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松山市南斉院町で雨漏りしているコロニアルをルーガ鉄平で葺き替え
【工事のきっかけ】
太陽光パネル周辺から雨漏りして困っていた。簡易工事を行ったが、雨漏りが止まらなかったため葺き替え工事をすることにした。
基本情報
松山市南斉院町でコロニアルの
葺き替え工事を行った際の様子です。
コロニアルの上に太陽光パネルを設置していたお宅で、太陽光パネル周辺からの雨漏りでお困りだったようです。
今までに簡易工事を行って雨漏りを止めようとしていましたが、止まらなかったため葺き替え工事をすることにしたそうです。
今回は、元々の屋根材がコロニアルという軽量の屋根材のため、新しい屋根材も軽量の
ルーガ鉄平という物を使用しました。
屋根の葺き替えを行うために、まずは既存の屋根材を撤去していきます。
屋根の色が変わっているところに太陽光パネルが設置されていたようです。
太陽光パネル自体はあらかじめ電気屋さんに撤去してもらいました。
コロニアルを撤去するために、まずは棟の板金を取りはずします。
板金は、下地の木材に釘で固定されているだけなので、釘抜きで釘を抜いて撤去していきます。
下地の木材も必要ないので一緒に撤去します。
棟の板金の取り外しが完了したら、コロニアルを撤去していきます。
コロニアルは1枚につき釘4本で固定されています。
この釘を1本ずつ釘抜きで抜きながらコロニアルを撤去していきます。
谷の部分には
本谷板金という雨水を樋に流すための板金が入っているのでそれも撤去します。
後から、新しい本谷板金を取り付けます。
すべてのコロニアルの撤去が完了しました。
本谷板金と
ケラバの板金もすべて撤去出来たので、次は野地板の増し張りを行っていきます。
屋根材等をすべて撤去した後、屋根の強度をアップさせるために
野地板の増し張りという作業を行います。
野地板とは屋根材を置く部分の事です。
屋根材を撤去した状態の屋根に、構造用合板という物を増し張りすることによって屋根の強度をアップさせることができます。
この増し張り作業は、葺き替え工事の際にしか出来ないので、葺き替え工事をする際にはお勧めしています。
多少重量は増えますが、問題ないレベルです。
構造用合板は厚み12mmの物を使用します。
専用の釘打ち機で、屋根の垂木という部分を狙って釘を打ち込みます。
垂木に打ち込まないとしっかりと固定されないため、目印をつけて確実に打ち込みます。
屋根の形に合わせて、構造用合板を全体に固定出来たら、野地板の増し張り完了です。
次は、雨漏りを防ぐための改質アスファルトルーフィングという防水紙を施工します。
屋根材で雨を完全に防ぐことはできません。
強風等で雨が屋根材の隙間から入ってくることがあるので、その際に雨漏りしないように
防水紙を施工する必要があります。
防水紙は、七王工業のモラサンEという物を主に使用しています。
施工する際は、タッカーという建築用のホッチキスで固定します。
屋根全体を防水紙で覆えたら施工完了です。
防水紙には正しい施工方法があります。
間違った方法で施工してしまうと、逆に雨漏りの原因になってしまうので、屋根工事は専門業者に頼みましょう。
次は、新しい屋根材を施工するための下準備を行っていきます。
まず、コロニアルを撤去した際に
雨樋に溜まったゴミや、埃を掃除します。
ルーガ鉄平を施工した後だと掃除がやり辛いので、先に掃除しておきます。
掃除が完了したところから順番に、軒先水切りという板金を取り付けていきます。
軒先水切り板金は、瓦から流れてきた雨を確実に雨樋に流すための板金です。
写真に手前に見えているのが軒先水切り板金です。
ケラバの部分にはケラバ捨て水切りという物を取り付けます。
ケラバ部分から入った雨を雨樋に流すための板金です。
谷部分にも、新しい谷板金を取り付けて準備完了です。
準備が完了したら、ルーガ鉄平を施工します。
写真は軒先の瓦の取り付けの様子です。
ルーガシリーズの場合、瓦は釘2本で固定しますが、軒先の瓦だけは風などの影響で一番負荷が掛かる場所なので、飛ばされないように釘3本で固定しています。
隅棟の部分は、屋根の形に合わせて瓦をカットしながら施工します。
瓦をカットすると粉塵が出ます。
近隣の方のご迷惑にならないように、瓦をカットする際は集塵機付きの切断機を使用しています。
谷の部分も、ガタガタにならないように形を揃えながら瓦をカットします。
この部分を真っすぐにしないと見栄えが悪くなってしまいます。
下準備の際に取り付けた谷板金はステンレス製の物を使用しています。
少し高価なものですが、谷は雨水が集中して傷みやすいので、耐久性の高いステンレス製の板金を使用した方がコスパがいいです。
瓦本体の施工が完了したら、ケラバと棟の瓦を施工していきます。
ケラバ専用の瓦をビスで固定した後、
乾式工法と呼ばれる方法で棟瓦の取り付けをします。
乾式工法とは、土や南蛮漆喰などの水気を含んだ建材を使用しない工法の事で、屋根の重量を軽くすることができる工法です。
棟に専用のブチル防水テープを取り付けて棟の瓦を施工します。
棟の瓦も、ケラバと同様にビスで固定します。
ケラバと棟が重なるところも綺麗に仕上がりました。
今回のお宅は、実は下屋根があります。
下屋根は壁と接しているため、強風で壁から雨水が吹き込まないように防水処理をする必要があります。
上屋根と同様に瓦を施工した後、壁に沿って棟で使用した防水テープを半分にカットして貼り付けます。
このテープを張ることによって風で雨水が吹き込むのを防ぎます。
壁から流れてきた雨水も防ぐ必要があるので、
雨押え板金という壁際の板金を取り付けて完成です。
以上で全工事完了になります。
雨漏りも解消され、お客様に喜んで頂けました。
屋根が綺麗になったことで、建物全体の印象も綺麗になったように感じます。
隅棟部分には差し棟冠という、スッキリした形状の瓦を使用しているので、重厚感が抑えられた仕上がりになっています。
コロニアルの雨漏りでお困りの方は、是非街の屋根やさん松山店に一度お声掛けください。
街の屋根やさん松山店では
無料点検も行っていますので、お気軽にご相談ください。
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