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名古屋市港区の商業施設横にてスレートと板金が落下した屋根
更新日:2021年5月21日
名古屋市港区にてーー
先日屋根のカバー工事をしていた物件が完工しました。
最初お客様から依頼を頂いて点検にお伺いした際は、某大手商業施設向かいのお家で道路に面する家の屋根だったので屋根に上るだけでもギャラリーが凄かった
です。
西日が当たっているので丁度、お向かいの大型施設の建物が影になっていて見えます。
人通りがかなり多いので屋根に上るだけで人だかりが出来てしまうかも知れません。
正面からハシゴを架けると通行人に万が一の事があってはいけないので無理してベランダ側から架けて登る事にします。
珍しいタイプの屋根です。
この形状は、差し掛け(さしかけ)屋根と言い、
切妻の屋根の棟部分を上下にずらしたような屋根の形状です。
お洒落な屋根ですよね。私は個人的に美しく綺麗な屋根だと思います。
片流れが左右ある様な形で、別名で招き屋根とも言います。
この年代の屋根でスレートの場合は、築10年~14年ぐらいがノンアスベストで薄いタイプを使用している事が多い為、その場合は早めに痛みが現れてしまい割れやすいのです。
そういう意味ではこちらの屋根はまさしく年代的にドンピシャと言えます。
ひび割れがあります。
一部スレートが欠けています。
浮いているところもあります。
いや、浮いていると言うか、反っています。
この時期のスレートは反りやすく割れやすいので、注意が必要です。
やはり西日が当たっているところが反りが顕著に見られますね。
雨樋も強風で外れているみたいなので確認します。
ジョイント(接続)の部分が外れていました。
差し掛け屋根の特徴は、破風です。
破風がむき出しなのでボードを使用している場合は写真の様に表面が劣化してきます。
ちなみに、この部分は足場が架かってから確認したところです。
新築時の塗面が剥離してきているのが分かると思います。
後ろに控えているのが大型ショッピングモールの巨大駐車場になります。
こんな屋根状況なので、これ以上スレートが落ちて歩行者や通行者に当たっては危険だとの懸念をされていたのでカバー工事をご提案し、先日完工致しました。
是非セットでお読み下さいませ。
いつも、当ブログをご覧頂きましてありがとうございます。<(_ _)>
菖蒲田(ショウブダ)
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