更新日：2022年08月09日

　海老名市柏ヶ谷で屋根塗装の調査にお伺いしたところ、棟板金にもメンテナンスが必要であることが分かりました。築15年になり、スレート屋根のメンテンナンスとして塗装が必要だとお調べになったとのことで、お客様にお問い合わせを頂いたことが調査のきっかけです。スレートは屋根材や塗膜の状態の他、板金部分も重要なメンテナンス部位になりますので、しっかりと状態を調査させていただきました。

スレート屋根の塗膜の重要性

　まずは塗装を検討されているスレートについて見ていきます。スレートはセメントが主な材料として形成されている為、そのままの状態では降りかかった雨水を吸ってしまいます。それによって急速に傷んでしまわないように表面を塗膜で保護し、防水性や耐候性を保持させているのです。
　塗膜が傷みだすと雨水が弾きにくくなり、表面に苔やカビの繁殖が発生します。その状態が続きますとスレート材自体にも劣化が始まり、ひび割れや反りが引き起こされてしまうため、事前の塗装メンテナンスによる塗膜の回復が大切になります。お客様の屋根上でもスレートの退色や苔の発生が確認できました。

棟板金にも定期的なお手入れは必須

　また、棟板金にも経年劣化の症状が確認できます。棟板金を固定する釘は強風による揺れや金属の膨張などの影響でだんだんと浮いてきてしまいます。打ち直しで対応できればよいのですが、棟板金の内側にある下地の木材が腐食している場合は固定力を回復させることができませんので、棟板金交換工事が必要となります。
　お客様には屋根塗装と棟板金の交換工事をご提案させていただきました。棟板金交換工事は樹脂製の貫板で交換を行った場合、20mでおよそ132,000円～（税込）が料金の目安となります。棟板金の位置や数によってお値段も変わりますので、まずは無料のお見積もり作成をご活用ください。

　私たち街の屋根やさんでは、新型コロナウイルス対策に引き続き取り組んでおります。手指のアルコール消毒などを徹底して調査にお伺いいたしますので、どうぞお気軽にご相談ください。