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岸和田市の金属屋根の笠木が剥がれてガルバリウム鋼板に葺き替え!
岸和田市 台風 台風 台風
【工事のきっかけ】
岸和田市の雨漏り修理で金属屋根の葺き替えを行いました!
台風で金属屋根のパラペットの笠木が剥がれてしまったことが原因で雨漏りしていたのですが、屋根自体も錆びついて傷んできていたのでこの機会に葺き替えることになりました。
新しい屋根材はガルバリウム鋼板という錆に強くて耐久性のある鋼板です!雨漏りを防止するために丈夫なルーフィングも敷きました。
基本情報
- 施工内容:台風 台風 台風
- 施工期間:3日間
- 築年数:約56年
- 使用材料:ガルバリウム鋼板・構造用合板・アスファルトルーフィング・シーリング・ジプトーン
以前、街の屋根やさん岸和田店で陸屋根の塗装などをしていただいた岸和田市にお住いのN様より、
雨漏りのご相談をいただき、金属屋根の葺き替えを行いました。
N様邸は木造・平屋建ての住宅です。
雨漏りしているのは1階の窓枠とキッチンの天井で、上には金属屋根がのっています!
金属屋根ってどんな屋根?メンテナンス方法は??
台風で雨漏りが発生したので、ご自身で屋根に上がって確認すると、笠木(かさぎ)が剥がれている状態だったので、
ブルーシートで応急処置されたそうですが、まだ雨漏りは完全に止まっていないとのことです。
写真の、ブルーシートで覆っている箇所が【笠木】部分になります。
笠木とは・・手すり壁や腰壁、パラペットなどの一番上の仕上のこと
(※パラペットとは、陸屋根や屋上、バルコニーなどの周囲に設ける低い立ち上がり壁のことです)
地震や台風でお住いが被害を受けた時の応急処置について詳しくご紹介しています!
早速雨漏りしているお部屋の中を確認させていただきました。
写真はキッチンの窓で、窓枠の上の方から雨水がポタポタと落ちてきたので、台風が去った後、ご自身で応急処置をされたそうですが、まだ完全には止まっていないとのことです。
窓から少し離れた天井でも雨漏りしていました。
この部分は以前からたまに雨漏りしていたそうですが、台風の時は雨水がたくさん入ってきたそうです。
台風時は雨の量が通常よりも多く、強風を伴う雨が降るので、普段はあたらない箇所に雨水が吹き込みます。そうすると、雨漏りのリスクが高くなってしまいます。
雨漏りは大切なお住いに様々な被害を生み出します!
■ 木部が水に濡れて腐食し、強度が低下する
■ 木部が繰り返し濡れ続けるとカビが発生して健康を害する
■ 木部が湿気を含んで白蟻の餌食になる
⚠ 雨漏りにより万が一漏電すると、感電や火事などの二次被害を引き起こすことも・・・!
雨漏りはその時の状況(風向きや雨の量)で発生する時としない時がありますが、
雨が降るたびに雨漏りする時は要注意です!!できるだけ早めに業者に相談しましょう。
雨漏りについてもっと詳しく知っておきたい・・!そんな方へ
雨漏り箇所の上にある屋根を確認しました。
この屋根は金属屋根で、トタン板を張っていました。
トタン板とは・・表面に亜鉛メッキを施した鉄板
パラペットの笠木がめくれてブルーシートで応急処置されている状態です!
キッチンの窓枠からの雨漏りを止めるために笠木を復旧するご提案になりますが、屋根全体に錆が広がっているので、屋根を葺き替えることになりました。
次に、以前からの雨漏り(天井部分)の原因を調査しました。
天井の雨漏りの原因で一番怪しいのは瓦屋根との取り合い部分です。形状が複雑で、満足に防水できていない状態でした!また、金属屋根の劣化も著しいので、雨漏りしやすい状況下にありました。
ご主人様も、ここに雨漏りの原因の可能性があるとお考えで、
色々と処置されていましたが、ひとつ問題がありました。
屋根から雨水が入るのを防ぐために、瓦の隙間にシーリングを充填されていたのですが、
これがかえって雨水を呼んでいる可能性があるのです!
瓦の下端(黄色い矢印部分)はもともと隙間があり、そこから湿気や雨水が流れ出るようになっています。
その隙間をシーリングで塞いでしまうと、瓦の内側に廻った雨水が溜まってしまい、内部に雨漏りすることがあるのです!
金属屋根の葺き替えの時に、シーリングをカッターで切って隙間をあけることになりました。
シーリングやコーキングの種類と使用方法について
岸和田市N様邸の工事のご提案内容
■ 金属屋根のガルバリウム鋼板への葺き替え(パラペット・笠木含む)
■ 野地板の設置(屋根の下地)
■ 屋根のシーリングの撤去
■ 雨染みがついたキッチンの天井板の張替
以上の内容で、工事を行いました!
