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群馬県安中市でなんばん漆喰を使って棟を取り直し工事しました
【工事のきっかけ】
地上からの目視で棟の歪みが見えた。
落ちてきたら怖いので、インターネットから無料点検・無料見積りを依頼。
基本情報
- 施工内容:漆喰取り直し
- 施工期間:4時間(2ヶ所)
- 築年数:48年
瓦屋根の棟取り直し工事を、群馬県安中市で行いました。
棟は地震や台風などの影響でズレたり歪んだりすることが多く、整列していない瓦は落下の恐れがありますので、早めの対処が必要です。
棟は、熨斗(のし)瓦と
冠(かんむり)瓦を積み上げて作られています。
内部には葺き土(ふきつち)といって、土が土台として盛られていますが、これが瓦屋根を重くするひとつの理由でもあります。
近年では、棟に限らず平部(流れ)でも葺き土を使わない工法が確立されていますので、屋根全体が昔の瓦屋根に比べて軽量になります。
平部と違って棟はそのままだと葺き土が露出した状態になるため、外部に漆喰を詰めて防水性をもたせます。
漆喰が劣化してひび割れたり剥がれ落ちたりすると、葺き土が雨風にさらされて流れ出るなどしますので、棟の強度が低下することになります。
漆喰の劣化は、軽度であれば詰め増しや
詰め直しといった簡単な工事ですんでしまいますので、
定期的な点検と早めのメンテナンスをオススメします。
また弊社では、棟工事も含めて漆喰まわりのリフォームの場合は、基本的に通常の漆喰ではなく南蛮漆喰(なんばん)を使用しています。
なんばんは漆喰に特殊なシリコンと防水剤を混ぜたもので、通常のものより耐候性と耐久性、耐水性が向上しています。
さらに、なんばんは
葺き土を使わない施工になりますので、棟の土台がひとつとなり、棟全体の
固定力が向上します。
棟は屋根のなかでも高いところにありますので、紫外線や雨風、揺れなどの影響を強く受けることになります。
できるだけ強固に作ることによって、下で暮らす私たちにとって安心できる棟になります。
本棟には強力耐震棟金具を入れるなどの工法(ガイドライン工法)もありますので、詳しくはお問い合わせください。
なんばんを盛ったら熨斗瓦と冠瓦を順番に積み直して完成になります。
少し前までは、熨斗瓦をたくさん積んで棟が高くなればなるほど、屋根が立派な印象になるといわれていました。
しかし近ごろは、耐震性の観点から熨斗瓦をほとんど使わない棟も主流になっていまして、屋根やさんとしては少し寂しいような気持ちもあったりなかったりですね。
ちなみに、今回は瓦が大丈夫そうでしたので再使用しておりますが、ひびや欠けなど、状態により再使用できない場合もございますので、予めご了承ください。
街の屋根やさん藤岡店では、取り直し工事のほかにも詰め増しや詰め直しなどの部分補修も喜んで承ります。
この記事を書いた加盟店
電話 0120-989-742
E-Mail yaneyasan-maebashi@asahipaint.net
アサヒペイント有限会社
〒371-0115
群馬県前橋市富士見町小沢555
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