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神戸市中央区 なんばん漆喰で耐震対策!雨漏りも防ぐ防災棟へ
更新日:2021年8月25日
※2021年8月25日 記事更新
こんにちは!街の屋根やさん神戸店です。
今回は神戸市中央区にてなんばん漆喰を用いた、災害や雨漏りにも強い『防災棟』を施工した様子をお届けしたいと思います。
お問い合わせのきっかけは、瓦屋根から室内への雨漏りと経年劣化した漆喰の破片が落ちてくることでした。
お問い合わせいただいた際、「外観は変えず、頑丈な屋根に修理したい」というご要望でした。
屋根の中でも雨漏りの原因となりやすい棟に耐震対策をおこなう方法とは?
瓦屋根の耐震対策・雨漏り防止策に用いられるなんばん漆喰についても詳しく解説いたします!
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防災棟へと
リフォームする前の
写真です。築40年以上の
瓦屋根で、長方形の熨斗(のし)瓦
が三段積みされ、冠瓦が被せてある棟でした。
屋根の外観を
パッと見たところ、屋根面は平瓦のズレもなく問題
なさそうに見えるかもしれません。
しかし、瓦屋根の中で最も天候の影響を受け、劣化しやすいのは瓦屋根の棟部分です。屋根の棟とは、屋根面どうしが山型に合わさっている屋根の頂点部分をさします。
こちらの屋根の棟を点検してみたところ、三段積みされた熨斗瓦の下の
漆喰の剥がれが全体的に目立っていました。漆喰は
施工後
15年ほどで
経年劣化し、本来の接着力を失ってヒビが入ったりポロポロと欠けてきてしまいます。棟は屋根の頂点に位置し、屋根面どうしの取り合い部分を守ってくれているため、屋根の中でももっとも重要な箇所です。
この部分の漆喰が剥がれると、隙間が出来て雨水の浸入経路となるだけでなく、棟の内部や下地が傷み崩れやすくなり、強風や台風で棟が全体的に崩れてくることもあります。
また、こちらの棟の端にある巴瓦まわりにはツルが生えて巻き付いていました。
屋根上の雑草は、そこに隙間があり雨水の浸入口となっているというサインです。
たかが雑草と思いがちですが、雨漏りの原因にもなりますので、見つけたら早めに対処しておきましょう。
まずは既存の棟瓦の解体からです。
職人の手で1枚ずつ丁寧に解体していきます。
築年数の経っている瓦屋根には、土台として「葺き土」と呼ばれる粘土質の土が入っています。
葺き土は劣化すると粘着力を失い、ボロボロと砂のように流出しやすくなります。
解体時に土埃が舞ってご近所の方にご迷惑が掛からないように丁寧に行い、チリトリなどを使って袋に入れて除去していきます。
瓦の解体後、さっそく防災棟の施工開始です。
棟の下地に防災金具(棟補強金具)を固定していきます。
ビスで屋根の下地面に打ち込み、金具と下地面を強く緊結します。
先ほど打ち込んだ防災金具に、棟の芯材ともよばれる垂木(たるき)をビス止めで固定していきます。
防災棟の瓦を留めるため、寸5の木材を据え付けていくのです。
防災棟の下地には、なんばん漆喰を詰めていきます。
そもそも漆喰とは、石灰石を焼いて水を加えた消石灰に、つなぎとして糊やスサを加えて水で練り上げたものです。
和風建築の屋根や外壁には漆喰が欠かせません。
なんばん漆喰は、従来の漆喰にシリコンや特殊な防水材が加えられたものです。
近年土の代わりに下地材としてメインで使われるようになった材料で、固まるとセメントのように締まり、雨水に対しても土よりも強い材料です。
強度が高く、雨水の吸収率を軽減出来るので経年劣化による欠落・剥離を防ぐことができます。
真ん中に寸5の木材が見えますが、両サイドにギッシリ南蛮が詰められていますのでこの上から防災棟を被せていきます。
仕上げに、冠瓦をさきほど設置した垂木に1枚ずつビスで緊結していきます。
既存の棟のように積まれた土の上にのし瓦が三段積みされたものと比較すると、防災金具・垂木・冠瓦と棟を構成するパーツ全てがビスで緊結されているため、格段に頑丈になっています。
歪みのない綺麗な棟に生まれ変わりました!
防災棟に生まれ変わったことで、震災や台風などの風災による揺れによる瓦のズレ・崩れを防ぐことが出来ますし、耐久性の高いなんばん漆喰を用いたことにより雨漏り対策にもなります!
