ホーム > 石岡市で和瓦から軽量瓦ルーガへの葺き替え工事 地震対策も万全…
石岡市で和瓦から軽量瓦ルーガへの葺き替え工事 地震対策も万全
【工事のきっかけ】
東日本大震災以降、次に屋根のメンテナンスをするなら、重量のある瓦ではなく軽量の屋根材を考えていた。しかし和風建築なので、流行りの屋根材には抵抗があり、街の屋根屋さんに相談。軽量瓦の細かい説明・しっかりとした提案を受け、和風の風合いも残るので決断しました。
基本情報
石岡市での和瓦から
軽量瓦ルーガへの葺き替え工事の様子を今日はご報告いたします。
先ずは、屋根工事を始める前に工事を始めさせてもらう旨をご近所にお伝えするためご挨拶に伺いました。
瓦を下す作業は、埃が立つ作業であり、廃棄瓦をトラックに積載する際に音も出ますのご近所への配慮が必要です。
施工の数日前にも、近隣のお宅に施工案内と日程をお知らせに、ご挨拶をさせていただいていたので2度目の訪問!『そんな何回も来なくて大丈夫よ~』とお隣さんからの優しいお言葉。 ご理解のあるお客様で助かります。ありがとうございます。
無事ご挨拶も完了し、職人に今日の工程を伝え作業開始です。
今日の工程は、既存の瓦を撤去する作業からです。
今日は4人態勢での瓦撤去で、こちらの画像は約1時間経過の画像です。
年数が経過した屋根は、通常以上にホコリが飛びますので防塵マスクは必須です。
隣接したお宅には、当日はお洗濯物を干すのを控えていただけるようにお願いをしています。
こちらのお宅は寄棟なので全部でこちらの画像の形の屋根が4面あり
面積が約125㎡あるので、瓦の数は約2,000枚!!!
一枚一枚めくり、めくった瓦を下のトラックに積み込みます。 かなりの重労働です!職人さんご苦労様です。
次の画像は、瓦屋根を撤去したあとの画像です。
この一面に黒く敷かれてあるのが、ルーフィング(下葺き材との防水シートとも呼びます)と呼ばれる材料なのですが、この材料は雨漏り防止の最後の砦です。
この画像の左に部分にルーフィングが切れ『木』の部分がむき出しになっている部分がありますが、この木の下は屋根裏天井になりますのでこのルーフイングが切れていると『木』に染み込んでしまいます。
現在ある雨漏りはこのルーフィング破損が原因です。
瓦全体を降ろした状態で改めて思いましたが、お客様にとって葺き替え工事は大きな決断であったと事と思います。
ですが、この状態をこのまま放置していた方が、被害はもっと広がる事は明らかな状態でした。
大きな決断でしたが葺き替え工事は大正解だと私は思います。
次の画像は、野地板(のじいた)の施工中の画像になります。
左の画像のルーフィングの下の『木』の部分になります。
既存の野地板は、バラ板(杉材とも言われ、すのこ状に施工)で施工されてあり、40年以上経過のお宅で多く使用されています。 屋根は湿気がこもる為、気が腐る事を防ぐ為使用されていましたが、現在は隙間が雨漏りの要因にもなりルーフィングの品質の向上で使われていません。
今回はバラ板の上に、12㎜の合板を野地板撤去費用が掛からないよう、増し張り(バラ板の上から貼る事)施工し隙間のない野地板に仕上げました。
2日後に雨が降ると言う予報なので、明日までにルーフィング(防水シート)施工まで行かなくてはならないので、当日は大人数入れました。
次の画像は、新しい屋根材である
軽量瓦ルーガ『雅』に葺き替える為、瓦荷揚げ機を設置しました。
屋根が肌色に見えるのは新しいルーフイングで弊社職人がルーガ葺くなら!と、一押しの、その名も『ワールドチャンピオンルーフィング』で通常の物よりも肉厚で軽量です。名前からして凄いです。
一般のルーフィングと比べ、引裂強度が3~10倍で、留め具のくっつきも良く、従来品と比べ重量も約半分と言う優れもので雨漏り対策も万全です。
ようやく、新しい屋根材
軽量瓦ルーガ雅を屋根に葺き替えていきます。
材質は従来の瀬戸瓦に比べ約半分の重量の軽量セメント瓦です。高耐久でありながら低重量という優れものです。
ではなぜ?屋根を軽量化するのが近年好まれているのかですが、東日本大震災で家屋の倒壊、屋根の崩壊等多くの被害が出てしまいました。
その要因として、屋根が重いと横揺れの際その地震メカニズムで建物自体が大きく揺れる事になり、結果としてその揺れに耐えきれず被害が多く発生してしまった教訓の原理です。 いわば地震対策です。先程のルーフィングも強度があり軽量素材ですので、相性がバッチリですね。
いよいよ全貌が見えてきました。
この辺まで来ると、ご近所の方も足を止め見学しに来られる事が多いです。
当日も、お施主様とご近所のご夫婦が、談笑しながら『きれい~』『すご~い』と見学されていました。
今回お施主様選択の軽量瓦ルーガの瓦の色は
『モダングレー』です。
今までより少し明るくしたいとの事でご選択されました。
当日は快晴!太陽にも反射し、とても映えますね。
最後の仕上げに瓦が葺かれていない木の部分です。
総称して(やくもの)呼称は隅棟です。
ここも地震対策として耐震工法にて施工します。
その昔、棟は、段数を高く積めば積むだけよく、ご近所と競い合って高く積むお宅が多かったのですが、震災後棟が崩れた家が多く、今は画像のようにステーを使い中心に垂木を設置しモルタルで覆った後に冠瓦を一段被せ、上からスクリュ-ビスでしっかり止める施工方法が好まれます。
これで、地震に強い隅棟の完成です。
※上段が施工前・下段が施工後です。
完成いたしました!!
