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尾張旭市にて屋根の棟下の補強の施工を行いました。
尾張旭市 漆喰取り直し 漆喰(シルガード)工事
【工事のきっかけ】
以前施工させて頂いたお家です。
外壁など、かなり状態は悪くなっていましたが、お家の人も高齢であり、長く住まないとの事でした。
最優先でやるべき工事で、金銭的にも無理の無い提案をしたところ、身内の方からも同意をいただけたので施工しました。
基本情報
- 施工内容:漆喰取り直し 漆喰(シルガード)工事
- 施工期間:2日
今回は尾張旭市の棟下補修の施工の事例を紹介します。
こちらのお宅は以前当社で施工させていただきました。
今回定期点検にお伺いさせて頂いたところ、漆喰の劣化がかなり酷く、すでに落ちかけている状態でした。
ご主人様は漆喰だけではなく、色々な箇所が気になっていたようでしたが、ご高齢のため直す費用の余裕が無いようでした。
今回の施工前の写真になります。
和瓦と比べてややカーブの強いこの瓦はS型瓦という洋瓦の一種です。
そのデザインから、洋風のお宅にとても合う瓦です。和瓦ではよくみられる棟に何段か積んである「のし瓦」もありません。
写真を見ると棟瓦の下に見える漆喰がボロボロになっているのが分かると思います。
実際、漆喰のかけらが雨樋や、その下のべランダまで落ちていました。
棟瓦を外した写真です。
大きくひびが入り、いつ漆喰が落ちてしまってもおかしくない状態です。
漆喰の工事は、既存の漆喰を一度全部外し、塗り直さないといけません。
この上から漆喰を塗ってしまっているお家をよく見ますが、既存のひび割れと共に新しく塗った漆喰も割れてしまいます。
既存の漆喰を外しました。
今回はこの上からシルガードという防水性の高い漆喰を入れていきます。
シルガードを塗りました。
シルガードは葺き土(屋根の瓦の下に入っている土の事)の変わりにも使われるので、葺き土を入れる必要はありません。
上から棟瓦を被せ直し、瓦を固定したら完工になります。
これで漆喰が落ちたりすることも無くなり、お客様にも感謝されました。
今回の施工のように、瓦の形状等によっても材料等変わる事があります。
屋根の点検や施工をしてもらう際には僕達「街の屋根やさん」でもいいですが、いつもお世話になっているプロの屋根屋さんにチェックしてもらうようにしましょう。
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