今回のように漆喰の経年劣化による剥離や、ツルなどの雑草が生えている場合、直ぐに雨漏りが発生するわけではありませんが、確実に雨水の侵入経路となるため、放置すれば雨漏りの原因となります。
早めに対処すれば最小限の工事で済むので、大切なお住まいのために定期的な屋根点検をオススメいたします。
神戸市中央区で屋根や漆喰については「街の屋根やさん神戸店」へご相談ください
神戸市中央区にておこないました防災棟施工が完了いたしました。
瓦屋根は一部の瓦を差し替えたりといった部分補修が出来るため、早めに対処することで最低限の手間と費用で修理出来るのも大きな魅力ですね。
最小限の範囲を工事することで耐震対策と雨漏り対策まで出来たので、お客様にも大変喜んでいただけてとても嬉しかったです。
屋根リフォームといっても、このように劣化した箇所のみを補修する部分補修、新しい屋根を被せる屋根カバー工事、屋根全体を直す葺き替え・葺き直し工事といろいろな方法があります。
この記事を書いた加盟店
電話 0120-989-742
E-Mail info@maxreform.jp
株式会社マックスリフォーム
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兵庫県の加盟店一覧
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株式会社濱屋
〒671-1524
兵庫県姫路市揖保郡太子町東保365-4
電話 0120-989-742
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レゴリスホーム株式会社
〒655-0044
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電話 0120-989-742
E-Mail machiyane@okabousui.co.jp
有限会社岡防水工業
〒674-0074
兵庫県明石市魚住町清水2051−8
屋根カバー工法の初回アンケート
神奈川県のお客様に工事前のアンケートに答えていただきました!
神奈川県 | 屋根カバー工法
- Q2.工事を検討したきっかけは何ですか?どんなことで悩まれていましたか?
- 築30年以上で、屋根は棟板のみの交換だったのでそろそろかな?と考えていた。業者の選定をどうするか?が課題だった。
- Q3.弊社をどのように探しましたか?
- ネットで家の近くの屋根専門業者を探した
- Q4.弊社を知りすぐにお問合せをされましたか?もし悩まれたとしたらどんなことがご不安でしたか?
- すぐ連絡をとった。大丈夫な(信頼出来る)会社か?不安だった。
- Q5.何が決め手となり弊社にお問合せをされましたか?
- ネットで信頼できそうかな?と感じた
- Q6.実際に弊社担当者がお伺いしていかがでしたでしょうか?
- 専門知識があり大丈夫そうだと感じた
屋根カバー工法の工事後アンケート
工事後のアンケートに答えていただきました!
- Q2.当初、工事を依頼する会社にどんなことを期待されていましたか?
- 専門家としての知見/技術が有るか。それを信頼できるか。
- Q3.弊社にご依頼いただく際に他社と比較しました方はどこの会社と比較しましたか?
- 住まいるホーム(株)
- Q4.弊社に工事をご依頼いただいた決め手は何ですか?
- ご担当者が単なる営業でなく、質問に即答されて技術的にも信頼できそうに感じた。費用が予定枠に納まった(納めていただいた)
- Q5.工事が終わってみていかがですか?良かった事・嬉しかったことを忌憚なく頂戴出来ましたら幸いです。
- ほぼ予定通り進めていただき、仕上りも大丈夫そうなので安心している。都度、御担当者から進捗のメールで報告いただけた
- Q6.街の屋根やさんを他の方に紹介するとしたらなんと紹介しますか?
- 技術と工事進捗管理+費用もリーズナブル
屋根葺き替えの工事後アンケート
工事後のアンケートに答えていただきました!
防水工事の初回アンケート
千葉県のお客様に工事前のアンケートに答えていただきました!
千葉県 | 防水工事
- Q2.工事を検討したきっかけは何ですか?どんなことで悩まれていましたか?
- ベランダからの雨漏り
- Q3.弊社をどのように探しましたか?
- ネットで
- Q4.弊社を知りすぐにお問合せをされましたか?もし悩まれたとしたらどんなことがご不安でしたか?
- すぐ電話した
- Q5.何が決め手となり弊社にお問合せをされましたか?
- ホームページに詳しく雨漏り工事の過程が載っていたから
- Q6.実際に弊社担当者がお伺いしていかがでしたでしょうか?
- 説明も明瞭で感じが良かった
街の屋根やさんが施工している様々な屋根工事と屋根リフォームの一覧をご紹介します。
お客様の不安を解消できるように、お問い合わせから工事の完成までの流れをご紹介しています。
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