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堺市南区にて塗装工事における金属部の錆止め塗装・下塗りを行いました
更新日:2021年9月27日
今回は
金属部に錆止め塗装・下塗りを行った様子をご紹介します。
住宅の塗装工事において、金属部(鉄部
)
には
塗料を塗る前に錆止めを塗っておく必要があります。
こちらの住宅は棟板金・軒先の化粧鋼板・玄関庇・雨戸・戸袋・ベランダ手摺などが金属製であった為、錆止め塗装を行いました。
錆止めを塗る前に、『
ケレン』
と呼ばれる工程を
行います。
塗装面に行う素地調整の事をケレンと呼びます。
ケレンを行わずに塗装をすると
、綺麗に仕上がらないだけでなく、すぐに剥がれる原因にもなり、塗装工事において
必要不可欠な工程です。
錆びがひどい箇所は、剥がれかけた塗膜を除去してから、しっかりとペーパーがけをします。
前回の高圧洗浄で、ある程度の古い塗膜は除去できましたが、最後に手作業でも落としていきます!
ケレンが完了したら、錆止め塗料を塗っていきます。
錆止め塗料
の色は、主に
『赤さび色
』
『黒さび色
』
『白
』『グレー
』
などがよく使用されますが
、仕上がりの色に応じて使い分けていきます。
仕上げ塗料が暗い色の場合→赤さび色か黒さび色
の錆止め塗料
仕上げ塗料が明るい色の場合→白かグレーの錆止め塗料
今回は
仕上がりの色
が”こげ茶色”の為、
赤さび色
の錆止め塗料を使用しました。
ベランダ手すりや雨戸、鉄扉などの付帯部(屋根・外壁以外の住宅パーツ)にも錆止め塗料を塗っていきます。
塗装工事の際にはこういった付帯部も必ず一緒に塗装を行います。
今回使用したエポシキ樹脂系の錆止め塗料は、素地内部に浸透し、弱くなった素地を補強する効果もあります。
錆止めがかなり赤い色でびっくりされるかもしれませんが、上から塗料を重ねると赤色は見えなくなりますのでご安心くださいね。
調査時に劣化が見られた玄関の軒天や、2階の
軒樋はこのタイミングで補修しました。
玄関庇の金属部に錆止め塗装を行った後、軒天ケイカル(ケイ酸カルシウム)板の補修を行います。
隙間が開いていた
軒天ケイカルを剥がすと
、内部の下地材が劣化で変色していました。
軒天ケイカルに
隙間が少し開いていた事で内部に雨水が入り、このように変色したようです。
下地材も交換しておかないと、軒天の固定力も下がってしまう為、下地材も交換して新しい軒天ケイカル板を張りました。
軒天の張り替えが完了しました。
(後の工程で金属部も軒天ケイカル
も上塗りします。
)
下地から交換したことでしっかり骨組みに取り付けられて固定力も上がっています。
『
軒天が少し開いているくらい大丈夫だろう』
と思われる方もいるかもしれません。
しかし、
小動物や虫が入り込んで糞尿被害に繋がったり、
隙間から雨水が入って室内の雨漏りに繋がったりなど、軒天の劣化
は様々な二次被害を引き起こす原因になるのです。
▶
軒天の雨染みと剥がれは見逃し厳禁! 雨漏りや鳥獣被害に繋がります
高圧洗浄の直前に撤去した雨樋
を早く取り付ける為、化粧鋼板は錆止め塗装が完了後
、
他の箇所より先に
中塗り・上塗りを行いました。
Q.なぜ雨樋は早く取り付ける必要がある?
A.雨樋は屋根に降った雨水を受け、適切なルートで排水
させる
役割を担っています。
雨樋がない間に
雨が降ると住宅に悪影響を及ぼす為、雨が降らないうち
に雨樋の
撤去→取り付けまで完了するように作業を進めました。
新しい軒樋を取り付け、住宅の排水システムが正常に機能するようになりました。雨樋が
一時的にない状態になるのは施工上
致し方ない事ですが、
私どもは雨樋の重要性が分かるだけに、雨樋がない間に
雨が降らないか心配でした。(笑
)
幸い、雨樋の取り外しから取り付けまで雨が降る事はなく無事に完了しました。
お住まいにおける
雨樋の重要性はこちらもご参考ください。
▶
雨樋がなかったらどうなるの?
次は金属部以外の
コロニアルや外壁、扉や軒天に
下塗りを行います。
外壁などに下塗りを行う前に、マスカーで養生を行っておきます。
マスカーとは養生テープとマスキングテープが合体した養生資材です。
広い範囲を保護するのに適しています。
ここで行った養生は上塗りが完了するまで使用します。丁寧に養生しておかないと、塗料が
周辺に付着するだけでなく
、仕上がりも美しくなりません。
ローラーを使って
下塗りを行っていきます。
下塗り塗料はほとんどが白色か無色透明である為、
本当に必要なのか疑問を持たれると思います。
しかし、下塗りは塗装工事の仕上がりに直結する非常に重要な工程なのです。
新しく張り替えた軒天ケイカルにも下塗りを行いました。
塗料にはそれぞれ
標準
塗布量・乾燥時間
・使用方法などがメーカー
より定められています。
一つでも誤ると本来の耐用年数まで持たずに数年で塗膜が剥がれてしまう為、正しい使用方法を理解して施工する事が重要です。
▶
屋根塗装・外壁塗装の塗料についての基礎知識
木製の玄関扉には『オイルステイン
』
という浸透性
の木部専用塗料
を何度か塗り重ねました。凹凸部分はローラーでは上手く塗れない為、凹凸部を刷毛塗りした後、ローラーを使用しました。
(※オイルステインは下塗り剤ではありませんが、後の工程で表面に艶出しの塗装を行う為、下塗りと表記しました
。
)
下塗り塗料
はほとんど無色透明
の為、
下塗りが完了した段階では建物に
見違えるほどの変化はまだありません。
(むしろ金属部が赤さび色になって違和感を持たれる
かもしれません
)
しかし、
下塗りは塗装の耐久性や仕上がりに直結する、必要不可欠な工程です。
下塗り塗料を十分に
乾燥させ、次回はついに
中塗り・上塗りの工程です!
次回でとっても綺麗になりますので、ご期待くださいね(^o^)
♪
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