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松本市波田にて雪の重みによる屋根の損傷修復工事が始まります③
更新日:2021年5月27日
松本市波田にて屋根の修復工事が始まりました。季節は真冬の2月です。この日も時折冷たい風が吹きすさみ、やる気と体力を奪っていきます。屋根工事で一番気を付けなければいけないのは事故やケガはもちろんですが作業中の雨漏りです。作業の時だけ良くてもダメです。夜に降る雨や雪に備え作業をして雨漏りさせるわけにはいきません。さてさて屋根の掃除まで終わったら古くなったフェルトを剥がしていきます。何十年も屋根を守ってきたフェルト。ここでお役御免です。
今回の主な作業はブログでもご紹介していますが雪の重みにより折れ曲がってしまった材木の修復です。古いフェルトを撤去した後はさっそく作業に入ります。まずは野地板と呼ばれる板を取り外します。
折れてしまっている箇所まで野地板を剥いでいきます。
おわかりいただけるでしょうか?垂木が折れているのが確認できます。
これだけの物が折れてしまうとは雪の重み恐るべしです。瓦の重みに加え大雪による重み・・・北面で雪も溶けにくく重みに耐えきれなかったのでしょう。
下屋根の垂木は数本を残し折れてしまっていました。
今回はこの折れてしまった古い垂木の横に新たに垂木を取付け補強していく施工方法で作業を進めます。まずは古い垂木の横に溝を掘っていきます。この作業は当社の大工職人の出番です。
角度と材木の寸法に合わせ加工していきます。これは素人の私にはできません。職人はそれぞれの分野で修業期間を終え一人で作業が出来る事に尊敬致します。私の仕事はというと少しでも作業に集中出来る様に現場のゴミ片付け・・・現場をキレイにする事が自分の仕事だと思っております。これも立派な仕事です!!
狭い所には専用工具を使います。昔の時代はすべてが手作業・・・(>_<) 今の時代で良かったと当社の大工職人も申しておりました。新しい垂木を取り付ける為に1本づつ溝を掘っていきます。
垂木を入れ終わったら屋根へと移ります。新たに構造用針葉樹合板12㎜を敷いていきます。先ほどの入れ替えた垂木にもしっかりとビスで止めていきますと強度が増していきます。もう折れてしまう心配は無いでしょう。
針葉樹合板を屋根の形に合わせて加工して取り付けていきます。垂木へしっかりとビスにて固定していきました。合板の取り付けまで終わると毎回ホッとしてきます。先が見えてきました。あとはルーフィングを敷くだけです。軒先から棟方向へと敷いていきます。今回使用したルーフィングは株式会社チャンピオンのチャンピオンルーフィングです。作業中に破れる事もなく非常に防水性が高い商品です。
壁際はルーフィングをしっかり立ち上げ雨水の侵入を防ぎます。
こんな感じでルーフィングを立ち上げます。立ち上げて所にも防水テープでしっかり養生をします。ここまでやっておけば夜になって雪が降ろうと雨が降ろうと安心です。ぐっすり眠る事が出来ます。
翌日現場に行くと屋根には雪が積もっていました。
朝一番で雪を取り払い工事の準備をします。いよいよ新しい屋根材を葺いて行きます。次回へ続きます。
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