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仙台市若林区でコロニアル屋根へのカバー工事が始まりました
更新日:2021年5月26日
仙台市若林のカバー工法屋根葺き現場のご紹介です。こちらのお宅様は築年数が約30年のカラーベスト屋根のお客様です。今まで塗装などのメンテナンスはされていませんでした。お問い合わせのキッカケはご近所で屋根工事をされた方が居て、その際に工事をしていた屋根業者から『そろそろ屋根のメンテナンスが必要ですよ』と教えてもらいネットで検索して弊社・街の屋根やさん仙台店へお問い合わせ頂いたという経緯です。今回は屋根葺きまでの防水紙・段取りをご紹介します。
施工前の屋根の状態です。ところどころクラック(ひび割れ)や欠けて取れてしまっている部分が有ります。まずはこちらをある程度の補修をしてから屋根工事に取り掛かります。
防水紙を粘着性の物を使用しますので細かいヒビ割れ等の補修は行いませんが大きい箇所に関しては直します。これは、カバー工法を行う際・欠けたカラーベスト屋根材が滑り落ち、その上に施工する板金屋根材に凸凹したひずみが入らないようにする為に行います。
板金役物(ばんきんやくもの)を取り付けていきます。こちらの部材は唐草(からくさ)という板金材で先端がコの字に加工されており、既存のカラーベスト材に引っ掛けるように取り付けます。カバー工法専用の加工になっている商品です。既製品(きせいひん)で長さが約1.8メートルになっていますのでジョイント部分に防水の為のシーリング剤を入れてから重ね、繋いでいきます。コの字加工の上部にさらに返しが付いており、そこへ板金屋根材 本体を引っ掛けて施工していきます。
軒先(のきさき)側に先ほどの唐草を取付けたら防水紙(ルーフィング)を施工していきます。カバー工法の場合、弊社ではゴムアス以上の防水性能が高い防水紙を使用する事がほとんどです。今回は片面粘着の防水紙を使用します。ゴムアスとは『改質ゴムアスファルトルーフィング』という商品でその名の通りアスファルトルーフィングにゴムの繊維を織り交ぜ、より釘・ビス穴に密着させて防水性を高めた物になります。片面粘着はそのゴムアスの片面・屋根面側に粘着シートを付けたもので既存カラーベスト材に密着するため防水性がさらに高まります。
防水紙が全面取付けが終わったら次の板金役物を取り付けていきます。これは『谷板金』という部材で屋根の流れ方向同士がぶつかった所に取付けます。折り紙の谷折りにした状態と似ている屋根の箇所になり、最も雨水が集中する場所・最も雨漏りの起きやすい場所になります。取り付けたら谷板金の両側に片面粘着性の防水テープを貼りつけます。
谷板金を取り付けた上にケラバ板金を加工し取り付けます。今回は谷板金同士・ケラバ板金が絡んでくる場所になりますのでしっかりと寸法取りをし丁寧に加工・取り付けをします。
初日はここまで段取りし荷揚げまでで終了です。ここまでの段取りが終われば翌日からはカバー工法の板金屋根本体を施工していきます。また現場の進捗状況を写真を踏まえながらご紹介していきます。最後までお読みいただきありがとうございました。
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カバー工法の詳しい説明をこちらにまとめて有りますのでご参考になればと思います。
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E-Mail machiyane@t-roof.com
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