長柄町国府里にて以前発生した雪害で割れてしまった雨樋を火災保険で復旧・改善
【お問い合わせのきっかけ】
担当:白石
長柄町国府里にお住まいのお客様より、雨樋が破損しているのか別の場所から雨水が溢れてくるとご相談をいただきました。他の業者様にも見積もりを取られていたようですが、その金額が妥当なのか?工事に対して疑問を感じられたことから街の屋根やさんにも無料点検をご依頼いただきました。今回破損した様子から火災保険を利用して復旧・改善工事を行いましたので、状態・推測も含めご紹介したいと思います。
担当:白石
ビフォーアフター
施工前 |
施工後 |
長柄町国府里で火災保険を利用し雨樋交換工事を実施
調査にお伺いしたのは長生郡長柄町国府里にお住まいのK様邸です。立派な和風住宅で長く突き出した軒が印象的な2階建て住宅です。今回問題を感じられたのは1階部分、玄関先の雨樋でテープが貼られ補修跡も見られましたが、それでも雨水が他の場所から流れてしまい雨樋の役割が果たせていないようです。
一見歪みもなく問題が見られない角樋でしたので、様々な角度から問題や破損の原因を探ってみました。
まず屋根から見ると僅かですが外側に歪んでいる部分が確認できました。雨樋は屋根よりも外側に取り付けられているため、台風や雹、積雪と言った自然災害によって破損しやすい場所にあたります。軒樋から竪樋に雨水を流す【集水器(上合)】の接続部にも割れがある事から、一時的に雨樋に対して負荷がかかったと考えられます。
聞くと以前雪が大量に降り屋根には雪が積もったそうです。当時は問題もなく補修等は行わなかったそうですが、その際には既にヒビや歪みを起こしていた可能性があります。今回の歪みも屋根から確認して発見できましたが、下から見ても問題は見当りませんでした。このように自然災害で破損してしまった部位の復旧工事には火災保険が利用できますが、見落としのせいで自己負担となっていた可能性もあります。今回は積雪が3年以内に起こった災害ということもあり火災保険を申請することが出来ましたが、台風や積雪、雹による破損にすぐ対処できるよう定期的なメンテナンスや、被災後の点検を心がけていきましょう。
もちろん自然災害以外の原因で破損してしまった可能性も捨てきれません。例えば雨樋に落ち葉や枝が詰まる事で雨水の排水が滞り破損したり、軒樋の継目に隙間が出来ることで雨水が漏れたりといった事等です。しかし今回は軒樋にそのような問題も見当たりませんでしたので、現況写真を撮影し火災保険を申請いたしました。また一度塗装した竪樋にズレも発見しましたので、縦樋交換も併せて申請いたしました。調査の段階で異常を見落とさないという事がお住まいを守る最良の方法です。
交換に使用出来る雨樋の種類を調べる方法は?
雨樋交換を行う際にチェックしておきたい点として、使用している雨樋のメーカーや品番です。雨樋の形状や口径さえ合っていれば部分交換も可能ですが、特殊な形状や昔から使用している雨樋には既に廃盤になっている製品もございます。火災保険が利用できる場合は廃盤製品に対して全交換を申請することも可能ですが、自己負担の場合は大きな費用が掛かってしまいます。必ず集水器部分に刻印されているメーカー(S-lon等)・品番(E70等)を確認した上で交換に注意点がないかチェックしましょう。現在、お住まいで使用されている雨樋が廃盤であるか確認したいという方は、お気軽に街の屋根やさんへお問い合わせください。
また雪害というと他の部位にも被害が生じている可能性があります。こちらのお住まいでは屋根に使用されていた波板に割れが見られました。波板を固定している釘は下地に留められておらず、今後飛散する恐れもありましたので、部分的な張替工事も同時に行う事になりました。
破損した雨樋は1階でしたので脚立を使用しての工事でした。復旧工事に必要な足場も火災保険で仮設することが出来ますので、この機会に屋根工事や外壁塗装をご検討される方も多くいらっしゃいます。
既存雨樋と支持金具を取り外し勾配(傾斜)を確認しながら取り付け直し雨樋交換工事は完了です。ちなみに火災保険は「原状回復」を目的にしているため、半丸から角樋への変更・落ち葉除けネットの設置といった機能を向上させるための工事は申請出来ません。と言っても追加費用分だけで設置・変更が可能ですので、雨水量が多い時に溢れてしまう、頑丈な雨樋が良い、壊れにくい雨樋にしたいという方にはお奨めのタイミングです。
工事を終えて
台風や積雪も天気予報で確認は出来るものの、被害の大きさは計り知れません。今回は雨樋と波板でしたが、屋根が破損してしまえば雨漏りを起こし内装補修や電化製品の買い替え等、生活に大きな支障をきたすケースもございます。お住まいに大きな被害が生じないようにするためには、定期的なメンテナンスが必要不可欠です。日々の状況を把握していれば、いざ破損してしまっても何が原因なのか、どの程度の費用が掛かるのか、今後どうしていけば良いのかということも分かっており対処がスムーズになります。
街の屋根やさんは雨樋に関わらず屋根や外壁、軒天・庇・塀等外装全般の工事を承っております。雨漏りが起きてしまった、メンテナンスを検討している、火災保険を利用して補修したいという方がいらっしゃいましたらお気軽にご相談ください。無料点検の上、お住まいにとって最適な工事をご提案させていただきます。
記事内に記載されている金額は2020年08月25日時点での費用となります。
街の屋根やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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工事を行なった匿名様のご感想をご紹介いたします
匿名様のアンケート
【工事前】
- Q1.弊社にお問い合わせになる前にどんなことで悩んでいましたか?
- 金額
- Q2.何がきっかけでに弊社をお知りになりましたか?
- インターネット
- Q3.何が決め手となり弊社にお問い合わせ頂きましたか?
- 近所での施工事例があったから
- Q4.実際に弊社担当者がお伺いしていかがでしたか?
- 親切でよかった
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