和風の風合いを残しつつ、モダンでありながらスッキリとしたフォルム!
お客様にも、『この
軽量瓦ルーガにしてよかったと』、担当者冥利につきる言葉もいただきました。
雨漏り対策・地震対策が同時にできるのも、この屋根材ルーガのおかげです。
次回は、3か月点検時にお伺いいたします。
屋根葺き替え後の、お住まいになってのご感想、是非お聞かせくださいませ。
施工スタートから工事完了まで、総施工稼働日数16日間! 日平均職人数4人工での施工です。
今回は、軽量瓦ルーガ雅の施工事例をお伝えしましたが、同時施工として
増築部分のガルバリウム板金屋根
雨樋交換工事・軒天工事
も同時に行った数値です。
雨漏りが発生しやすい緩衝部。
増設部分は、金属屋根ガルバリウムでのカバー工法でです。
母屋と増設屋根の緩衝部分も、綺麗に施工されています。
軒先の雨樋も金具からしっかり施工しました。
使用した材料は Panasonicアイアン105です。
街の屋根やさん水戸店では
お家の事なら屋根施工以外にも一括して対応しています。 親切・丁寧に対応いたします。
是非、お問い合わせからはじめてみてください。
【工事完了後】
施工スタートから工事完了まで、総施工稼働日数16日間! 日平均職人数4人工での施工です。
今回は、軽量瓦ルーガ雅の施工事例をお伝えしましたが、同時施工として
増築部分のガルバリウム板金屋根
雨樋交換工事・軒天工事
も同時に行った数値です。
雨漏りが発生しやすい緩衝部。
増設部分は、金属屋根ガルバリウムでのカバー工法でです。
母屋と増設屋根の緩衝部分も、綺麗に施工されています。
雨漏りが発生しやすい緩衝部。
増設部分は、金属屋根ガルバリウムでのカバー工法でです。
母屋と増設屋根の緩衝部分も、綺麗に施工されています。
軒先の雨樋も金具からしっかり施工しました。
使用した材料は Panasonicアイアン105です。
街の屋根やさん水戸店では
お家の事なら屋根施工以外にも一括して対応しています。 親切・丁寧に対応いたします。
是非、お問い合わせからはじめてみてください。
この記事を書いた加盟店
電話 0120-989-742
E-Mail yane-mito@efc-fy.co.jp
株式会社イーエフシー
〒310-0805
茨城県水戸市中央2丁目10番26号カーサモンテ3F
茨城県の加盟店一覧
電話 0120-989-742
E-Mail yane@okanokougyou.co.jp
株式会社岡野工業
〒300-0332
茨城県稲敷郡阿見町中央1丁目4-8 102号
電話 0120-989-742
E-Mail yane@kasumibisou.com
株式会社霞美装
〒300-0013
茨城県土浦市神立町682−20
電話 0120-989-742
E-Mail info@kishida-kougyou.com
有限会社岸田工業
〒301-0000
茨城県龍ケ崎市六斗蒔8956-5
各種屋根工事メニュー
私たち『街の屋根やさん』は神奈川県を含む関東全域を施工エリアとする、お住まいの屋根の専門店です!
街の屋根やさんでは下記の工事を取り扱っております。工事内容の詳細は各工事ページでご確認下さい。
街の屋根やさんが施工している様々な屋根工事と屋根リフォームの一覧をご紹介します。
お客様の不安を解消できるように、お問い合わせから工事の完成までの流れをご紹介しています。
街の屋根やさんが施工している様々な屋根工事と屋根リフォームの一覧をご紹介します。
お客様から寄せられた屋根に関する疑問を、当店スタッフが親身に回答しています。
弊社で行った施工事例をご紹介しています。詳細な説明と写真でわかりやすくお伝えします。
弊社の会社概要になります。街の屋根やさんとはこんな会社です。