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前橋市大胡町の屋根調査で鬼瓦の漆喰にすき間といぶし瓦のズレが見られました
更新日:2021年5月24日
前橋市大胡町で瓦屋根(いぶし瓦)の劣化調査にお伺いしました。
築30年を過ぎた頃から屋根の状態を気にされていたようです。強風が吹くたびに心配になり、お問合せいただきました。
棟瓦は、のし瓦がたくさん積まれている立派なお家です。早速、屋根に上がって全体的に調査します。
一番上の冠瓦(かんむりかわら)をはじめ、少しずつ瓦のズレが発生しています。
棟の両端にある大きな瓦(鬼瓦:おにがわら)の
漆喰は隙間が出来ています。
冠瓦とのし瓦を取り除いて、下地となる防水シートの状態を確認して積み直しをすることをご提案していきます。
鬼瓦(おにがわら)の漆喰に隙間が出来ています。
棟瓦の両端にある瓦のことですが、その裏側です。 装飾として取り付ける瓦ですが、漆喰に隙間が出来ています。長い間に、免れない地震や強風の影響を受け、瓦がズレて緩み漆喰が剥がれて出来たものです。
このまま漆喰の劣化が進むと、瓦が固定される強度も弱まってしまいます。しっかり密着するように詰め直しをしていきます。
瓦がズレて隙間が出来ています。
積まれた瓦の数箇所に小さな隙間があります。強風や豪雨などの影響で瓦が緩んでズレた結果です。幸いにも瓦のヒビ割れなどはありませんので、瓦自体は現在のものをこのまま使用出来そうです。築30年を過ぎて経年劣化はやむを得ませんが、全体もしくは、部分的な葺き直しをされることをご提案します。
念のためお部屋の中から天井部を拝見させていただきましたが、雨漏りなどで滲みた様子はありませんでした。奥様もホッとひと安心されたようです。後日あらためて、お見積書をお届けしました。
お家に関するお見積りは無料ですので、街の屋根やさん前橋店へお問い合わせ下さい。
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