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川崎町│セメント瓦屋根の貸家から雨漏りが発生、原因は防水シート(ルーフィング)の劣化
更新日:2021年5月28日
川崎町の貸家のオーナー様より、「貸家で雨漏りしているので見てほしい」とのご依頼がありました。
早速、オーナー様立会いのもと、雨漏り調査を行いました。屋根材はセメント瓦で、築50年ぐらい経過しているそうです。
借主の方に許可をいただいて、まずは雨漏りするという建物の中を見せていただきました。天井を見るとクロスにシミができていました。結構時間が経ったようなシミです。
こちらにも。他にもシミが多数できていますが、北の東側に集中してシミができています。早速その原因を突き止めるべく、屋根に上って調べてみます。
屋根の上に来ました。築50年ほど経過しているそうなので、セメント瓦も塗装が剥がれてはいますが、見た限りではセメント瓦にヒビや割れなどの問題は特になさそうです。
となると、下地の状態が気になります。天井に雨漏りのシミがある北面東側部分の瓦を数枚外し、下地の様子を調べてみます。
天井にシミのある辺りのセメント瓦を外してみました。すると防水シート(ルーフィング材)に亀裂が見られます。防水シートの経年劣化が原因だと思われます。セメント瓦の下地である防水シートが破れてしまったことによって、入り込んだ雨水をブロックできずに浸水してしまい、雨漏りを起こしてしまったようです。
通常、たとえ大雨等で瓦の隙間から雨水が入り込んだとしても、2次防水の役割を持つ防水シートが建物内部への浸水を防いでくれます。しかし、防水シートに穴や亀裂等の問題がありますと、今回のように雨漏りを引き起こしてしまします。このままですと野地板の腐食も招いてしまいますので早急に防水シートを交換する必要があります。
こちらの貸家での雨漏りを補修するには、まずは一旦セメント瓦を解体して防水シートを交換することが必須です。
その上で瓦を再利用する葺き直し工事か、または新しい屋根材に交換する葺き替え工事か、…の2つの選択肢があります。
葺き直し工事は、既存の瓦を再利用するため材料費を抑えることができます。
葺き替え工事は、新しい屋根材の費用がかかりますが、耐久性の高い屋根材や、軽量で災害に強い屋根材を選択することも可能です。
それぞれのメリットとデメリットをご説明し、2パターンのお見積りを提出した上でご検討いただくこととなりました。
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