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神戸市西区で評判の雨漏り修理!瓦屋根修理で雨漏り解消しました
更新日:2022年5月19日
神戸市西区にて棟取り直し工事による雨漏り修理をおこないました
それでは、今回神戸市西区で雨漏り修理をおこなう事になった瓦屋根の被害状況と、棟取り直し工事の工程を解説していきたいと思います!
元は緑色の瓦屋根だったところを、当時の修理業者の方によって
一部灰色の瓦に差し替えられていますね。強風により棟瓦が
剥がれた部分だと思われます。
ただこの差し替えられた部分、
よく見ると既存の瓦との隙間や段差がかなりあります・・。黒い
なんばん漆喰で接着したようですが、パッと見ただけでも雨水の浸入口はかなりありそうです。
屋根面の瓦も一部青い瓦に差し替えられた部分があります。強風で瓦
やその他の飛来物がぶつかって、既存の瓦が割れてしまったところを差し替えてあるようです。
棟には短冊形ののし瓦が積まれています。
ただ横から見るとかなり歪みもあり、瓦同士の隙間がかなり開いてきているのがわかりますね。
瓦屋根の強風被害状況として、まず深刻なのはやはり「棟」です。
屋根の中でも頂上に位置していて天候の影響を受けやすい棟ですが、ここが劣化して雨水の浸入を許すと被害は屋根全体、お住まいの躯体にまで及びます。
瓦屋根全体の修理となると大規模な工事になってしまうため、棟の劣化は早めに適格に修理しておくことが肝心です。
神戸市西区で評判の雨漏り修理 「棟の取り直し工事」
まずは、既存の棟瓦の解体を行います。
目に見えるズレや歪みが発生している部分だけを修理しても、またすぐに不具合が生じるため、棟全体を解体していきます。
棟瓦を
剥がすと、このように下地の葺き土(ふきど)という粘土質の土が見えてきます。
土なので雨水が浸入して濡れたり乾いたりを繰り返すことで、劣化して崩れやすくなり、その上の瓦は正常な位置を保ちづらくなります。
葺き土もすべて除去していきます。
劣化した葺き土は再利用する事はないので袋に入れて撤去していきます。
棟の頂上にあった冠瓦、その下ののし瓦、さらにその下の葺き土を完全に解体・
撤去しました。
神戸市西区×雨漏り修理その②|防災金具(棟補強金具)の取付け
葺き土を撤去した棟の下地面に、防災金具とよばれる補強
金具を取り付けます。
この補強金具と屋根面をしっかり固定することが、後に設置する棟芯材と屋根面をしっかり緊結する下準備となります。
補強金具を固定したら、そこに水糸を張って棟芯を確実に出しておきます。
神戸市西区×雨漏り修理その③|おいあて瓦(半端瓦)の施工
棟部分と屋根面のつなぎ目に設置する瓦を「おいあて瓦
」とよびます。
このおいあて瓦部分は雨漏りの原因となってしまいやすい場所でもあるため、丁寧に設置していきます。
瓦は釘や緊結線でしっかりと屋根下地面に1枚ずつ固定させます。
神戸市西区×雨漏り修理その④|棟芯材(受け木)の取付け
次に、棟に設置する瓦と屋根面を緊結するための芯となる「棟芯材」とよばれる木材を取り付けます。
※受け木ともいいます。
横からビスで棟芯材と最初に設置した防災金具を留めていきます。
棟芯木の取り付けはステンレス製のビスで留めていきます。
次に、棟下地として『なんばん漆喰』を詰めていきます。
昔からの瓦屋根の施工法では、棟下地にはさきほど撤去した葺き土が使用されていましたが、在では、この葺き土を使った工法はほとんど採用されることはありません。
比較的規模の大きい風災や震災が頻発する近年の日本では、土の力だけで留めてある瓦は崩れやすく災害被害が起こりやすいとされています。
そのため、現代ではこのように棟瓦の下に補強金具を取り付け、棟芯材を設置し、さらにそのまわりをなんばん漆喰で固める「防災棟工法」が主流です
なんばん漆喰とは、現代の瓦屋根工法において棟の部分に使う、葺き土の代わりとして使用する漆喰です。
一般的な漆喰は、消石灰に糊(のり)やスサなどが練り込まれたものです。
なんばん漆喰は通常の漆喰に更に特殊なシリコンや防水材が含まれているため、雨水にも強く劣化しにくいのが特徴といわれています。
