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つくばみらい市の大屋根の葺き替え工事が、終了いたしました。
つくばみらい市 屋根葺き替え 世六瓦の葺き替え工事
【工事のきっかけ】
小さな羽をもっている虫が出てきたため、葺き替えを考えたと言う事です。
基本情報
- 施工内容:屋根葺き替え 世六瓦の葺き替え工事
- 施工期間:5日間
- 築年数:47年
今迄47年間使用していた青緑瓦を新しく葺き替えます。
瓦の大きさが10ミリ位違いますので、瓦を瓦専用のトンカチで割るよりも全部交換した方が割安になると言うので、全ての瓦を新しく葺き替える事に致しました。
古い青緑瓦を全部撤去した場面です。
約トラック1台半の瓦を取り除きました。
この後、この古くなった【木】瓦桟を止めています釘を抜き取って撤去いたします。
それから屋根上を清掃しまして、ルーフィングを重ね張りいたします。
新しく敷き詰めましたルーフィングの上に瓦桟を釘止めした場面の様子です。青色をして居る木材が瓦桟と呼ばれているものです。
この瓦桟に小さな穴が開いて居りますがお判りに成れますでしょうか?
この穴は、瓦の下に侵入した雨水を軒先まで先導する穴に成って居ります。
亦、棟の中央部分に有ります金具(棟金具)は、今回使用いたします7寸丸瓦を乗せる金具です。
この軒先に有りますのは、木部の事を鼻残と言いますし、プラスチックで出来ている部分の事を面戸と言います。
面戸は雀や小鳥等が入り込まないようにする役目をさせて居ります。
鼻残は、この部分に饅頭瓦を銅釘で設置する場所です。
今から、新しい青緑瓦を葺き始める場面です。その為に瓦を何枚かづつ重ねて屋根上に置いて居ります。
ケラバ瓦を先ず最初に銅線と銅釘でセットし、次に饅頭瓦を横一列に銅釘で止めながら葺き定期まして順序良く桟瓦雪止め瓦桟瓦と棟に向かって葺いて行きます。
今回採用して頂きました7寸瓦を吹き上げた様子です。
拡大しなければ分かりずらいと思いましたので拡大して撮影致しました。
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