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大崎市│台風19号で雨樋が飛ばされたお宅の雨樋交換工事
更新日:2021年5月28日
大崎市にて雨樋の交換工事を行いました。
こちらのお宅では、去年の台風19号の暴風により雨樋が落下したり折れ曲がる被害に遭いました。
先日調査を行い、全体的な損壊の状態や固定金具の錆びの具合等から判断し、雨樋全体の交換をご提案いたしました。
調査の様子はこちら→
大崎市│台風19号による被害で雨樋が落下したお宅の調査お客様のご希望どおり、保険会社からの審査も無事通り、今回の工事となりました。
劣化してしまった既存の雨樋を解体していきます。まずは軒樋(のきどい)から始めます。
軒樋(のきどい):屋根の軒先に設置された雨樋のこと。この画像の黄色で印をつけた部分。
屋根や壁を傷つけないように丁寧に軒樋を外します。こちらは1階の屋根ですが、同じように2階の屋根も解体します。
軒樋の解体が終わり、軒樋を固定する受け金具だけが残った状態です。今度はこの軒樋の受け金具を解体します。
バール(釘抜き)を上手く使って破風板金に傷をつけないように慎重に軒樋受け金具を解体していきます。
軒樋受け金具の解体が完了しました。
同じように竪樋(たてどい)等の他の部材も解体していきます。
※竪樋(たてどい、縦樋と記載する場合もある):軒樋の集水器に集まった雨水を地面の排水口へ送る筒状の部材。
既存の雨樋部材の解体が全て終わりました。いよいよ新しい雨樋を取り付けます。
最初に軒樋からです。
まずは雨水が落し口へスムーズに流れるように雨樋の勾配を決め、墨出し(チョークラインを引くこと)を行います。このラインに沿って、軒樋支持金具をステンレス釘とビスを使って取り付けていきます。
軒樋支持金具のピッチ(金具と金具の間隔)を455mmずつ均一にとっていきます。ピッチは雨樋の種類やその地区の積雪状況によって変わりますので、雨樋メーカーの施工マニュアルに従って施工します。
軒樋支持金具の取り付けが終わりました。ここに軒樋を取り付けることになりますが、軒樋を流れる雨水が集水器の方向に流れるように勾配をつけています。
集水器:軒樋で受けた雨水を集める器。ここから竪樋に水を送り込む。
軒樋支持金具に軒樋を取り付けました。新しい雨樋として使用したのは
セキスイRV105です。こちらは取り付け方向によって、丸・角型双方に使えるリバーシブルタイプの製品です。
お客様のご希望により、今回は角型を見せるよう施工しています。
こちらは軒樋を取り付けたところを下から見たところです。こちらから見るとはっきりと角型の形状が分かりますね。
角型タイプの軒樋はすっきりとした見栄えから最近人気のある製品ですが、RV105専用の支持金具は内吊り式で軒樋内部に納まるため、直線ラインがよりはっきりとした仕上がりになります。
次は集水器(丸印の部分)に繋がる竪樋を取り付けます。
竪樋の支持金具を取り付けます。その際は、後で取り付ける竪樋の雨水が確実に垂直に排水口へ流れるように、下げ振り(おもりを付けた糸を垂らしたもの)を目安に等間隔にステンレスビスで金具を取り付けます。
取り付けた支持金具に竪樋をはめこみます。ちなみに、竪樋の支持金具は通称「デンデン」と呼ばれています。デンデン太鼓に形状が似ているのでこう呼ばれるそうです。
竪樋を支持金具にはめ込んだら、竪樋が外れないか、しっかり固定できているかどうか、手で確認します。
それぞれの部品の継ぎ目部分は、雨樋専用の接着剤でしっかりと接着します。
雨樋交換工事が完了しました。
これで強風が吹こうが、雪が積もろうが安心ですね。
見た目にも角型の直線ラインがすっきりとして美しい仕上がりです。色も破風板金とマッチして落ち着いた感じになりました。
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