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大阪市淀川区。3階建切妻カラーベスト屋根の部分捲れ。台風21号の強風被害。
更新日:2021年5月25日
大阪市淀川区で現場調査に伺いました。
現場調査の内容は昨年の9月4日の台風21号によりカラーベスト(スレート)が
部分的に捲れてしまったという内容でした。
建物は3階建てということで、一般的なハシゴでは屋根まで届かず
今回は3階バルコニーから脚立を立てて屋根の上に上がることにしました。
お問合せを頂いたお客様のバルコニーにはテラス屋根がありお隣の家のバルコニーから脚立を架け
屋根に上らせて頂くことになりました。
3階バルコニーということで出幅も短く、脚立がほぼ直角に立っておりかなり危険な
状態で屋根にあがることになりました。
本来なら調査用に足場を架けて上るという判断にもなりそうな現場でしたが、
屋根が捲れているということで住まれてるご家族の方が心配されていることもあり、
なんとか上ることが出来ないかと考え、ご主人様に脚立をしっかり持って頂き、
そこで私自身が上るという調査方法になりました。
本来なら我々スタッフが最低2人でお伺いし調査にいくのですが、あいにく調査は
私1人ということでしたので、ここはご主人様にしっかり脚立を持って頂く
という選択を選び屋根に上るという少し異例ではありますが、そうさせて頂きました。
建物左はお隣様。ここから脚立と立てて屋根に。
出幅がなく脚立はほぼ直角です。
屋根に上がりました。屋根材はカラーベストというスレートセメント屋根材です。
台風によりカラーベストの一部が捲れているのが確認できました。
捲れてしまった原因として、屋根材の経年劣化により重なる
カラーベストに隙間が出来て強風が吹き込みカラーベストに負荷がかかり割れて飛散してしまったようです。
本来であれば、屋根材の下に防水シートがありますので、雨漏りの可能性は少ないのですが、防水シートが破れてしまっているのが確認できました。
これは雨漏りに繋がる可能性があります。
カラーベストが捲れたままではさすがにまずいので、片面が粘着式になっている片面粘着ルーフィング(日新工業)で養生させて頂きました。
今回の現場調査ではカラーベストが部分的に捲れたということで、カラベストの部分差替え工事が可能ではありましたが、
ご家族の方が今後も他の場所が捲れてしまうと怖いということで、屋根カバー工事(立平葺き)を提案させて頂きました。
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