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結城市での雨樋交換工事で接着剤の塗布方法と穴の開け方を解説
【工事のきっかけ】
2018年の雪で、屋根から落ちてきた雪が雨樋に落ち曲がってしまい困っていました。リフォーム屋さんに見積もりを依頼すると、口頭で足場代を入れて80万掛かると言われ我慢していました。そんな折、知人に紹介されたのが『街の屋根やさん』でした。
担当者さんから火災保険申請のアドバイスをいただき全額はカバーできませんでしたが、一部が自然災害で認められ、私が実際に払うのはリフォーム屋さんの見積もりの半額以下だったので工事もお願いしました。
基本情報
- 施工内容:雨樋交換
- 施工期間:2日間(2人工)
- 築年数:28年
- 使用材料:PanasonicシビルスケアPC50 内吊り金具(勾配)
今回は、結城市在住のI様邸の雨樋交換工事の様子をお届けします。
使用する材料は、PanasonicさんのシビルスケアPC50(白)を使用し、雨樋用接着剤の塗布(とふ)方法や集水器への導線である軒樋への穴あけ方法を解説します。
では施工に入ります。
※以前現場ブログでも少し触れている現場です。現場ブログはこちらへ
最低限の足場を設置し、まずは既存の軒樋と支持金具を撤去していきます。
雨樋を交換する際は、支持金具(雨樋を受けるための金具)からの交換をお勧めします。
雨樋が外に開いてしまっている場合や、脚立や梯子で内曲がりしてしまった雨樋は支持金具も勾配(こうばい)がくるってしまっています。
※現存している種類の雨樋であれば、支持金具を変えずに軒樋だけの交換も可能ではありますが機能性が保たれず、結局再度不備が起こる場合が多々あります。ご参考にしてください。
この画像の
青〇の糸は『水糸(みずいと)』と言う、水の流れを作る為の傾斜を見立てた物です。この水糸を張った際も再度水平器で測り合わせた後に支持金具を設置していくと、しっかり水を排出するための傾斜ができます。
次に黄色線の部分をご覧ください。
これは、なかなかの勾配です。
※当社では事前に調査を行ったので準備できていますが、なかなか市販では出回っていない角度ですので、詳しくないと間違いを起こしてしまう支持金具です。
継手への雨樋用接着剤は、三条塗布(さんじょうとふ)
雨樋の最長は1本で3600㎜なので、それ以上長い軒の場合は繋いで連結しなくてはなりません。
今回使用する、シビルスケアPC50の繋ぎ目に使用する継手は、左の画像の外から覆う継手と右の画像にある中止めの継手があり、内外を合わせ押し込むと『パチっ!』と、はまるように設計されていて漏れ対策も万全です。
雨樋用の専用接着材を、三列に塗ってあります。
一列塗りは一条塗布(とふ)・二列塗はりは二条塗布と言い、メーカーさんは二条塗布を推奨していますが、当社では三条塗布を基本としており、より一層の漏れ対策をしています。
外と中から二重の継手でロックしました。
雨樋からの雨漏れ原因のNo1は、継手から発生する漏れです。
細かい部分ですが、この様な施工内容は、お客様が直接目にする事の少ない部分です。
※施工材料や細かい施工方法の違いが、年数が経過したときに歴然とした違いに現れますので、しっかり行わなくてはならない部分です。
工業用カッターで米型に切れ込みを入れ、手で押しながらペンチで開いていきます。
※ここまで綺麗に加工している物は、当社以外見かけた事がありません。 流石当社の職人です^^
何故?きれいに抜かないの?と思うかもしれませんが、この開いている部分が集水器がズレないようにする為のストッパーの役割にもなってくれます。
こちらは、先日手直しさせていただいたお客様宅の集水穴ズレによる画像です。
ストッパーが無いと強風等で煽られズレが生じます。
このようなお宅を時々見かけますが、やはりストッパーが施工されていません。
※後付けでも施工できる専用のストッパーも販売されています。
仕上げに取りかかり完成です、丁度夕日に映えとても綺麗に映っていますね。
延べ2日間、2人工での作業でした。
ちょうど、お帰りになったお客様に施工状態を確認していただき、施工写真も全て見ていただきました。
お客様:『あんた達、意外にしっかりやるのね~^^』
と冗談を言いながらオロナミンCを頂き無事お引渡し完了です。
いかがでしたでしょうか?
たかが雨樋!しかしされど雨樋です。
私がしる限り、雨樋を施工する業者さんは多種にわたります。
しかし、その細かい施工内容を実直に行う業者さんはどれ位なのでしょう?
施工は外からの見た目ではなく、中身が重要です。
皆様も、雨樋工事が必要な場合は、是非ご相談ください。
【工事完了後】
いかがでしたでしょうか?
たかが雨樋!しかしされど雨樋です。
私がしる限り、雨樋を施工する業者さんは多種にわたります。
しかし、その細かい施工内容を実直に行う業者さんはどれ位なのでしょう?
施工は外からの見た目ではなく、中身が重要です。
皆様も、雨樋工事が必要な場合は、是非ご相談ください。
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