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周南市で劣化したニチハ「パミール」屋根の現地調査へ伺いました。

更新日:2019年4月15日

パミール

周南市で劣化したニチハ「パミール」屋根の現地調査へ伺いしてきました。

ニチハの屋根材「パミール」は1996年~2008年に製造、販売された商品です。
2008年に販売終了しまして、その頃パミール屋根を使用されて建てた方でも約10年経過してます。
パミールは7年程度で表面が剥がれはじめ、10年過ぎからボロボロに崩れだしてしまうことが多数報告されています。

パミール劣化

パミールは劣化が進むと層状間に水分を含むために、加速的に劣化(ミルフィーユ構造)が進行していきます。

また表面塗装が弱いために紫外線劣化が早いです。
さらに、裏面塗装も他のカーラベストに比べ、出荷時から乏しいので、パミールの重なり部分から水分を吸いやすいです。
屋根の方角(日射、放射冷却の影響)によって剥がれ具合は異なり、基材自体がなくなるほど、剥がれが進行する箇所もあります。
また指で触るとかさぶたのようにポロポロめくれたりもします。


パミール汚れ

化粧スレート屋根(カラーベスト)の10年目のメンテナンス方法としては、再塗装が主流ですが、パミール屋根は経年劣化の状況によりますと再塗装できません。

再塗装の品質状況としましては、屋根材表面との密着性が重要です。
そのためにパミール屋根の表面を高圧洗浄できれいにする必要があります。
しかしパミール屋根は、指で触ってもポロポロ剥がれてしまう強度しかないため、高圧洗浄すると崩壊してしまうので、洗浄ができません。
洗浄しなくて再塗装をしても、数年で塗装が剥がれてしまうでしょう。

パミール汚れ

パミール屋根のメンテナンス方法としましては、屋根葺き替え工事が一番お勧めです。

劣化の進行してない状態ならカバー工法も可能ですが、パミール屋根にルーフィング(防水シート)を重ねて、その上に新しい屋根材を葺くのですが、劣化したパミール屋根は水分を含んでますので、乾燥せずに水分が残ったままになる恐れがあります。
そのため、カバー工法よりは費用は掛かりますが、新しい屋根材に葺き替えるのが一番安全なメンテナンス方法といえるでしょう。
ニチハ「パミール」についてもっと詳しく知りたい方はこちらもご覧ください。

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