更新日：2017年08月18日

横浜市泉区で屋根塗装のご依頼を承りました。スレート屋根の場合、スレート屋根材の部分と棟や谷の板金部分で素材が違います。

スレート塗装の注意点と板金補修についてご紹介いたします。

まず、スレート屋根材は経年劣化に伴い、苔やカビの付着が見られます。高圧洗浄を行い下塗り・中塗り・上塗りと行う事でメンテナンスが可能です。

ちなみに白く見えているのは屋根の素地です。劣化が酷い場合は塗装ではなく、屋根カバーや葺き替え工事にシフトする必要もあります。

板金部分は鉄の為、表面塗膜が劣化すると錆が発生します。このまま塗装を行っても錆が浮き出る可能性がありますので、塗装メンテナンスの際にはペーパー掛けを行い錆止め塗料を塗り、錆の発生と拡大を抑えていきます。

錆が酷く穴あき等を起こしている場合には、塗装補修では不可能です。棟板金を新たな物に交換していく必要があります。

交換をした際にも錆予防の為、錆止め塗装をお勧め致します。新品の板金は尚更表面がつるつるとしていますので、必ずペーパーで目粗しを行ってから錆止めを塗ります。

下塗り後、スレートにはタスペーサーを設置してからようやく屋根塗装を施工しているのです。

屋根塗装完了後です。塗装はどのように施工をしても一旦は綺麗に仕上がります。しかし、長期的に綺麗を維持するためには、素材にあったメンテナンスが重要です。

屋根の塗装について不安に感じている事、塗料や工程等の気になる点等ありましたら、お気軽に街の屋根やさんへご相談ください。