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門真市 ソーラー温水器の固定するワイヤーによって瓦が押し上げられている屋根の調査を行いました。
更新日:2021年5月27日
門真市で葺かれてから40年近く経っている和形釉薬瓦の青緑色で葺かれたお宅の屋根点検、調査を行いました。
年数も経っていますので、面戸漆喰などの漆喰類が劣化して剥がれかけたり、剥がれたりしていたり、瓦にズレなどがみらたりと、だいたいいつもと同じような経年劣化の症状が見受けられたのですが、この屋根には瓦の上に屋根上に太陽光でお湯をつくるソーラー温水器が載せられておりまして、これは瓦を葺かれてから後で設置するものなので4隅からワイヤー張って固定するのですが、このワイヤーによって瓦が上方向に押し上げられている状態が確認できました。
建物は2階建ての和形釉薬瓦葺きで、梯子も直接屋根まで掛ましたので、なんなく屋根に上れます。
屋根は昔よく葺かれてた青い陶器瓦で、色名は「青緑」(せいろく)と言います。
屋根には、よく見かける太陽光温水器が鎮座しております。
太陽光温水器またソーラー温水器という装置は、文字通り太陽から降り注ぐ電磁波で発生する輻射熱を利用してこの装置にあげた水を温める装置で、かなり昔からあり訪問販売などで拡販されてきたようです。
この装置、夏場は高温になりお湯としてお風呂などにも活用できるんですが、冬場はソーラー本体が金属やガラスなのでその温度の伝導により、20度程度にかなならず、灯油ボイラーで加温しなければならないという商品で本体費用の割には、エネルギーや光熱費の削減にはならず、屋根瓦上に重い装置とその上大量の水を入れるわけですから、あまり屋根の為にはならない商品なんです。
一時、上記に書いたことが原因で購入されることが売れなくなっていたのですが、太陽光ソーラー電池の普及などのエコブームでまた脚光を浴びだしたという商品なんです。
この太陽光温水ソーラーは本体の四隅から鉄線などで引っ張って固定するのですが、カラーベストなどでは棟部などに釘を打ち込んだりして固定したりすることがあるのですが、瓦になると釘を打ち込むこともできず、破風板部分や、樋の金具に固定したりすることが多いのです。
今回は、樋の金具に固定しているのですが、本体がズレたのかその鉄線が引っ張られて、軒先の瓦を持ち上げてしまって、その上の桟瓦まで持ち上げてしまっている酷い状態になってました。
これでは、軒部分に雨が入って雨漏りを起こしたりしてしまうかもしれないし、樋の金具もここまでの力がかかるように作られていないので、最悪折れてしまて温水器本体が大きくズレてしまう可能性もある危険な固定の仕方なのです。
その他の部分を見ましても、やはり年数も経ってますので経年劣化した面戸漆喰が剥がれてしまっています。
こちらも完全に剥がれてはいませんが、漆喰が剥がれかけていますね。
面戸漆喰はこれ自体で雨水を防水するものではなく、棟積みに使われる土を保護する化粧材的な役割なのですが、でもこれが剥がれたりすると、葺土が露出してしまい雨で土が削られたり、雨水が浸透しやすくなり雨漏りに繋がったり、棟のズレや崩れになる場合もあるので、漆喰のメンテナンスは和瓦屋根には必須なのです。
大体、10年~15年のサイクルでメンテナンスを行うのが、理想だと考えます。そうすると、日本瓦などの陶器瓦50年近く屋根を守ってくれますので、カラーベストなどで10年置きに塗り替えを行うより、ランニングコストは安く上がるのです。
その他、庇板金などもかなり錆がでてます。ここまで錆びてしまうと今後の寿命も考えますと、ガルバリウム鋼板で張替えた方がいいですね。
裏側ベランダ上に設置されている塩ビ波板もかなり劣化して穴が開いています。この状態ですと、かなり雨が入ってくると思うので、これも塩化ビニール製ではない、より強度が高く、耐候性の強いポリーカーボネイト製の波板に張替えをお勧めします。
築40年程度経った屋
根は何かしら劣化などの問題が起こっていることが多く見られます。そのまま放置してしまいますと、より劣化を招いて、より補修費などがかさんだり、最悪は葺替工事しか方法がない状態になっていることもよく見られます。屋根は屋の根と書かれる通り、家では重要な部分なのです。
最低でも10年に一度は点検をすることをお勧めします。
車でも故障など防ぐ為に点検メンテナンスが必要なように、屋根もメンテナンスを行うことにより長持ちをさせることができます。
屋根の無料点検は「街の屋根やさん 大阪門真店」までお気軽にお問合せ下さい。
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