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大津市堅田町、店舗R様邸、セメント瓦から立平葺きに葺き替え工事
【工事のきっかけ】
大津市堅田町で
葺き替え工事をおこなってきました。
去年の台風21号の被害でセメント瓦がかなりの枚数飛散、破損しているので葺き替えする事になりました。
既存はセメント瓦が葺いてあるのですが撤去して金属のスレート瓦に乗せ換えます。
基本情報
大津市堅田町、店舗R様邸
葺き替え工事をおこなってきました。
去年の台風21号の被害でセメント瓦がかなりの枚数飛散、破損しているので葺き替えする事になりました。
既存はセメント瓦が葺いてあるのですが撤去して金属のスレート瓦に乗せ換えます。
所々、養生テープを貼って応急処置をしています。
幸いまだ雨漏り等は起こしている所はありませんでした。
既存の瓦を解体していきます。
解体した瓦を昇降機で下に降ろしてトラックに積み込んでいきます。
2tトラックがパンパンになりました。
1回じゃ乗り切らないので、何回かにわけてゴミ屋さんに運搬します。
タイヤが沈みかけていました。
解体後です。
ブロアーで屋根の上のホコリやゴミを落としていきます。
古くなった下地の上に新しい下地を作る為にまずはタルキ(屋根を構成する屋根野地板を支える構造材)を屋根に向かって縦に流していきます。
この垂木がないと屋根面に凹凸ができ屋根を真っすぐ葺く事ができません。
また屋根面が歪んでしまうので雨漏りの可能性もでできますしちょっとした風でも屋根が壊れやすくなります。
垂木をうち終えたら次はコンパネ(構造用合板)を貼っていきます。
垂木下地を狙ってエアーガンで均等なピッチで釘を打っていきます。
ガイドラインで定められている外周100mm中間部150㎜ピッチでしっかり止めていきます。
コンパネ貼りが完成しました。
古かった屋根下地が蘇りましたね!
今回、針葉樹の構造用合板使用しました。
針葉樹合板は(ラーチ合板)とも呼ばれていて住宅では、屋根、壁、床に使われていて日本の一般住宅ではほぼこの合板が使われています。
昔はラワンが一般的的でしたが施工のしやすさと、低コスト材料の為に針葉樹が普及しました。
そして屋根の命とも言える屋根防水の必需品のルーフィングを貼っていきます。
ルーフィングは厚み約1mのシートなのですが野地板への雨の侵入をしっかり防いでくれます。
一般住宅で最も相談が多いのは屋根、壁からの雨漏れです。
この雨漏れを防ぐ為の重要な役割を果たすのがルーフィングです。
ルーフィングには透湿系と非透湿系があります、透湿系は湿気は通すが雨は通さない優れものです。しかしコストが高くあまり世間に浸透していません。
非透湿系は湿気も雨も通しません、とにかく防水命といった材料です。種類も豊富で価格も透湿系に比べれば低価格なものあるので現代では95%程のシェアをほこっています。
今回使わせて頂いた材料は改質アスファルトルーフィングと言う、アスファルトルーフィング940のグレードアップ版です。
止水性や耐久性が高い為現在、最も推奨されている材料です。
屋根材をあげていきます。
7m近くある大物だったので3人かかりであげました。
ユニック車であげれたらよかったのですが、地面から屋根までの距離が離れていて、手上げする事になりました。
軒先、ケラバに流れてきた雨を下へ流す唐草という板金の役物をつけていきます。
この時ポイントとなるのは下地のコンパネを破風より少し出してあげる事で、伝ってきた水が破風裏に回らないようにする事が大事です。
コンパネの出がなく破風にペタっと唐草を付けてしまっては雨が破風にジャバジャバとあたってしまい劣化する原因となります。
唐草を付け終わったら、本体を葺いていきます。
立平葺きの時注意しないといけないのは、屋根割りを気にせず一方方向に葺いていくと最後の一枚の屋根材が短かったり、長かったりすると全体の景観を損ないます。
屋根の真ん中で寸法を取って均等割で葺いていく事が仕上がりをキレイに見せるポイントです。
本体が葺けたら、棟の雨仕舞をしていきます。
まず下地の木材を打っていきます。
寸三(35×35角)を棟の野地板に打っていきその上に貫板を打ち付けていきます。
実際に棟に被せる板金をあてながら屋根のセンターと棟板金のセンターが真っすぐ揃うように下地を打っていきます。
棟板金は屋根の一番上の三角になる部分、屋根材と屋根材の切れ目を防ぐ為の板金です。
これがないと一番高い所から雨がだだ漏れになってしまいますので非常に重要です。
棟の施工が終われば工事完了です。
今回は、半面だけ葺き替える特殊な工事でしたキレイに収まりました。
立平屋根は昔は店舗などで使われる事が多かったですが耐震などを気にして軽量の金属屋根を使う一般住宅が増えてきています。
興味のある方は是非
街の屋根やさん滋賀湖南店までお気軽にご相談ください。
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