレートの表面には藻や苔が発生しています。そして、枯れた藻や苔を養分にするというカビも生えています。藻や苔はスレート屋根の宿命みたいなもので、ある程度の経年となったものにはほぼ発生してしまいます。藻や苔を発生させず、スレート屋根を綺麗に保つためには定期的な屋根塗装が必要となります。お客様に現状を説明したところ、棟板金交換の他、屋根塗装を行うことになりました。
今回の屋根工事は棟板金交換と屋根塗装です。棟板金交換も塗装するので、最初に棟板金交換を行います。まずは屋根に残っている棟板金を固定している釘を抜き、解体・撤去していきます。
これまで使用していた貫板も交換しますので、こちらも解体・撤去していきます。貫板を外すと土や砂などの汚れが溜まっていることが大半です。そして、化粧スレートが新品だった時の色も分かります。こちらのスレート屋根は新築時、黒だったようです。太陽光でここまで褪色してしまうのです。
棟の部分に新しい貫板を取り付けていきます。貫板に使われる樹木は杉がほとんどです。ご存知の方も多いと思いますが、杉は水に強い木材です。育ちも早く、建材としてとても優れた木材なのですが、春先の花粉はどうにかしてほしいものです。
貫板に棟板金を取り付け、ステンレスビスで固定していきます。新築時は釘で固定されていることがほとんどですが、それよりも固定力が強いステンレスビスを使用します。費用は微妙に高くなりますが、錆にも強いことを考えれば寧ろ安いものだと思うのですが、いかがでしょうか。
棟板金の継ぎ目にシーリングを施し、養生テープを剥がせば棟板金の交換は完了です。
屋根塗装はかなり前からご検討されていたそうで、棟板金交換がいいきっかけになったとお施主様はおっしゃっていました。屋根塗装の最初の工程は高圧洗浄となります。高圧洗浄には普通の水道水を使うのですが、その水圧はすごいものです。最大で15MPa以上の水圧をかけることができ、圧力でこれまで汚れなどを吹き飛ばしていきます。
屋根を乾燥させたら、下塗りを行いながら、縁切りとしてタスペーサーを挿入していきます。縁切りとは化粧スレートの屋根材と屋根材の重なり部分に適度な隙間を作ることです。この隙間はスレート屋根にとってとても重要なもので、屋根材の下に入り込んだ雨水を排出したり、湿気を排出するはたらきを持っています。ほとんどの場合、タスペーサーというポリカーボネイト製の小片を挟み込み、隙間を確保します。
今回、下塗りにはファイン浸透シーラーを使用しました。浸透とネーミングされていることからも分かるように、スレートにしっかり染み込み、塗装をするのに最適な下地を作ります。下塗りが完了しましたら、タスペーサーを挿入していきます。信じられないことかもしれませんが、屋根材との重なり部分に適切な隙間がないと雨漏り
仕上げの中塗りと上塗りにはファインパーフェクトベストを使用します。塗膜は紫外線が当たることによって劣化成分であるラジカルが発生するのですが、ファインパーフェクトベストはその発生を抑え、制御する機能を持っています。その分、耐用年数も長いのです。
仕上げの上塗りが終わりましたら、屋根塗装の完了です。今回は新築時の黒ではなく、ナポリブラウンを使用しました。見方によってはとっても美味しそうなチョコレートブラウンにも見えます。これで、しばらくは藻・苔・カビも生えることはありません。
屋根塗装を行う場合、棟板金交換もそのタイミングで行っておけば、台風などで飛散することもなくなります。今回は棟板金交換をきっかけに屋根塗装となりました。今回の屋根塗装には8年の施工保証をお付けしております。棟板金も交換しましたし、ラジカル制御塗料での屋根塗装も行いました。屋根のことを心配することなく、長くご安心してお過ごしいただけると思います。保証期間を終えるまで定期点検に訪れますので、よろしくお願い致します。
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