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岡山市中区で築30年の釉薬瓦屋根の調査依頼です
瓦屋根に取付られた天窓「トップライト」です。部屋の奥まで光が届き、明るくなるメリットがあります。また建築基準法においても天窓は壁面の窓の3倍の採光で計算が出来ます。開閉タイプは通風量も多く、心地良い室内環境を維持できます。さまざまな魅力のあるトップライトですが、一方でデメリットもあります。現在では少なくなっているのですが、雨漏りの発生です。長期使用での経年劣化等の本体製品の不具合、周辺部雨仕舞などの製品以外の不具合とどちらも可能性はあるのですが、今回は外部周辺部の収まりを確認しました。
周辺の瓦を剥がした所です。トップライト周囲の板金、止水シール等が見えます。外部周辺部からの雨漏り原因として多くあるのは、周囲の排水部分が異物ゴミで詰まり、塞がってしまうことにより流れた雨水が板金部を超えて屋根裏に漏れることがあります。こちらでは、排水部分の異物ゴミはありませんでした。また、目視ですが、板金水切りの損傷穴あきも無いようです。ただ、止水シールは経年劣化も気になるので交換したいですね。
流れ方向の水切りと下端の鉛シートの取り合い部を確認します。鉛シートも経年劣化により穴あきなどの不具合は発生します。こちらも目視では穴空きはないみたいですね。鉛シート端部の水上部に見れているのは防水紙ですが、少し水の浸みが見られます。水切り端部から雨水が超えてしまったのでしょうか。雨漏り原因はこちらかもしれませんね。ゴムパッキン、防水シールの劣化など本体の不具合の可能性もあります。こちらのお宅も取付後、10年以上になるのですが、トップライト製造メーカーでも10年程度のサイクルでの点検を勧めています。
トップライトの不具合として結露の発生もあります。2重ガラスなどで対策は行っていますが、季節、気温変化などによっては発生します。雨の日のみ濡れていれば雨漏りの可能性が高いのですが、雨が降っていない日に濡れている様でしたら結露の可能性もあります。今回、トップライトメーカーに、点検メンテナンスをお願いすることとしました。10年以上点検してないトップライトがあるようでしたら、雨漏りが発生してなくても一度点検をしてみたらどうでしょうか。気になる事があればご相談ください。
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