
酒々井町東酒々井で耐用年数を過ぎたスレート屋根をスーパーガルテクトで屋根カバー工事
酒々井町
【工事のきっかけ】
「築27年を過ぎ、屋根が大分傷んできたので屋根カバー工事を検討している」と酒々井町東酒々井のお客様からご相談をいただきました。お客様の屋根は化粧スレートで最近、色褪せと染みがかなり目立つようになってきたそうです。新築時に較べると雨が降った後の乾きが遅くなったと感じられるとのことでした。スレート屋根の耐用年数は30年前後と言われています。環境や立地的に厳しい場合、それよりも短くなるケースもあるでしょう。今回はスーパーガルテクトに屋根カバー工事で屋根リフォームを行います。
ビフォーアフター
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施工後![]() |
基本情報
- 施工期間:7日間
- 築年数27年
- 施工費用:詳しくはお尋ねください
- 平米数:79.0㎡
- 使用材料:スーパーガルテクト
- 保証年数:10年
点検の様子~築27年のスレート屋根の状態
築十数年目の時に1度、屋根塗装は行ったものの、その後は何もメンテナンスしていないというスレート屋根です。お客様が言うには「新築時も、屋根塗装を行った時も、もっと黒に近いグレーだった」ということです。太陽光に晒されて、ここまで色褪せてしまったのでしょう。スレートの端が欠けている部分も何ヵ所か見られました。
屋根材が割れてしまい、シーリングで補修された箇所が見られます。大きく欠けてしまったのか、板金が被せてある部分もありました。化粧スレートの割れや欠けが何ヵ所かに見られるということは屋根材としての強度が落ちているということです。今後、こういった割れや欠けはどんどん多くなっていくでしょう。屋根カバー工法で屋根を刷新致します。
施工の様子 1.足場の仮設
屋根工事は高所作業となりますので、ほとんどの場合、足場が必要になります。施工スタッフの安全だけでなく、作業性も向上しますので、工事の品質の確保のためにも必要なものです。街の屋根やさんの現場には施工している会社が分かるようシートを掲げています。何かお困りごとがございましたら、お電話ください。
2.棟板金と貫板の解体・撤去
屋根カバー工事は文字通り、新しい屋根材でこれまでの屋根をカバーしてしまう工法です。したがって、屋根の上の突起物は邪魔になりますので、棟板金とそれを固定している貫板を解体し、撤去していきます。貫板を撤去すると、かつて屋根がどんな色だったかが分かります。お施主様がおっしゃったように濃いグレーだったようです。
3.防水紙の敷設
突起物がなくなつたところで防水を敷いていきます。使用した防水紙は田島ルーフィング株式会社のタディスセルフです。遅延粘着型の防水紙で時間が経過すると屋根に強力に貼り付きます。釘を打たれても、そこから漏水することがない優れた防水紙です。
4.スーパーガルテクトによる屋根カバー工法
軒先から棟へ向かってスーパーガルテクトを葺いていきます。色はシェイドブラウンです。シェイドという色名からも分かるように太陽光を反射する遮熱機能を持った塗料で仕上げられています。また、裏には断熱材も取り付けられているので夏は涼しく、冬暖かくを実現する屋根材です。メーカーが錆による穴開き保証を25年付けていまることからも分かるように、耐久性にも優れています。
5.棟板金の設置
屋根材を棟まで葺き終わりましたら、貫板を取り付け、棟板金を設置していきます。棟板金は専用のものが用意されているので、そちらを使用します。スーパーガルテクトに馴染むよう、縮み塗装がしてある意匠性が高い棟板金です。
竣工、スーパーガルテクトによる屋根カバー工事
スーパーガルテクトによる屋根カバー工法が竣工しました。色褪せていた屋根が引き締まったグレーとなり、お家のイメージチェンジにもなりました。前述のようにスーパーガルテクトはメーカーで長期の保証をしていますから、末永く安心して生活できるでしょう。屋根への不安を解消できる屋根リフォームとなり、お施主様にもご満足いただけました。