まずは応急処置のブルーシートを撤去しました。
応急処置のブルーシートをめくると、パラペットの天端に取り付けていた笠木が端から端まで無い状態でした。
笠木は、パラペットや立ち上がり壁の天端から雨水が浸入するのを防ぐ役割があるので、なくなると雨漏りしてしまいます!
笠木を固定する下地も傷んでいたので、この工事で交換させていただきます。
瓦屋根の下に金属屋根があるので、金属屋根を葺き替えるには軒樋(のきどい・横方向の雨樋)を仮撤去して軒先瓦をめくらないといけません。
瓦を1枚1枚めくって、金属屋根の葺き替えが完了するまできちんと保管しておきます。
瓦をめくった後、既存の板金(屋根材)を撤去しました。
大工が笠木の下地を設置し、屋根には強度のある構造用合板を張りました。
パラペットと屋根面の取り合いは雨樋になっているので、雨水が集中しやすい部分です。
ガルバリウム鋼板を施工する前に、ルーフィングという耐久性のある防水シートを敷いてしっかりと防水しました!
パラペットまでルーフィングを立ち上げて包み込みます。
見落としがちな笠木からの雨漏りについて
屋根全体にルーフィングを敷いて防水します!ルーフィングとは、耐久性のある防水シートで、屋根を葺き替える時にも下葺き材として使用します。
屋根を防水しているのは屋根材ではなく、このルーフィングになります!屋根材が割れてもルーフィングが傷んでいなければ雨漏りすることはありません。
ルーフィング(防水紙)についての記事はこちら
屋根面からパラペットにかけてルーフィングを敷き、防水してからガルバリウム鋼板を葺きました。
ガルバリウム鋼板は、錆に強くて耐久性があり長持ちします。更に、軽くて扱いやすい、
そしてデザイン性もあるので最近では住宅の屋根や外壁の仕上としても使用されています。
屋根は【平板葺き】という工法で葺きました。
平板葺きは下地の瓦棒や釘を使用せずに屋根を葺くことができます。
ガルバリウム鋼板を葺いてから仮撤去していた軒先瓦を復旧しました。
ガルバリウム鋼板などの金属屋根材についての記事はこちら
上記でお伝えしましたが、パラペットと屋根面の取り合いが雨樋になっています。
雨樋には雨水が流れ込んできますので、そこから雨漏りしないように先に樋を取付けて、
その上にガルバリウム鋼板を重ねて葺きました。雨樋の上に重ね代をとって
ガルバリウム鋼板を葺いているので、屋根面に流れてきた雨水が樋の内側に入る心配がありません。
雨の量が多い日は、雨樋に雨水が溜まる可能性があります。
その時に、雨水がオーバーフロウ(溢れること)しないように、ガルバリウム鋼板をパラペットまで立ち上げて取付けました。
続いて笠木を取付けます。
笠木で使用するのもガルバリウム鋼板です。
N様邸の笠木の形状に合わせて事前にガルバリウム鋼板を加工しています。
笠木は上からパラペットの上から被せるので、雨水がパラペットの中に入ることはありません。
笠木の継ぎ目から雨水が入らないように、シーリングを充填して防水してから取付けています。
笠木は長さがあるので、ガルバリウム鋼板を繋ぎ合わせて施工しています。
継ぎ目部分が風に煽られるとめくれ上がる可能性があるので、継ぎ目部分を補強するために上からビス留めしました。
下地が傷んでいると、ビスを打ち込んでも効かないのでしっかりと固定することができません。
今回は下地も交換したので安心ですね!
笠木は天を向いているので、ビス頭から雨水が染み込む可能性があります。
ビス頭から雨水が染み込むと、下地板が腐食する原因になりますので、ビス頭にシーリングを充填して防水しました。
屋根葺き替え・笠木取付完了です!
錆びついて傷んでいた屋根が美しく生まれ変わりました。
ガルバリウム鋼板は錆びに強く、耐候性にも優れているので、長期に渡って使用することができます。
すべての工事が完了してから、仮撤去していた軒樋を復旧し、瓦に充填していたシーリングをカッターで切って隙間を開けました。
工事完了後、何度か雨が降りましたが雨漏りは止まっているとのことです。
雨漏りしていないことを確認してから、室内の工事を行いました。
雨漏りの影響で天井に雨染みができていたので、張り替えることになりました。
雨染みがついた天井板を撤去して、新しい天井板を張りました。
同じデザインの天井板を使用しましたが、思ったよりも新旧の差が出てしまった、ということで天井全体を塗装するお見積書が欲しい、とのご相談もいただきました。
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