またなんばん漆喰は、葺き土と漆喰の両方の役割を兼ね備えており、瓦の接着力も強化されるため、最近ではこのなんばん漆喰のみを使用することが多いです。
なんばん漆喰を詰めたら、最後に冠瓦を設置していきます。
先ほどの棟芯材に冠瓦を固定していく作業です。
冠瓦を1枚ずつ、パッキン付きのステンレスビスでしっかりと固定していきます。
既存の棟は短冊型ののし瓦が三段積まれていて、その上に冠瓦が被せてありましたが、新しい棟にあるのは冠瓦のみです。
屋根の役割は、建物を雨や風などの天候の影響から守ることです。
でも、お住まいの屋根材を選択する際のポイントとしては、外観や見栄えももちろん重要ですね。
ひと昔前までは、日本の瓦屋根といえば棟瓦の段数が多ければ多い程、格式が高い家と判断されていました。
棟の段が高いことがステータスだったのです。
しかし近年は、そういったステータスよりも実用性や災害対策などの安全性が重要視されています。
屋根が重いとその分建物の重心が高くなり、震災や風災の際には大きく揺れることになります。
対して、軽量化した軽い屋根の場合は重心が低くなるため、災害時の揺れが小さくすむのです。
見た目や格式よりも実用性や安全性を優先させることで、徐々に日本の瓦屋根の棟瓦の段数は減少しつつあります。
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冠瓦をすべて設置し、棟の取り直し工事完了です!
きれいな真っ直ぐとした棟になり、安全で丈夫な瓦屋根に復活しました。
真っ白ななんばん漆喰が均等に詰められており、雨漏りの心配もなくなりました!
出来上がった棟を見た施主様の笑顔が、何より嬉しかったです!
神戸市西区で評判の雨漏り修理なら「街の屋根やさん神戸店」へ
雨漏りの原因はお住まいによってさまざまで、今回のように屋根が原因とも限りません。
屋根のほかにも外壁やベランダ、サッシなど様々な要因が合わさって発生しているケースもあります。
そのため、間違った雨漏り診断やそれにともなうメンテナンス・雨漏り修理は屋根の寿命を縮めるばかりか、お住まい自体の寿命を縮める場合も珍しくありません。
だからこそ、事前の雨漏り調査や屋根点検は、プロの目で丁寧にチェックし、確実に雨漏りの原因を突き止めて適正に修理しておく必要があります。
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神奈川県 | 屋根カバー工法
- Q2.工事を検討したきっかけは何ですか?どんなことで悩まれていましたか?
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屋根カバー工法の工事後アンケート
工事後のアンケートに答えていただきました!
- Q2.当初、工事を依頼する会社にどんなことを期待されていましたか?
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- ほぼ予定通り進めていただき、仕上りも大丈夫そうなので安心している。都度、御担当者から進捗のメールで報告いただけた
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屋根葺き替えの工事後アンケート
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千葉県 | 防水工事
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- Q3.弊社をどのように探しましたか?
- ネットで
- Q4.弊社を知りすぐにお問合せをされましたか?もし悩まれたとしたらどんなことがご不安でしたか?
- すぐ電話した
- Q5.何が決め手となり弊社にお問合せをされましたか?
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- Q6.実際に弊社担当者がお伺いしていかがでしたでしょうか?
- 説明も明瞭で感じが良かった
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