ホーム > 屋根工事や外壁塗装に必要な足場をかけるには資格が必要です
屋根工事や外壁塗装に必要な足場をかけるには資格が必要です
更新日:2016年9月25日
今年の9月は本当に晴れ間が少なくて気が滅入ってしまいますね。洗濯物も乾かず、つい先日コインランドリーへ行ったら大盛況でした。
10台ほど設置されている乾燥機がすべて埋まってしまっていました。20分待ちの状態で、どこの家庭でもこの天候に困ってしまっているのだなと改めて思います。
屋根工事や塗装工事にも天候は大きく影響します。
雨が降っている際には、高圧洗浄などは工事を進めることが出来ても塗装などは出来ません。同様に屋根工事の際でも雨の影響を受けます。
この雨で、お客様には工事の遅れなどが発生しご迷惑をおかけしてるかもしれません。大変申し訳ありません。
本日は屋根塗装をDIYで行おうと考えているのだけど、足場は自分でかけられるものなのか?とお問い合わせをいただきました。
パイプを組み合わせて、作っていく足場は一見すると組み立てるのは簡単に見えてしまうものですが実際に組み立てていく工程を見ると、とても素人が真似できる作業ではありません。
また、足場をかけるにも実は資格が必要なのです。
労働安全衛生法 第14条にはつり足場(ゴンドラつり足場を除く)、張出し足場又は高さが5メートル以上の構造の足場の組立て、解体又は変更の作業」を行う場合は、
事業主は足場の組立て等作業主任者技能講習を修了した者のうちから作業主任者を選任し、その者に当該作業に従事する労働者の指揮を行わせなければならない。
とあります。つまり、足場を設置するためには「足場の組立て等作業主任者」という資格が必要なのです。
「足場の組立て等作業主任者」の資格を取得するためには各自治体で講習を13時間受けたのちに、修了試験が実施されます。
こちらの受講資格も足場の組み立て、解体の作業に3年以上従事した経験を要する者か、大学、高等学校等において、土木、建築又は造船に関する学科を専攻して卒業した者で、その後2年以上足場の組立て、解体又は変更の作業に従事した経験を有する者。
と限られています。
足場をかける作業、解体する作業というのはそれだけ危険が伴うため専門知識を持った有資格者が監督しなければならないのです。
塗装などのDIYをお考えの際でも、足場は専門業者におまかせした方がよさそうですね。
近年のDIYブームも高まって、お住まいのメンテナンスをご自身で行うお客様も増えてきました。
しかし、DIYで出来ること、できない事をしっかりと見極め無理のない範囲でお住まいのメンテナンスを心掛けてください。思わぬ大事故に発展してしまうのが高所での作業になります。
くれぐれもお気をつけください。
当店では屋根工事・塗装工事のご相談も多く承っております。お気軽に0120-989-936までご相談ください。
この記事と共通の工事内容の「新人のリフォーム学ブログ」
2018/02/16 屋根の基本、耐久性とメンテナンスの方法をご紹介
お家の屋根がスレート屋根という方、スレート屋根ってどのくらいメンテナンスをしなくても良いのだろうかと疑問に思ったことはないでしょうか。
外壁は約10年ごとに塗り替えのメンテナンスを行いますが、屋根も同様なのでしょうか?
屋根の状況はご自
...続きを読む
街の屋根やさんが施工している様々な屋根工事と屋根リフォームの一覧をご紹介します。
お客様の不安を解消できるように、お問い合わせから工事の完成までの流れをご紹介しています。
街の屋根やさんが施工している様々な屋根工事と屋根リフォームの一覧をご紹介します。
お客様から寄せられた屋根に関する疑問を、当店スタッフが親身に回答しています。
弊社で行った施工事例をご紹介しています。詳細な説明と写真でわかりやすくお伝えします。
弊社の会社概要になります。街の屋根やさんとはこんな会社です。