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塩尻市広丘でスレート屋根の上から天然石コーティングの屋根を重ね葺き
更新日:2021年5月27日
塩尻市広丘でセメント系のスレート屋根の上にジンカリウム鋼板天然石コーティング屋根材、ディートレーディング社製のメリッサをかぶせるカバー工法をご消化します。
ジンカリウム鋼板とはアルミニウムと亜鉛さらにシリコンの合金で順番に55:43.4:1.6の割合で配合されています。ガルバリウム鋼板より丈夫な合金と言われています。
スレート屋根は軽量で安価、施工しやすいというメリットがある為シェアの高い屋根材ですが、反面耐久性があまり高くなく、割れやすいや欠けやすいなどのデメリットもあります。また、断面(小口)から塗装が剥がれやすいという欠点も持っています。
このお家も割れ、欠け、塗装の剥がれが見られました。1回目なので塗装でのメンテナンスも可能でしたが、将来的に見て耐久性の高い天然石コーティングメリッサへの重ね葺きをさせていただきました。
こちらが既存屋根です。
まずはルーフィングという防水紙を下から上へ敷き詰めます。
アスファルトルーフィングという防止紙を使用することが多いのですが、弊社ではチャンピオンルーフィングという防水紙を使用します。手で破ろうとしても破れない丈夫なルーフィングです。
ルーフィングを敷き詰めた後、軒先にスターターという板金を取り付けて、メリッサ本体を葺いていきます。
寄棟という四方に下がり棟が下がっている屋根、簡単に言うと三角形と台形が組み合わさった屋根です。斜めの部分が多いので加工が大変です。
煙突とトップライト周りの収まりです。トップクラスに雨漏り危険部位なので、防水処理には気を使います。板金とコーキングで水が入らないように処理します。
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