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名古屋市南区|今日は化粧スレート屋根についての説明です。
更新日:2021年5月21日
今回は住宅の屋根で多く使われているスレート屋根についてご説明します。
耐久性はどのくらいか、どのような劣化が起こるのか、一部ご説明致します。
梅雨や台風の季節が近づいています。これから対策などをお考えの方の参考になれば幸いです。
こちらがスレート屋根です。
スレート屋根の耐久性は、メーカーによるはっきりした公表はありませんが、20年ぐらいが一般的だと思います。ただし、立地環境、気象条件などにより、劣化の進行具合は変わります。なので一概に20年とは言えません。
2004年以前のものにはアスベストが含まれており、スレート屋根の強度を高くする為の役割を果たしていました。
2004年10月には人体に悪影響を及ぼしてしまうものとして、その時期以降のスレート屋根にアスベストは含まれておりません。
次にスレート屋根の劣化事例をご紹介します。
こちらの写真では変色しているのが分かりますね。
塗膜が劣化し、防水性が失われる為、水分を吸収しやすくなっています。様々なトラブルの元になるので、早めに塗装するのが良いでしょう。
右の板より、左の方が反っているのが分かると思います。
水分の浸透と乾燥を繰り返して起こります。反りが大きくなってくると雨漏りの原因となります。
反りは塗装では直らないので、早めのメンテナンスをオススメします。
最後は藻や苔の発生です。
こちらは下から見ても明らかに分かります。
スレート瓦に水分が蒸留し、湿気が高くなる為に発生してしまいます。外観が損なわれてしまいますね。
苔でしょうか。かなり大きいですね。
以上のような劣化により野地版が腐食し、雨漏りが発生してしまう可能性があります。
さらにカビが大量に発生すると屋根が傷んでしまいます。
いずれも定期的なメンテナンスが必要です。
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