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紀の川市でいぶし瓦の調査!しかし外壁にクラック…漆喰塗と外壁塗装を提案!
更新日:2021年5月24日
紀の川市在住のH様より街の屋根屋さん和歌山店のHPをご覧になって頂いたようで
ご連絡をいただきました!ご連絡の内容は「築30年程経過している家なので屋根の瓦がズレていないか一度見てもらいたい。」とのことでした。
現場調査の日程を決め、私たちは紀の川市のH様のお宅へお伺いました!
紀の川市 H様邸の情報🏠
★築約30年
★2階建て
★いぶし瓦を使用
H様邸ではいぶし瓦と呼ばれる瓦を使用していました。
いぶし瓦とはお寺やお城などの屋根によく使われている瓦になります。
粘土を瓦の形に型取り、そのまま窯の中に入れて焼き、その後、むし焼きにして表面に炭素膜を形成させて作った瓦です。
表面の炭素膜は、だんだんと剥がれ落ちて変色し、表面の保護機能は低下しますが、それが無くなっても
いぶし瓦自体の耐久性は高いので、瓦の表面が剥がれても塗装する必要はありません
他にも様々な種類の瓦があります!瓦の見分け方やメンテナンス方法については
こちらで詳しくご紹介します★
それでは、紀の川市在住H様邸のいぶし瓦の状態についてご紹介していきます
紀の川市在住H様邸では写真のように漆喰が剥がれて無くなっている箇所がたくさんありました。屋根瓦では、瓦の固定や接着するのに漆喰が使われています。
このように漆喰が劣化してしまい、剥がれてしまうと、瓦の固定力が弱まって瓦が動きやすくなってしまいます。
そのまま放ってしまうと、瓦が割れたり、欠けたりする原因にもなり、強風や地震時に瓦が落下してしまうこともあります。また、漆喰の剥がれた部分や瓦のズレた部分等から雨水が侵入してしまい、雨漏りの原因にもなります。
そうならないためにも早めに漆喰のメンテナンスを行いましょう!
続いてこちらの『鬼瓦』と呼ばれる部分を見ていきます。
鬼瓦とは瓦屋根の棟の端についている装飾瓦の総称です。
鬼瓦を後ろから見た写真です。
本当だったら右上の写真のように漆喰が塗られているのですが、
紀の川市在住H様邸では漆喰がほとんどなくなっており、隙間が見えていました。
こちらの写真も右下の写真のように漆喰が塗られていないと
いけないのですが、漆喰がすべてなくなっていて漆喰の内側にある土などが見えていました。このままだと雨水がどんどん侵入してしまいます
いぶし瓦の状態を調査していくと、外壁に多数のクラック(ひび割れ)ができており、ベランダも劣化していたので、外壁とベランダについても調査を行っていきます!
まずは軒天の下から出でいる【母屋‐もや‐】の下の外壁部分にクラックができていました。
※母屋とは屋根の構造部材で屋根を支えるのに必要な木材です。
また軒天も初めて聞く方が多いと思います。
こちらのページで軒天について詳しくご紹介しております
こちらは誘発目地と呼ばれる部分にもクラックができていました。誘発目地は、建物の動きによって発生する力を逃がす部分で、集中的にクラックを発生させる目地の事です。
他の場所にクラックができないように、この部分はあえてクラックができるように作られています。
しかし、クラックができるように作られていてもそのまま放置してしまうと、
クラック部分に雨水が侵入したり、建物自体が弱くなってしまうのでこちらも修理することを
おススメします。
さらに、紀の川市在住H様邸の外壁を触ってみると・・・右の写真のように手のひらが白くなりました
このような現象を【チョーキング現象】と言います。
外壁の塗料が劣化し、粉状になり剥がれてきていることを表しています。
チョーキング現象が起こると、外壁の防水性が低下しているとのことなので
外壁塗装をお考えになる場合の目安となる劣化症状の一つです。
外壁塗装工事についてはこちらのページでご説明させていただきます。
紀の川市在住H様邸のベランダは防水層の上のトップコートが劣化しており、
ベランダ一面に汚れが目立っていました。このままだと、防水層が劣化し、雨漏りの原因となりますので、防水層を保護するために防水層の上からトップコートを塗る必要があります。
今回紀の川市在住H様邸の調査を行い、調査結果をお伝えし、
街の屋根屋さん和歌山店ではこちらの工事を提案させていただきました。
紀の川市在住H様邸の調査結果
★いぶし瓦を固定している漆喰が劣化し無くなっていました
★外壁に多数のクラック(ひび割れ)がでできていました
★ベランダのトップコートが劣化し汚れが目立っていました
紀の川市在住H様邸の工事の提案
★鬼瓦取合・漆喰が劣化し外れている部分の漆喰塗補修工事
★外壁のクラックの修理・外壁塗装工事(付属部塗装を含む)
★ベランダの洗浄・トップコート塗布
これらの見積もりを提出させていただき、後日工事を行うことになりました。
次回の現場ブログは紀の川市在住H様邸の、いぶし瓦の漆喰塗補修工事についてご紹介していきたいと思います。
街の屋根屋さん和歌山店では今回のブログのような無料点検を行っています!
いぶし瓦の屋根以外にも様々な種類の屋根の点検もできますのでお気軽にご相談お待ちしております♫
✱ご相談・点検・見積りは無料です!どんな小さなことでも構いませんのでご連絡お待ちしております
📞お電話でのご相談 0120-169-747(フリーダイヤル)
24時間受付しています★
街の屋根屋さん和歌山店では屋根工事以外にも
ベランダ防水工事や、外壁塗装工事、樋交換なども行っています。
詳しくはこちらのページでご確認ください
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詳しくはこちらのページをご覧ください。
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E-Mail machiyane@39yamanaka.com
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