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粘土瓦のどこに修理が必要なの?役物名称をご紹介します。
更新日:2016年1月10日
私は現在木更津市に住んでいるのですが、昔からの農家さんがたくさん住んでいる街だと感じる機会が非常に多いです。
少し市街を外れると地平線まで広がる田園風景が、なんとも情緒的です。瓦屋根の大きな家や古民家などが立ち並んでいる風景を見ると私にとっては慣れ親しんだいつもの風景ですが、都市部にお住まいの方なら故郷を思い出すような光景ではないでしょうか?
さて、本日はそんな田園風景が広がる景色に自然と馴染む瓦屋根について少し詳しくご紹介したいと思います。瓦屋根にもたくさんの種類がありますが、本日はその中から粘土瓦についてご紹介したいと思います。
粘土瓦とは、主に釉薬釉、いぶし瓦、無釉瓦の3つに大別されています。形状はJ型、S型、F型の3種類で和洋どちらのデザインにも対応した屋根材ではありますが、個人的な感覚として日本的な和風建築に多く採用されていると思います。
耐久性は半永久的と言われいますが、瓦桟木、下葺、釘、漆喰などは定期的な点検とメンテナンスが必要であり、また瓦屋根の重量が重いため耐震性が気になるという点から軽い金属屋根などに葺き替えを行うお客様が増えています。
続いて、役物の名称をご紹介します。瓦屋根がずれてしまっていたり落ちてしまった場合、業者にお住まいの状態を説明する際や、業者からの説明でも瓦のどの部分の事を言っているのかわからない!なんてことは実はよくあることです。
ぜひ、ご活用いただければ幸いです。まずは、瓦屋根の頂点にある部分を冠瓦と呼びます。その下を支えるように吹かれているのがのし瓦です。冠瓦の横部にある瓦を鬼瓦と呼びます。平部に葺かれている瓦を桟瓦と呼び、桟瓦の下部にある軒に近い瓦を軒瓦と呼びます。
和風建築における瓦屋根は日本的なイメージで、どこか懐かしい雰囲気がありますね。しかし、地震や災害などの影響を受けやすくトラブルの多い屋根材でもあります。特に築年数が経過している屋根は定期的な点検とメンテナンスが必要となってくるでしょう。
当店では瓦屋根の補修、葺き替えなども行っております。ご相談は0120-989-742までお気軽にご相談ください。
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