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廿日市市 トップライトからの雨漏りの補修工事
【工事のきっかけ】
基本情報
台風により風が強いなか雨が降った際にトップライトの辺りから雨漏りが発生したと、廿日市にお住まいの方よりお問い合わせを頂き現地調査を致しました。現調にお伺いしたところ、お家の屋根の勾配が急であったため、屋根に上がっての確認は危険と判断し、はしごに上って軒先からの目視にての確認となりました。
はしごから目視にて見る限りでは、カラーベストの割れや、以前塗装されたという塗装の不具合、板金の不具合は無いようでした。
ですが雨漏りが起きたことは間違いありませんので、雨漏りの原因の要素になっているトップライト、ドーマー部分からの雨の進入が原因ではないかと思われます。
工事のご提案、お見積りをご提示させていただき、工事をさせて頂くことになりました。
まずは足場を組み立てます。
従来であれば足場を全体に組んで足場強度を保つのですが、今回はトップライト周りの補修工事ですので、トップライト周りの部分的な足場組立を行い、少しでも予算を抑える工事とさせて頂きました。
屋根の勾配が急なため、職人さも足元を滑らさないよう気を付けて作業をしていきます。
屋根に支柱の単管を置き支えとなる足元から組んだ足場に固定します。
屋根保護材アンダーベースを置き、屋根にジャッキをかけ横つなぎの単管を組み足元を固めていきながら屋根上に登れるようにし、足場工事が完了です。
現調の時は屋根勾配が急なため屋根に上がっての調査が難しく、軒先のはしごからの調査となりました。
足場を組み立ててから再度確認させて頂く事でご了承を得ており、屋根の上がって再度詳しく調べます。
さすがに勾配が急なため、足元が滑るような感覚があり、十分注意しながら屋根に上がます。
初めにトップライトやその周りを調べていきました。
5年くらい前に屋根の塗装をされている様ですが、少しずつ塗膜の劣化がある様です。
塗膜の劣化があったといってもこれが雨漏りの原因にはなってはいません。
トップライトから落ちてくる雨水が流れてくる部分のカラーベストに汚れや塗膜の変化、コケなどの付着があります。
トップライトのガラスのコーナー部ゴムシーリングに浮きを確認しました。
ここからの原因も考えられるのでペットボトルに水を入れ流して検査をしてみましたが、家の中へ水が浸入することはありませんでした。
次にトップライトまわりの板金を確認しました。
水下部分流れ方向の板金は目視する限りでは異常な箇所は見受けられません。
水上部分水上部分、トップライトの上部分の板金を確認した所、板金のつなぎ目があることを確認しました。
これが今回の雨漏りと関係あるか判断がつきかねない状況ですが、雨漏りは間違いなく起きています。
当初の予定通り、トップライト周辺のカラーベストを取り、トップライトの板金の交替とガラス部分にシーリングを充填する工事を行います。
板金のサイズを測り、この日の作業は終了となりました。
雨漏り補修工事に入ります。
まずはカラーベストを剥がしていきます。
トップライト上部のカラーベストを1枚づつ取り外していき、下部分は平型のバールで1枚ずつ取り外します。上から順番にやっていくことで、防水紙が見えてきました。
防水紙を確認したところ雨の進入の跡が見当たりませんので、カラーベストからの雨漏りではないようです。
トップライト周辺部の板金を取り外し、トップライトを取りつけている木製の立ち上がりを確認すると、雨水が侵入した跡を見つけることができました。
トップライトに樹脂製のカバーが付いていましたので、取り外してみたところ、トップライトのすき間に水が溜まっていたみたいでポタポタと水が落ちてきます。これを見た際に今回の雨漏りの原因として考えられることは、トップライトのガラスを固定しているゴムシーリングが長い年月のあいだ伸縮し、コーナー部分が浮いてきて、雨水が流れる部分にすき間ができています。
そこに溜まってしまった水が本来であれば水抜き穴から流れ出るのですが、ゴミなどが詰まってしまい正常に流れ出なかった雨水が防水紙のすき間より侵入し、雨漏りとして流れてきたと思われます。
カラーベストや板金を剥がすことで原因も分かり、これから補修工事に入っていきます。初めにトップライトの木枠にプチルテープをはり、防水効果を高め、原因だった箇所に雨水が侵入しないよう施工します。
次にトップライト周辺部分の板金施工です。寸法をはかり大きさに合わせ板金をカットします。
トップライト下端より3㎝はめこむように取りつけていきます。
この時、水下の板金の上に左右の板金がかぶさるように取りつけます。
これは雨水は上から下に流れていきますので、逆にかぶせてしまうと雨水が板金の下から入り雨漏りになってしまいます。
最後に水上部分の板金を取りつければあとは水下部の縦と横の板金の重なり部分を折り曲げて板金工事は終了します。
板金の新設部分にシーラーというスポンジに防水性をつけたテープを貼り付け雨水が入らないよう2重の対策をします。この後剥がしたカラーベストを水下側から並べながら、カラーベストの下端を合わせ釘を打って固定していきます。
張り替えなどの場合通常行いませんが、今回は補修工事になりますので、最後の1列と釘で留めることのできない部分にはコーキングを塗り、固定できるように施工していきます。コーキングが固まればカラーベストが落ちることはありません。
カラーベストを水下側から貼って上がり、いよいよ最後のドーマー部分の谷部のカラーベストを取りつけたら、カラーベストの補修工事は終わりです。
次に雨漏りの原因になっているトップライト上部、ガラス部分のゴムシーリングのコーキングの施工をします。コーキングを充填する部分を掃除し、マスキングテープで養生をするため枠部分に貼っていきます。
コーキングをマスキングテープの間に充填していき、その後ヘラでコーキングを滑らかに抑えながら仕上げていきます
養生のマスキングテープをはがして、コーキング施工も終わりです。最後に屋根の掃除を行い補修工事完了しました。
別日に足場も解体し、今回の工事の工程が全て終了です。
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